思わぬ時間に

また一週間が始まる。今日が外科の13日目である。
今日は手術はないと思って安心していたところ、なぜか手術に途中からはいることになって急遽手洗いして手術に入った。手術は途中で方針が変わったせいもあって予定よりもかなり早くに終わり、そのため立っていた時間は３時間半ほどで済んだ。
そういうハプニングがあったが、その後はほぼ順当に動き、カンファに抄読会に回診に、その後は指示を出したりカルテを書いたりして終わった。
今日は台風が近づいているということで外は大荒れだったらしいが、ずっと病院の中にいれば特に何も問題はなかった。外に出たときはもう雨はやんで天気はだいぶ穏やかになったときだった。
ようやく８月が終わった。外科が終わるにはまず８月が終わらないことには。

思わぬ行列

今日は採血もなかったため少しゆっくり病院に行ったところ、タイミング悪く上が管理当直だったため朝っぱらから回診をしていたらしく、その最後のところを見つけるハメになってしまった。そこはあわてず騒がず、何気なく後に滑り込んで何食わぬ顔して回診に合流した。特におとがめもなく、何事もなかったかのように進んでいったのでまあいいだろう。
その後はカルテを書いて指示出しをして、それで終わりであった。
昨日の夜は電話が大フィーバーだったが、用件はどちらも今日のうちに解決したのでもう問題はないはず。現に今日は今のところ電話はかかってきていない。
今日は選挙の日。今夜は開票速報に釘付けになれればいいが。

待ちに待った日

ようやく土曜日になった。今日は朝の採血が２人あって、その後で回診をして、指示出しをして、カルテを書いて、それで終わりであった。今日はこれだけの一日で、実際にその通りの仕事であった。退院も結構いて、ようやく落ち着いていけそうな雰囲気である。
来週と再来週はあまり手術も入らないだろうし、入院も少なそうな雰囲気だし、９月の下旬の連休があるため、１週間だけまともに平日が続くというだけである。これでだいぶ楽になってくれるといいが。

思わぬ出来事

今日は思った通りヘルニアの手術に入った。といっても、今回は術野の視界の確保だけが仕事であってそれほど大したことではなかった。大したことはないといってもやはり消耗はするようで、だいぶ疲れてしまった。それだけではなく、今週の蓄積された疲労もあって、今日は体も重く頭の回転も鈍かった。
ところが、そんなときに突然病院実習にきた学生の相手をすることになった。聞けば５年生ということで、自分の以前を思い出しつつ相手をした。大学では聞けないようなことをと思って、思いっきり実務的な話をしたり点滴用の針を見せたりしてみたが、果たしてどうだったろうか。
こういう形で学生の相手をするのは救急以来で２回目になるが、やはり何となく緊張はしてしまう。
疲れは重なって、今日は早めにあがることにした。今日は本当に疲れた。

長い長い忍耐

今日は大きな手術の日。肝切除であったが、事情によって当初の予定の内の片方だけ切除して閉腹になった。とはいっても手術時間は８時間に及び昼もなくひたすら立っているというのはなかなか辛いものである。朝からだったが、ICUに患者を搬送して、その後の仕事を始められたのは７時過ぎのことであった。いつもなら午前中からひまを見てやっていた仕事をいきなりこの時間にやるとなかなか捗らない。疲れているから当然か。
今日は何とか乗り越えられた。今週は明日の手術を残すだけ。

疲れを引きずり・・・

思った通り、我がチームの先生方は疲れに沈んでいた。私もそこまでではないにしろ疲れていた。今日は手術はないのだが、士気はがた落ち。やる気もあがらないが、相手がいる以上仕事はやらなくてはいけない。
今日は大したことをあまりやっていないが、カルテを書いたり採血をしたり、ムンテラに出たりで一日は過ぎていった。ただし、効率はかなり落ちていただろうと思う。
今日から２週目になるのだが、今週はまだあと２日残っている。明日は最大の山場である。これさえ乗り切れば金曜日から先は下り坂を進むようなものだろう。
今日は早めに休んでおかなくては。

思わぬ手術

緊急手術というわけではなく、思わぬ展開で手術にはいることになってしまった話である。
どういうわけか、今日手術に入っている別の研修医が長時間の手術で気持ち悪くなるため途中で私が交代というやや理不尽な話になってしまった。しかも昼過ぎに交代という時間的にもややおかしいことになった。手術が終わったのは７時過ぎ。６時間以上立ちっぱなしで、終わった頃には足はぱんぱん。なるべく手術に行く前にカルテ書きを済ませておいたから事なきを得たが、そうでなければカルテはほとんど手つかずで終わってしまったところであった。
明日は手術はないのでとりあえず平和に過ぎるかもしれない。明後日は手術。これは長丁場になることは決まっているのでやはりしんどい。

回診とそのほか

今日は初めての月曜日。採血はずらりと５人ということで、初っぱなからげんなりするような数であった。朝からカンファがあって、その前後に採血をやった。
その後で時間を見つけてカルテを書いた。いわば日記帳のようなものだが、法的にもきちんと決まっているから結構大事な代物である。
午後は手術に入った。途中過換気気味でふらふらになりかけたが何とか持ちこたえて手術終了までこぎ着けた。なかなか大変であった。
その後はチームカンファがあって、回診でおしまい。カルテはそれまでに全部書いておいたので、特に仕事もなかったため、帰ることにした。

落ち着いた週末

今日は日曜日。外科が始まって５日目だが、水曜日スタートというのは週末が近いという点ではいいのかもしれない。
朝は少し遅めにいって、採血をやってその後は上が来るまでカルテを書いたり１人で回診をしたりして過ごした。週末ということもあってか何となく時間がゆっくり流れているような感じがする。
今日も昼頃に仕事は終わり。寮で高校野球を見ながら気付いたら少し眠っていた。病棟から電話がかかってくることもなく、落ち着いたものである。
そろそろ外に出ようか。

初週末

外科が始まって初めての週末。朝はゆっくりかというとそうはいかない。食事前に採血をしてほしいと頼まれ、病棟に行ったのが７時過ぎ。今日は３人の採血があって、８時に集合といわれたので採血をして検査に回した後は温度板を見たりカルテを書いたりして、時間になるのを待った。ところが、８時をすぎてもいっこうに現れる気配がない。
しばらくカルテを書いたりして時間をつぶしていたが、それでも来ないので１人で受け持ち患者を回っていたら、ようやく電話がかかってきた。聞けば３時まで飲んでいたとかで、それではさすがに８時は無理であろう。
その後はというと、回診をして指示をもらって、解散といわれたのが10時半といったところ。カルテを書いて11時半に一応業務終了となった。
もっとも、そのあと何回か電話が病棟からかかってきたが、昼過ぎに病棟に行ったのが最後であとは特に大した問題はなかった。