年の瀬に映画

聞けば北は大荒れになっているというが、当地周辺はここしばらくずっといい天気が続いている。今日は久しぶりに映画を見に行った。最後に映画を見に行ったのはいつのことか思い出せないくらいなので、だいぶ時間が空いてしまったことはまちがいないだろう。「清須会議」は本でもすでに読んでいた話で、本でも面白いと思っていたが、映画になってもなかなか面白かった。映画が終わった後は伊勢丹に行ったら、地下がすごい混雑でそちらのために疲れてしまった。
何のかんので家にいる間もちょこちょことやることがあって、何もしないでいる時間はあまりなかった。
気づいたらもう「行く年来る年」の時間になっている。
この時期に思うのは、年々体感する時間のスピードが速くなっているということで、それはどことなく寂しい感じがする。また濃密な時間を過ごすようになればきっと違うのだろうが。
これで今年も終わり。よいお年をお迎えください。

正月準備

家のドアには注連飾りをつけ、玄関に鏡餅を飾ると何となく正月気分も盛り上がってこようというものである。
今日も引き続き家の中の片付け。冷蔵庫の中の片付けをしていたら、大量の賞味期限切れ食品が出てきた。日頃の忙しさにかまけて、奥に入り込んでしまったがために忘れられてしまったもの達だと思うが、さすがに年単位で忘れ去られたものではどうしようもない。それらを片付けるとだいぶ冷蔵庫の中の見通しが良くなった。ゴミ出しもこまめにやらなくてはいけないが、それができるのもこういうまとまった時間がとれたときだけだろう。

休みの始まり

いよいよ年末年始の休暇になった。今回は特に何かをする予定があるわけでもなく、ただ家にいてゆっくりとするだけのことではあるのだが、それだけでも十分にありがたい。一応オンコールではあるのだが、あまり呼ばれるようなことはなさそうなので心配はいらないだろう。
今日は家の中の掃除とちょっとした買い物程度で終わった。少し寝過ぎたくらいだったのだが、頭は割とはっきりとしている。当直の疲れが抜け切れていなかったのだろうか。

良くなったかどうか

当直が終わった後は、書類仕事をして終業時刻を待つばかりだった。ところが、昼前に超急性期脳梗塞が運ばれてきた。すわt-PAかと思ったが、診察中に症状が急に改善した。MRIでみるとばっちりうつっていておそらくアテローム血栓性脳梗塞なのだが、ご本人は完全に治ったと思って帰ろうとするから始末が悪い。診てみると軽い麻痺が残っていて、こちらからすればいつまた悪くなってもおかしくない。ただ、t-PAは打たずに寝かせておくことになったので、今度は安静を保てるかが最大の問題点である。
午後に外来で打ち上げがあったらしいが、一刻も早く病院から離れたい私は辞去した。
今年はこれで仕事納め。一応明日と明後日は神経内科のオンコールにはなっているが、おそらく登院しなければならないことはそうそうなかろう。

当直納め

今日は記念すべき今年最後の当直。びっくりしたのは脳出血が立て続けに2人来たことだった。後の方はかつて脳梗塞で入院していてリハビリ転院をしていった人だった。そのためまた脳梗塞なのかと思っていたが、CTを撮ってみると被殻出血だった。最近脳出血が目立つような気がする。寒くなってきた頃合いでもあり、そういうことも関係があるのかもしれない。
遅い時間に酩酊が運ばれてきた。呼吸が保たれているのであれば酩酊患者にやることは太い点滴針を指して大量補液と決まっている。なかなか往生際が悪かったが、最終的には2000mL以上補液して目を覚ましたのでお帰りいただいた。
世間では今日が仕事納めで、土曜日が休みであれば明日から9連休といううらやましい話が流れている。当院は土曜日が休みではないのでそうはいかない。

ルンバールが2つ

午後の外来で腰椎穿刺が2件あった。
1つは予定していたもので先週できればやりたかったのだが、どうしても都合があるということだったので今日来てもらった。朝のうちに準備をしてもらっておいたのでだいたい予定通りにできた。
もう1つは多発性硬化症の再燃だと思うのだが、急に調子が悪くなったという話だったので急いで来てもらい、夕方になってしまったので急いで外来で腰椎穿刺だけやってしまった。もちろんそのまま入院なのだが、病棟で準備してもらうとなると時間もかかるのでやむを得ない。時間外でも髄液の検査を受け付けてくれればいいのだが、なかなかそうもいかないらしい。
午後は慌ただしく過ぎていったが、それで仕事は終わった。

不変のクリスマス

昨夜はクリスマスイブで今日はクリスマス。とはいっても世間一般はそんな感じであっても仕事には何も変わりはない。水曜日であること以上の意味合いは何もないのであった。
今日は外勤帰りにやたらと道が混んでいたことが印象的だった。高速道路も一般道も渋滞していた。そのために昼ご飯をあきらめて直接病院に戻ったのだがそれでもいつもより少し遅いくらいの時間になってしまった。いつもはそうでもないのだが、今日に限ってはいったいどうしたのかよくわからない。
戻った後もあまり仕事にならず、早々に帰ってきた。来年はクリスマスツリーを飾ることにしよう。

何もしなくとも良くなる

今日のカンファは一番上がまたしても不在であった。年内最後のカンファではあるものの、あまり目立った症例はなかったというのが実情である。筋生検をした人は何もしないうちにみるみるうちにCKが下がり、炎症細胞もいなかったことからするとやはり横紋筋融解で、少しピークアウトするのに時間がかかっただけだったのかもしれない。

思いきって安心を

起きたら昼前になっていた。疲れが残っていたとしてもさすがに寝過ぎのような気がする。そもそも今夜はきちんと寝られるのだろうか。
今日やるべきことは一つが保険の話で、もう一つが年賀状。正月一日に届いてもらうためにはもうそろそろ投函しておかなくてはいけない。次の週末と言っていると本当にぎりぎりになってしまうので、やるとすればもう今日しかない。
保険の話については、今日ついに医療保険の契約をしてしまった。今後のことも考えて、必要最小限にとどめて保険をつけておくことにしたのだが、これもまた賛否両論ある話で、結局自分のリスクをどう考えるか次第でどうにでもなってしまうものである。話を聞いたり、自分で何冊か本を読んだりして調べてみたが、もちろん一定の正解などあるわけもない。最後には自分で決めるしかない。生命保険や収入保障保険はとりあえず今は置いておく。今後収入がもう少し安定して、どのくらい必要になるのかがうすうすわかってきたところでまた考えることにしたい。
年賀状は帰ってきてから一気に書き上げた。忘れないうちに投函しておこう。まだ手元に何枚も残りがあるので、出していないところから来ても大丈夫だろう。

朝の不運

日付が変わった後は救急外来に呼び出されることはなく朝を迎えた。一応今日と明日は休みなので、すぐに家に帰ればいいのだが、帰ろうとしたら駐車場の機械の故障で自分の車が出せなかった。少し様子を見ていたがあまりすぐに直りそうな様子でもなかったので、電車に乗って帰ってきた。帰りがけに給油しておこうと思ったのだが、それはまた今度にお預け。
帰ってからしばらく寝てしまった。頭はすっきりしたので少し勉強でもすればはかどりそうだ。
夕方に確認したら、もう直ったらしい。あとで車を取りに行けばいいだろう。