くもりのち雨。傘は持たずにやり過ごす。
久方ぶりのソウルバーは二十周年。
ソウル好きの若者が帰った後で年嵩のカップルが二組。
そのうち一組から彼女の誕生祝いのケーキを御馳走になる。
彼は非常に「いいヤツ」なのだけれどそれはあくまで「男目線」での上のこと。
結構酔った「はず」の彼女は「うれしい」と言いつつこちらと絡もうとする。
とりあえず笑って済ませておく。
彼の思いが彼女に通じることを祈りつつ。
吉行淳之介「麻雀好日」を再読。
昔通っていた大学は坂の上にあって
その「ふもと」におばちゃんが経営する雀荘があった。
お決まり通りに「ふもと」にたむろする時間が増え
やがては店番まで任せられるようになり。
阿佐田哲也の「麻雀放浪記」や麻雀小説も読み「Aクラス麻雀」も押さえて。
雑誌「近代麻雀」などきちんと読んでいたもの。
将棋の「棋譜」同様「牌譜」もあれこれ楽しんで
今から思えば熱中していたのだろう。
その熱は冷めてしまったものの「余韻」はいまだに残っていて
ときどき「人生がギャンブルなの」と照れたりもする。
普段はもっぱら「地道」に暮らしているので
小説や映画の発端のように「何か」が起きることもなく。
相撲で言うならどうにか「八勝七敗」で行ければOK。
それ以外は「ご縁があれば」とあくまで受身のままに。
もし「何か」が呼ぶようなことがあったらいつでも「馳せ参じる」用意だけはある。
「いざ鎌倉」などと「御家人気取り」は相変わらず。
「予定寿命」がひとケタになった今日この頃のこと。
久方ぶりのソウルバーは二十周年。
ソウル好きの若者が帰った後で年嵩のカップルが二組。
そのうち一組から彼女の誕生祝いのケーキを御馳走になる。
彼は非常に「いいヤツ」なのだけれどそれはあくまで「男目線」での上のこと。
結構酔った「はず」の彼女は「うれしい」と言いつつこちらと絡もうとする。
とりあえず笑って済ませておく。
彼の思いが彼女に通じることを祈りつつ。
吉行淳之介「麻雀好日」を再読。
昔通っていた大学は坂の上にあって
その「ふもと」におばちゃんが経営する雀荘があった。
お決まり通りに「ふもと」にたむろする時間が増え
やがては店番まで任せられるようになり。
阿佐田哲也の「麻雀放浪記」や麻雀小説も読み「Aクラス麻雀」も押さえて。
雑誌「近代麻雀」などきちんと読んでいたもの。
将棋の「棋譜」同様「牌譜」もあれこれ楽しんで
今から思えば熱中していたのだろう。
その熱は冷めてしまったものの「余韻」はいまだに残っていて
ときどき「人生がギャンブルなの」と照れたりもする。
普段はもっぱら「地道」に暮らしているので
小説や映画の発端のように「何か」が起きることもなく。
相撲で言うならどうにか「八勝七敗」で行ければOK。
それ以外は「ご縁があれば」とあくまで受身のままに。
もし「何か」が呼ぶようなことがあったらいつでも「馳せ参じる」用意だけはある。
「いざ鎌倉」などと「御家人気取り」は相変わらず。
「予定寿命」がひとケタになった今日この頃のこと。