電車の博物館

3月の最後の日曜日。今日は向島の東武博物館に行った。
電車の博物館も色々あるが、子どもには初めての電車の博物館になった。開館より少し早めに行ったら入り口には列ができていて（ほぼ全て子ども連れ）、開館を待っていた。
幸い比較的早めに入ることができて、工作もやることができた。とはいっても、作ったのはほとんど私で子どもは色をつけただけである。ペンを持つとやたらめったらにあちこちに書き殴ろうとするので、違うところに書いたりしないようにするのはなかなか大変だった。
もちろん、鉄道模型のジオラマもしっかりと見た。子どもはもちろん喜んだが、私も実はとても面白かった。こういう模型を実際に走らせて展示しているところは久しぶりで、もともとこういうのは好きなので一部童心に返って楽しんでいた向きも否定はできない。

恐竜の実際とデフォルメ

子どもを連れて上野の国立科学博物館に行った。
恐竜展をやっているということで、最近子どもが恐竜に興味を持ってきたので一度行ってみようと思い立ったわけである。開館早々に行ったつもりだったがすでに行列ができていて、人気のほどがうかがえた。幸いそれほど待たされることなく中に入ることができたが、中が薄暗かったのが怖かったと見えて、子どもはあまり楽しめなかったように見えた。デフォルメされた映像を明るいところで見ると大喜びしていたのは微笑ましい一コマだった。
その後日本館の中をうろうろして、石をたたいて音を鳴らすコーナーが一番のお気に入りだったようである。また機会があったら、博物館には連れて行った方がいいだろう。
外に出ると日差しが温かく、昼前だったからか人も多くなっていた。上野の山の散歩も子どもがもう少し大きくなったら楽しくなるだろう。

気づいた間違い

今日は久しぶりにストリッピングをせず、電気泳動からウェスタンブロットまでをやった。手持ちのメンブレンでは思ったようなサンプルの量がアプライされたものがなかったので、しっかりとやっておかなくてはいけない。
ただ、うっかりはやはりつきものでゲルのセットの際に1つミスをしていたことに後で気づいた。おそらくそれほど大したミスではないので結果を左右することはなかったのだが、いずれにせよ思ったような結果は出なかった。抗体を変えてから出てくる結果は、非特異的なバンドばかりでポジコンからはバンドが出てこない。
なかなか思ったようには進まず、結果的には先週頑張って全部のサンプル調製までしなくてもよかったことになってしまった。今度はどの条件を変えてやってみるのがいいのか、悩ましい。

細かい泡の謎

外勤から戻った後で、昨日の写真撮影の続きをやった。さすがに量が多く、1つ1つでいいポイントを探しながら撮るので素早く進めるのはなかなか難しい。昨日の再度の脱水処理でだいぶ細かい泡は除けたようだが、まだ残っているものもある。泡が出ていないところでは観察ができるので何とかなってはいるが、最近急に泡が混ざることが増えてきたのはなぜなのかよくわからない。脱水で最後に使うエタノールに水が混ざって薄くなったせいだろうか？
ようやく写真は撮り終えたが、こちらのタンパク質にはまだ深入りしていないのでしばらく保留に

泡を取り除けるか？

昨日のうちにキシレンにつけ込んでおいたサンプルはきれいにカバーガラスがはがれており、あらためて丁寧に脱パラフィン化処理のアルコール系列を通した後で脱水の系列に戻した。理屈の上ではあの細かい泡が気泡ではなく水泡であったのであれば、これで十分に取り除くことができるはずである。
実際に封入までやり直したところで検鏡してみたところ、だいたいは取り除けているようなのだがまだ残っているものもあった。
とりあえず写真撮影を始めたのだが、外勤に出る時間になってしまいごく一部の撮影しかできなかった。

バンドを追い求めて

朝からストリッピングをして、ウェスタンブロットの開始でまず始まった。今回の目的は新しい抗体で目的のバンドを検出することなのだが、前回は一瞬のぬか喜びに終わったので先行きは依然不透明なままである。
合間に土曜日にキシレンにつけ込んであったサンプルの再度の脱水から封入までをやった。気泡ではなく水泡ではないかという考えはふと思いついたものだが、以前と全く同じ作業をしていて最近までなにも問題はなかったので、ひょっとすると脱水で使うアルコールに問題があるのかもしれない。
夕方にウェスタンブロットの結果が出たのだが、問題の位置に薄らとバンドがあるかも知れないというくらいの結果であった。