かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

一時代の証

2006年09月22日 20時12分42秒 | 雑談
昔のことだが、とあるカードゲームにはまりこんでいた時期があった。いまでもそのときのカードは残っており、私に中学生時代から高校生時代の一時期を思い起こさせる品となっている。このゲームはもちろん今でもあるわけだが、新陳代謝が進んだようで、当時とは別物になっているようである。少なくとも見た目は。変化に付いていける財力もなく、私は過去のある時点で止まっている。
学校で遊んでいたのだが、対戦には色々な思い出がある。やることを一切封じられてあっけなく倒されたこともあるし、逆に負け寸前まで追いつめられながらも場のコントロールを握って、逆転したこともある。一発のコンボを決められて撃沈されたこともある。鮮やかに決まって、笑うしかなかったのもいい思い出だし、完全にロックして笑いが止まらなかったこともある。
ルール上問題ないのだが、実に不条理としか思えない瞬間も数多くあり、私もその実現に向けて頭をしぼったものである。その当時のメモ書きを見ると、自分の思考の後がかいま見えて何ともいえないものである。
何となくクローゼットを開けたら、カードの山が出てきてふと思い出してしまった。年を取ったのだろうか。それとも現実から逃れたくなったのだろうか・・・