かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

年度末に

2008年03月31日 20時42分11秒 | 一般
学校の1年は4月1日に始まって3月31日に終わることになっている。したがって、今日が学校の1年では大晦日ということになる。
さて、この学年をふり返ってみると、まずほぼ毎日大学に行くようになった。これは大学に入ってからあまりなかったことで、5年生に進級してからのことになる。
また、勉強にきちんと取り組めるようになった。これもしばらくできなかった。12月まではずっと臨床実習でこれといって試験もなく、班員にも恵まれて充実した実習ができた。この班員だからこそ何としても行かなくてはというということが幾たびもあり、勤勉になったのかもしれない。どのみち休んでもすることはないのだから、ありがたいことだったかもしれない。
年が変わって2ヶ月はクリニカルクラークシップ。前半は肉眼解剖で後半は病理だったのでずっと臨床とは離れたところでの実習だった。基本を見直すつもりだったのだが、なかなかよかった。2度目ともなると手際もよくなるし、見たいものがわかってくるのでだいぶ違う。しかも、病理でも肉眼解剖の知識は多いに役立った。ただ、病期について学び直すという意味では脳腫瘍しかできなかったので、足りなかったかもしれない。自分としては胃癌や大腸癌を顕微鏡でわかるようになったのでそれだけでもかなりの収穫といえるかもしれない。最初に気付いたときはそれまで見えなかったものが見えてくるという経験もした。本当はとうに気付いていなければいけなかったはずなのだが・・・
試験の連続だった4年次にくらべると、試験がなくて試問という発表ばかりだったので5年次は忙しいようで余裕の持てた学年だったように思える。
いよいよ最終学年。学生生活ももうじき終わりである。好きなように過ごしてきたから、あとは締めくくりに向かって動くのみ。もっとも、学校側で何をしてくれるかといえば、国家試験の事務手続きのとりまとめくらいだから勉強は自分でやらなくてはならないが、それもまた楽しかろう。

最近の一日

2008年03月30日 18時00分56秒 | 一般
高校野球も佳境で、今日が最後の4試合日。明日以降は1日に2試合しかないのでずっとテレビにかじりつく必要もなくなってしまう。気がつけば3月もあとわずかで、年度が改まって進級するということになる。春休みももう残りわずか。春休みを後悔なく過ごせたかというと、はっきりと自信はない。しかし、新しいことに色々挑戦できたし、やってみたいこともいくつかできた。勉強も少しながらやっているし、酒に酔うこともある。
勉強はいよいよ必要に迫られてするようになってきそうである。まだまだ知識が足りないのはいうまでもないが、早めに一通りの勉強は終わらせておかないとまずいかもしれない。
春休みの残りを惜しむ反面、はやく日にちが経つことを願っている自分もいて、どっちがいいのかたまに思い悩むのもまた自分。勝手といえば勝手だが、これもまた自分。生まれてこのかたずっとつきあっているが、わからぬところはいまだに尽きようとしないようだ。

春の陽気

2008年03月29日 22時03分42秒 | 一般
今日は久しぶりに買い物に行った。歩いているとあちこちで桜が咲いていた。とともに、人が集結してきているのも見られた。この時期はしかたがないのだが、そのせいであちこちで渋滞ができていた。こちらは歩道をすたすた歩くだけなので、全く問題はないのだが、駐車場の行列を見た後で近くの駐車場に空きがあるのを見ると、少し考えてしまうのである。
日射しがあるとやはり暖かい。来ているものを少し薄くしても問題はなさそうである。三寒四温という言葉があるが、最近は暖かくなったり涼しくなったりでどうも体にはあまりよくなさそうだ。今やや体調を崩しかけているような気がするが、寝るときはしっかりと暖かくしておきたいところである。

桜吹雪

2008年03月28日 20時19分17秒 | 一般
今日はこの時期ならではのいいものを見られた。桜の花びらが風に舞ってさながら吹雪のようであった。ちょうど家の前の神社の桜の木も今が満開で花びらも散り始めたところで、今日風が吹いていたのも相まって、美しき春の情景を見せてくれたわけである。
地面に積もる桜の花びらもこの時期ならでは。ただ、雨が降って濡れると滑りやすくなるので注意が必要である。バラにトゲがあるようなものだ。美しいだけではないというところがまた何ともいいではないか。美しさにも深みが増すというものである。
ところで、また雨が降ってくるらしい。桜の花びらが全てなくなられるときっと困る人が多いはずだ。その心配は取り越し苦労というものだろうか。天が落ちてくるのではないかと心配するよりかはましだろうか。

ラーメン屋

2008年03月27日 18時11分45秒 | 一般
家の近くには少なくとも5軒のラーメン屋がある。ちょっと足を伸ばせばその数は飛躍的に増える。もっとも、一番気に入っていたのは少し前に店終いしてしまった。私はそこまでラーメン党ということでもなく、そんなにグルメということでもないので、よほどまずくなければなんとか満足してしまうたちである。なので、食べ歩いたりは特にしないが、ラーメン自体は好きで食べに行ってそれで満足するという損なのか得なのかよくわからないことになっている。
でも、美味しいものを食べてお腹がふくれたら、それは一つの幸せであろう。そして、味がしたらそれはそれでとてもうれしいものだ。味がしなかったら、とても悲しいことである。たまにはそういうこともある。
あるものをあると感じることがそれだけありがたいか。ともすれば見逃しがちだが、当然と思っていることに感謝することもまた大事なことである。一杯のラーメンにも感謝の気持ちは持つものである。

いい買い物

2008年03月26日 20時35分16秒 | 雑談
これ買ってよかったと思ったことが、これまでに何回もある。いや、何回では済まなかったかもしれない。買ったときにはここまで役に立つとは思わなかったという意外さに驚き喜ぶのだが、いい意味で裏切られたわけである。
思いもよらぬ使い方を見出したとき、そしてそれが思惑通りだったとき、それは何ともいえない喜びである。思惑が的中したときの快感はこたえようもないものであるが、それにも増してうれしいのはそれまでの自分の先入観をうち破ったようなものだからだ。うち破らなければ先入観は気付きにくい。破ってみると表と裏が見えて、楽しいことも悲しいこともある。自分の気付かなかった側面を否応なしに見てしまうから。
さて、最近の大ヒットは先日買ったジャケットとコート。とくにコートはまれに見る大当たりだった。買ってよかったと心底思ったものだ。

きれいな花

2008年03月25日 21時06分06秒 | 雑談
古来、花というと梅の花だったのが時代が下ると桜の花を意味するようになってきた。梅と桜はおなじバラ科サクラ属の植物だからわりと似ているのだが、花の代名詞としての役割が移るあたり、やはり違うものとして映るのだろう。
先日行った京都では梅の花が実にきれいだった。梅と桜を同列に並べるのはどちらにも失礼なことであるが、桜の開花だけはニュースになるのだから、やっぱり桜というのは特別なものなのだろう。とはいえ、きれいに咲く花というものはどれも様々な美しさを持っているものである。それを言葉で説明しろといわれると、このような場であっても難しい。
ただ、目に映る花は美しい。言葉にすればそんなものである。あとはどんな言葉を並べても、どんどん真実から離れていってしまう。本物は言葉にはできない。
この春もまた桜の花がきれいに咲きほこって欲しいものである。私はそれを切に願うものである。

スケジュール決まる

2008年03月24日 21時12分52秒 | 一般
今日ようやく待ちに待った連絡がきた。仕事の遅い教務からの連絡で、4月からの臨床実習の班分けである。これが決まらないと4月からの予定が全然決まらないので、ここしばらくずっと待っていたようなわけである。
結局、願い空しく5年の班は解体されてしまった。残念なことである。ただ、5年の班の決め方をもう一度適用した分け方にはなっていなかったみたいで、シャッフルはされていたようである。6年の臨床実習はそんなに長くないので、何とかやっていくことはできるだろうが、どんな班になるのか今から若干不安ではある。
スケジュールを見てみると、5月は1週間だけ実習で3週間は休みになっていた。となると、病院見学はこの時期でも良さそうである。もっとも、行こうと思っている病院はわずかなのでそんなに力むこともないのだが。
4月になれば6年生に進級し、大学生活も最後の1年になる。また受験生になるわけである。

バイト色々

2008年03月23日 18時12分23秒 | 一般
今日はアルバイトをしに行ってきた。バイトの内容は、本の編集。といっても、本の参照ページを書いていくだけで、あとはゲラ刷りを丁寧に見て誤りがあれば訂正するといった仕事である。
交通費の他に昼食までついてくるというのだから、それだけでもかなりいいバイトだった。いつものバイトは家でやることが多いので、向こうに出向いて作業というのはあまりなかった。割もなかなかよかった。勉強にもなるので一石二鳥だろう。
作業は夜までかかるかと思ったが、10時過ぎから始めて昼食の休憩をはさんで3時半くらいには全ての作業は終わった。
楽しく作業できたうえに収入も悪くなかったので、かなりいいバイトといえるだろう。これだけでも国対を引き受けた甲斐があったといってもいいくらいである。

漆盆をみがく

2008年03月22日 21時50分17秒 | 雑談
一昨日蒔絵体験で作ったお盆に塗った漆がそろそろ乾いた頃だろうと思い、ウェットティッシュで金粉を拭うことにした。これで使えるようになるというわけである。
さて、箱から出して塗った模様をじっと見た。素人だけにひどいもので線はぼろぼろ。漆もべったりと塗ってあり、塗りむらは当然のように点在している。金の輪郭に届いていないところも少しあるようだ。それでも自分で作ったものなのでそれで十分。きれいに模様を描くのはやはり職人芸である。そうでないと伝統工芸士の意味がなくなってしまう。
金粉をふき取ったウェットティッシュを見たら、金色というよりも茶色っぽかった。あまりに細かすぎてそう見えるのだろうと思うが、なんだか不思議な気がした。
遠目から見たらまだ粗は少ないだろうが、粗も含めて自分の作品なのだしそれもまたいいだろう。自分で使う限りは。他人様にはとてもお出しできるような代物ではないことは間違いない。それでいいのだ。