かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

入った!されど・・・

2018年08月22日 23時50分36秒 | けん引二種免許
S字の練習を重ねて、いよいよ2回目の挑戦。
今日の試験官は前回とは違う人だった。物腰は丁重で、乗り込んだ後に「時間はかかってもいいからしっかり準備して」と言ってくれた。
コースは前回と違うAコースで、方向変換が先に来るパターンである。問題のS字はその後なので方向変換ができなければその先はない。方向変換は運転席から見やすい右方向変換。
スタートしてしばらく外周を走り、指定速度(35キロ)を出した後は前回の試験官から教わったとおり十分に減速した後4速のままカーブに入り、カーブの途中で3速へチェンジ。これはうまくいった。
そして、難所の方向変換だが、さんざん練習したようにポケットの端をトレーラーの後端に合わせ、ハンドル半周でバックを開始した。ところが、止めたのが前すぎたらしくそのままではポケットの角にトレーラー後輪が当たりそうになったのでハンドルを半周戻し、バックを続けた。ちょうどいい角度に折れるまでバックを続けるわけだが、ここで問題が1つ。教習所で教わったのはトレーラーの支柱が後輪の中央に来たタイミングがちょうどいい折れ角なのだが、それがよくわからない箱のせいで見えない!そこで、これまでの練習で培った感覚を信じ、ちょうどいいと思ったところでハンドルをフルに回してから半周戻し、慎重にバックを続ける。幸いほぼ同じ折れ角を維持して入れることができ、あとは最後のフルロックのタイミングだけ。トラクターヘッドの左前輪も脱輪する心配もなく進んでいった。これまたある程度感覚でやったところ、ちょうど真ん中で見事にまっすぐになった。試験官に「入りました」と告げてOKが出たので後は出るだけ、と安心したのが間違いだった。出そうとしたらトレーラーの後輪が接輪してしまい、切り返しで出そうとするも脱出できたと思ったときには既に4回切り返しており、そこで試験中止。そのまま発着点へお帰りコースになった。
試験官からは「きれいに入ったのにもったいなかった。もう少し前に出せば出られたよ。」といわれた。これまでの練習では方向変換で入れるのに手こずっても出すのに失敗は経験がなかったので、この結果は予想だにしなかった。
次の課題は方向変換から出るところ、である。

S字は得意??

2018年08月19日 23時10分10秒 | けん引二種免許
初戦がS字での脱輪という無様な結果に終わり、2回戦の前にまた運転教育センターで教習を受けることにした。
引っかかったことのないS字で失敗してしまった要因は、見え方が全く違って戸惑ってしまったことに尽きた。これまであまり意識していなかったが、立ててあったポールを目印にしてS字を通過していたようで、それがなかった鮫洲のS字でまず戸惑ってしまった。さらにはコース幅が狭かった。ここのS字は大型車も共用で使っているために内側に中型車用の線が引いてある。それをきちんと見ながら走らなくてはいけなかったので、あらためてその確認をした。
一度試験場を体験してみたことの意味は大きい。より実戦に向けた練習ができたように思う。

合間の勉強で臨む

2018年08月18日 16時12分48秒 | 試験
今日は危険物取扱者試験の日。既に乙3と4を持っているので、法令と物化は免除になり性消の10問だけなのだが、東京は2つまでの同時受験ができるので今回は5類と6類を受けることにした。甲種の受験のためには乙1か6・2か4・3・5が必要なので5類は必須として、1か6のうちの6類を選んだのは、対象となる危険物が6種類しかなく勉強がしやすいからである。
特にこの夏は2つ専門医試験を抱えているのであまり危険物取扱者に割ける時間がなく、旅行中も危険物取扱者の勉強をしていた。
さて、2つの同時受験だと問題数は10問×2=20問、時間は35分×2=70分となるわけだが、多くの問題が勉強をしていて似たような問題を見たことがあったので、条件反射的に解けてしまうものが多く時間もそれほどかからなかった。6類でスロッシング現象という言葉を見たときには、思わずにんまりとしそうになり危なかった。
途中退出できそうなところですぐに出てきて、試験会場を後にした。

集中力との勝負

2018年08月05日 23時19分32秒 | 試験
今日は認知症専門医試験の日。
本当は去年受けている予定だったのだが、どうしても症例レポートを書きあげることができずについつい今年に延ばしてしまった。今年は早々に書き上げることができて、出願するに至ったのはどういう変化なのかはよくわからないが、一年経って頭の具合がよくなったのだろうと解釈しておくことにする。
さて、相変わらずの暑さの中で外に出るだけでもしんどい中であったが、会場は地下鉄の駅に直結していてそれだけでもだいぶありがたかった。会場は天井の広いイベントホールで、空調がほどよく効いていてなかなかよかった。
試験時間は2時間で、問題は106問だったので1問あたり1分強の計算である。もっとも、ほとんどの問題でそんなに解くのに時間はかからなかったので、最後まで解き終わるのには1時間ちょっとで済んだ。困ったのは1時間ほど経ったところで集中力が切れかけてきたことで、これはここしばらくの悩みどころでもあるのだが、こういうときは本当に困りものである。ウルトラマンよろしく1時間ほどの集中力タイマーがセットされてしまったような感じである。ところで、学会指定のテキストブックはさすがに古い箇所がいくつかあり、社会制度関連は新しくなったところが出題されていたのと、DLBの新しい診断基準にそった問題があったのは印象的だった。どちらも最近出たガイドラインにしっかり載っている話だったので、おそらく大丈夫だったはずである。画像問題はわりと素直なもので、想像していたような難しい問題ではなかったように思った。病理の画像もあったのだが、写真が粗かったのはご愛嬌といったところか。
問題を2周解いて、時間が20分ほど余ったので退出してきた。
試験監督に見知った人がいるとちょっとだけやりづらい感じもしたのだが、反面緊張を多少解くことができたので、まあよしとするか。
結果が出るのは秋になってからだろうから、とりあえず頭を次の目標に向けて切り換えることにする。