かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

平穏な暑さ

2013年07月31日 23時54分18秒 | 医者仕事
今日で7月は終わり。
外勤から戻った後は比較的落ち着いており、救急外来からも呼ばれることはなかった。今日は特に何かをするようなこともなく、早めに帰ってきて週末にできなかったゴミ出しをこなした。少し家の中が広くなったような気がした。
それにしても今日は蒸し暑い。気温はたいしたことはなくとも汗がなかなか乾かない。

共同運動

2013年07月30日 23時50分20秒 | 医者仕事
昨日の脳梗塞の人はやはり昨夜のうちに亡くなった。今年は脳梗塞で亡くなる人が去年よりも多いように思える。気のせいだろうか。午前中に脳出血と脳梗塞が1人ずつ入院し、昼前に少し忙しくなった。
今日のカンファは1年目研修医が3人来てくれたおかげでかなり教育的なものになった。部長は夏休みのはずなのだが、なぜか病院に来ていて高次機能検査をやっていた。もちろんカンファにはいなかった。回診で久しぶりに熟練の診察を見ることができた。なかなか見られないのが玉に瑕だが、やはり年期が違う。

重症の脳梗塞

2013年07月29日 23時54分49秒 | 医者仕事
週末の間にかなり重症の脳梗塞患者が入院していた。出血性脳梗塞になっており、当然抗凝固療法はできず、抗浮腫療法はやってはいるものの梗塞巣が大きすぎる。診に行くと意識障害はかなり強く、両側の瞳孔は散大していて対光反射も消失していた。さらに40℃以上にまで体温が上昇していてもはや脳幹にもかなりの影響が及んでいる様子であった。いままで診てきた脳梗塞の中でも最悪に近い経過で、予後はかなり厳しいといわざるを得ない。

大事な面談

2013年07月28日 23時50分47秒 | 一般
今日は大学で大学院の説明会。大学院で所属することになる研究室の紹介だったのだが、すでに行く研究室は決めているので今更という感も否めない。同期全員と会ったのはしばらくぶりのことだった。
説明会の後は教授室で教授と面談。面談といっても大した話はしなかった。今の病院での仕事状況を聞かれ、一応やりたいことを聞かれ、その後は院試の話だった。さすがに院試に失敗するというどんでん返しはありがたいものではないので、少し過去問を診ておかなくてはいけないだろう。
教授面談が終わったのが4時前だったが、その後から飲み会をして終わったのが9時半くらい。だいぶ長い時間飲んでいたが、始まるのが早かったので終わるのも早くてありがたい。

ちょうどいいタイミングで

2013年07月27日 23時46分40秒 | 医者仕事
昼過ぎに帰ろうと思っていたら、たまたまALSの患者さんが亡くなり病理解剖になった。解剖に立ち会うことになり、ちょうどひまだったのでよかったがそうでなかったら機会を逃すところだった。想像通り、脊髄前根がかなり細くなっていた。この方は球麻痺型のALSで何とか歩けるくらいの筋力はあったのだが、呼吸筋はかなり障害を受けていて、そこに軽い肺炎を併発したことが結局命に関わったのであろう。
病院から帰ってから、床屋に行って散髪してきた。だいぶ暑くなってきた折でもあるし、髪を短くしてさっぱりした。

忙しい時間の重なり

2013年07月26日 23時43分41秒 | 医者仕事
今日は久しぶりに応急新患の当番だった。午後の特定の時間帯に外来の対応をするのだが、今日は薬を出すだけの人しか来なかった。ただ、その時間に救急外来に脳梗塞が来てしまったためにその時間帯だけ忙しくなってしまった。
最初に話が来たときにはt-PAもあり得るかと思っていたのだが、来院後に症状がだいぶよくなったために適応外であった。麻痺はあるにはあるが、だいぶ軽いのでたぶん少しリハビリをすれば歩いて帰れることだろう。

空気を感じる散歩

2013年07月25日 23時58分39秒 | 医者仕事
外来は来ない人が何人かいたりした関係で、予定よりも早い時間に幕切れとなった。何となく最近は脳波の説明をする人が増えたように思える。意識が急に飛ぶような人が多くなったのだろうか。本物ももちろんいて、それはそれでとてもいい経験になる。わりと気楽にやらせてもらっているのでそんなことを考える余裕があるともいえる。
大学院の研究室の納涼会とのことで、時間も空いていたので出ることにした。仕事が終わった後で病院を出て、すこしぶらぶらと散歩をしつつ向かうことにした。多少暑いとはいえ、散歩するにはそこまで困るほどの気温ではなかった。和気藹々と楽しい雰囲気の会で、とてもありがたい機会であった。

不毛な時間

2013年07月24日 23時57分30秒 | 医者仕事
今日は外勤の間にコールがなかったらしい。わりとコールは少ない方だが、それでも何も鳴らないという日は珍しい。
さて、今日は内科のスタッフ会議に出た。オーベンをしている以上出なくてはいけないというので半分はしぶしぶだが、興味がなくはなかったので興味が半分くらいだったろうか。結果はかなりの時間が過ぎ去っていったような印象で、もう少し早く話がまとまっても良さそうに思えたが、会議とはそんなものなのかもしれない。

食指の動く点

2013年07月23日 23時54分20秒 | 医者仕事
今日の回診は脳梗塞患者を久しぶりに回った。半側空間無視なのか同名半盲なのかがポイントになった人がいて、どうやら何か琴線に触れるものがあったらしい。
ギラン・バレー症候群の人はとても良くなった。本当に免疫グロブリン大量療法の効果なのか、勝手に良くなったのかはわからないが、いずれにしても良くなっているのならそれでいいだろう。

ポイントの数

2013年07月22日 23時51分00秒 | 医者仕事
多少昨日の結果にエキサイトしていたところがあったようで、今朝は寝不足であった。しかし、仕事には行かざるをえない。今日は幸いあまり大した仕事もなかったので職場でやりかけの論文をまとめることにした。英語で書いているのでチェックするべきことがいくつか増えた。もっとも、直されるところはいろいろとあるのかもしれないが、それでもまあいい。まだ手をつけたものは残っているので、それはそのうちに片付けなくてはいけない。