かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

すべてははんこのため

2006年09月20日 20時16分40秒 | 一般
実にせこい話である。
今日の診断学実習はいつもとはちがって臨床講堂での講義だった。とりあえず行ってみようと思ったが、あまりおもしろい話ではなかったので持って行ったステップ産科を読むだけだった。3人の先生が入れ替わり講義していったのだが、3人目の先生のはんこをもらえばよかった。始まる前に何人かがはんこをもらっているのを発見するやいなや、そこに紛れて見事にはんこをもらうことに成功した。
なので、話もろくに聞かずにそのまま帰った。
これでいいのだろうか。いいといえばいいのかもしれないが、本当はそうではない気がする。一方で考えている時間はあまりない。いまいち釈然としないのであった。

球威

2006年09月19日 21時46分23秒 | 野球
最近落ちてきているらしい。ボールには変な回転がかかっているとか。道理で伸びないわけである。なぜか知らないがよく空振りしていたみたいだが。
まあもっとも、以前も似たようなことがあった。あのときもうまくボールが投げられず、それでも投げ続けるしかなくて、あるとき突如としてうまく投げられるようになった。というところからすると、違いは些細なものなのかもしれない。結果は雲泥の差だが。なので、私にはひたすら投げ続けるしか道がなさそうである。
フォームを変えてみようとあれこれ考えていたが、それも原因の一つかもしれない。あいにくそれほど器用ではない、というよりかは体の動かし方がなかなか学習されないので、結局徒にフォームを崩しておしまいというパターンである。
コントロールは少しは戻ってきたような気がするが、変化球となるとまだまだ。おまけに今日は頭痛がして、いまいち集中しきれないところがあった。いまもまだ痛いから、片頭痛の類だろうか。ふと気を抜くとまた痛みがつのるような気がする。今日は早く休めということなのだろうか。

間違い探し

2006年09月18日 20時15分25秒 | 雑談
よくある類のやつでは、2つのイラストがあって、どちらかにある間違いを探せ、というあれです。交互に見比べているとどこかにおかしいものが見つかるでしょう。
もし、こういう問題だったらどうしますか。
「まず、この絵をよく見てください。そのあと、この絵を見ずに次の絵の間違いを探してください。」
これだとかなり難しくなるように思えませんか。ところが、往々にして出くわすのはこっちの方です。正しい姿はどこにもないことが多い。手がかりは頭の中にしかない。過酷な出題だと思われるかもしれませんが、X線写真をみるときなどはまさにそうです。しかも、正解することが求められていて、正解できなければ何らかの悪印象は避けられないでしょう。
唐突に出題されたとき、即座に解ければいいのですが。この問題。

本棚の前でパズル

2006年09月17日 20時45分05秒 | 一般
今日は久々に新宿の本屋に繰り出して、必要になりそうな本をかなり買い込んだ。買い込んだというのはやや事実に反するのだが、まあそういうことにしておく。
配送にするのはいやだったので全部持って帰ったのだが、本というのは重いもので持ち帰るのが大変だった。それらの本を床に置いておくのも何なので、本棚の大改革。というより配置転換だが、机のすぐ横の本棚という花形スポットから遠くの本棚への栄転を余儀なくされた本もあるわけで、いってみればリストラである。
床に並べた大量の新参者たちは一気にその空いた部分に入ることになるので、入団していきなり一軍に入った新人選手のようなものだろうか。
冷蔵庫の中のものをうまいこと並べ替えて、新たにものを押しこむのは昔からよくやっていることなのだが、本棚の場合はいろいろと難しい。慣れないというのもある。まあいろいろあるのだが、しばらく思案した挙げ句何とか納めることに成功した。と思ったのだが、しばらくして、別の本の山があったことに気付いた。目をぱちくり。あれれ?
しばし停止した後、打開策を考えた。とはいっても、新たなリストラ対象を探して移すだけだが。
こうして何とか無事にパズルを解くことができたわけである。

しなりが大事

2006年09月16日 20時20分48秒 | 野球
バットを振るときに1つ思ったことである。トスバッティングの要領であとは大きく振り切ればいいらしいというのがここまで野球をしてきた中でたどりついた答えである。しかし、そうはいってもボールの下を叩いてしまってはしょうがないわけで、まずは打ち上げないように。そう思ってもだめなときはだめなもので、うまくとらえたつもりでもただの内野フライだったり、スッとバットを出したら芯に当たったり。どうも思っている通りに打てていないようだ。当ててから吹っ飛ばすくらいのつもりでいたらいいのだろうか。
さて、しなりが大事なのは投げるときも同じである。ここしばらくのテーマでもあるのだが、うまく腕のしなりを使えないとしょうがないわけである。ここでも思いとは裏腹に、体は言うことを聞かない。学習されてしまった一連の動きがイメージと合わないのはわかるのだが、そこを変えようとしても言うことを聞かない。他人のいうことをなかなか聞かないのは昔から変わらないが、自分の言うことも聞かないとは困った調節機構である。また満足できるように投げたいものである。

チュートリアル

2006年09月15日 21時41分23秒 | 一般
どういうわけか昨夜はなかなか寝られず、6時前に起きたときは半分寝ぼけ眼。その後また寝られればよかったのだが、そういうわけにもいかず、おまけに歯医者の予約が入っていた。そのため、寝るわけにはいかず気を抜くわけにもいかず。
歯医者に行ったとき、横にされるのだがこのときが一番危なかった。眠ってしまいそうになるが、それはまずいので頑張った。
昼から学校に行った。今日は初チュートリアルだったので、さすがに遅刻はまずいだろうと思ったら、まだ1人しか来ていなかった。自己紹介から始まり、なかなか面白そうな先生だったのでまずは一安心。ただ、この先生はやたらと不在の時が多く、金曜日の午後という正規の時間帯にやる日は少なくなりそうである。
なぜか書記にされてしまい、ノートにボールペンで話の内容をどんどん書いていったために手首が疲れた。おまけに寝不足のためにスペック低下が著しい。しかもそれがわかっているだけに一層情けない。
終わりに課題を分担して来週発表することになったのだが、私は「交通外傷と意識障害、予後」というテーマになった。おまけにパワーポイントでスライドを作らなければならないらしい。それは別に苦にならないのだが、その前の段階が大変そうだ。
帰ってからもいろいろとあってまとまった時間はとれず。今日は早めに寝ることにしようか。

雨の時は読書

2006年09月14日 20時10分27秒 | 一般
これに限る。雨が降っていると外に出る気はしない。だから、じっくりと時間をかけて本を読む。しかし、本棚を見てふと考えた。ところが、時間をかけて読めそうな本はあまりない。読み始めるとその先が頭の中に浮かんできて、あとはそれを確かめるだけになってしまうからだ。
そこで、別の本棚に目を向けた。こっちも同じ。
しょうがないので、机のそばの本棚に目を向けた。そこには時間をかけて読むべき本がいくつか並んでいる。そこから本を取って読んだ。もちろんもう試験は終わっている科目ばかりで、これから試験がある科目の本はない。そろそろ調達しなければと思いつつ、手近な本から読んだ。
昼頃に雨があがっていたので、バッティングセンターに行ってきた。人は全然いなくて貸し切り同然。もちろん金は取られるわけだが。思ったように打てずに歯がゆい思いをして帰ってきた。
帰った後はまた本を読んだ。最近先行きにだんだん不安を感じはじめているのだが、やはり自分の不勉強ぶりを改めて気付かされることになった。先を考えるだに恐ろしい。

こんなに入るの!?

2006年09月13日 22時02分32秒 | 一般
今日の診断学実習は泌尿器科である。不覚にもやや遅刻してしまい、気まずい思いをしてしまった。今週は生殖器というくくりで扱われており、一昨日は女性で今日は男性ということになるだろうか。
最初にいろいろとさされつつ尿路系の確認をしたのだが、色々知らないことがあって冷や汗をかいた。さすがに左腎静脈が上腸間膜動脈と腹大動脈にはさまれていることは覚えていたが、ナットクラッカー症候群は頭になかった。内腸骨動脈の枝は解剖の再試験が終わった直後は覚えていたが、今となっては相当忘れている。精巣の発生も完全に忘れていた。いやいや恥ずかしい限りである。
その後着替えて手術室の中を見学。思ったより手術室の数は多かった。そして、実際にいくつかの手術をしていた。ちらっと見ただけだが、なかなか興味深い光景だった。そのあと、前立腺の触診をさせてもらった。自分が患者だったら嫌だろうと思ったので、手早くすませた。そのあと、尿道にカテーテルを入れるのを見たが、麻酔をしているとはいえ、見ているとなんだかむずむずしてきた。かなり衝撃的な眺めだったらしい。
その後は外来の診察室などを見せてもらって、4時過ぎに終了。なかなかやることの多い実習だった。
ところで、今日は涼しくて上着を着てちょうどいいくらいだった。涼しい雨ならまだいいと思うべきか。

びしょ濡れの間の筋トレ

2006年09月12日 22時10分46秒 | 一般
今日は雨が降ったりやんだりでスッキリしない天気だった。結局グラウンドが使えず、久々にトレーニング室へ行くことになったのだが、外は大して雨が降っていなかったので自転車に乗っていった。が、雨は急に強くなり防水性の上着を着ていったため上半身はよかったものの、下半身、特に大腿部はびしょ濡れになってしまった。帰りならともかく、行きにここまでびしょ濡れになるのはさすがに堪えた。
トレーニング室の中には大きな鏡があって、そこで何度も何度も腕を振ってフォームを取り戻そうとした。ちょうどフォームを変えようとしていたこともあって、タイミングが滅茶苦茶になっていたので、今日のように鏡を見ながら修正する機会があったのは幸いであった。頭の中では何度も繰り返し腕を振っていたのだが、実際にやってみるとやはり違う。気のせいかもしれないが、悩みが少し解消できたような気がした。
夏休みの最後に受けた外科の5科目のうち、胸部外科と脳神経外科の結果が出ていた。ともに受かっていてまずは一安心である。
帰りは雨はさらにひどく、帰りつくのに必死であった。濡れネズミになったことはいうまでもない。

上と下で測ってみよう

2006年09月11日 21時01分26秒 | 一般
これは診断学実習の話である。今日は産婦人科にお邪魔してきた。が、またしてもしばらく放置されるハメになった。なんでも担当の先生がいないんだとか。しばらくして担当の先生が申し訳なさそうに姿を現した。ところが、ビデオが故障しているという。なのでビデオは見られず、模型を使っての実習だけになった。
この模型がまた何ともいえない代物で、要するに内診の練習器具なのだが、実物はこんなに固くないんだよね、といわれたもののまあ形はそのものズバリであった。膣鏡を入れる練習をしたり、指を入れてみて子宮口を探り、もう片方の手で腹部を押してみて子宮の位置を調べたり。いたって真面目なのだが、外から見ると不謹慎だが笑ってしまいそうになる。
いわれてみるともっともだが、内診に使う手は利き手ではない方である。従って私の場合は右手に手袋をしてすることになる。感触も実際はこんなではないといわれたので、きっとそうなのだろう。