かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

怒濤の火曜日

2010年11月30日 21時15分52秒 | 医者仕事
火曜日は呼吸器内科で一番忙しい日である。朝からしてまず早い。7時半から抄読会ということで、なかなかのものであった。そして、9時半から全体カンファ。入院患者が100人以上いるので新患のみなのだが、それでも大変なものである。それが終われば今度は回診。これがまた長い。しかも、今回は事情があって呼吸器外科のカンファにも出なければならず、なかなか大変だった。終わった後でようやく日常の業務ができるようになった。
ただ、意外とやることは少なかったので、ふり返ると意外に早い時間に仕事を終わらせることができた。
しかし、思い返すと重要なイベントが積み重なるようにして起こってくるのであるから、やはり火曜日は大変なようである。しかも、火曜日は年末年始の休日にかからないあたりがなかなか憎らしいところである。まるで謀られているかのようだ。

忙しい日を控えて

2010年11月29日 22時55分10秒 | 医者仕事
週が明けて、月曜日になった。月曜日のカンファは受け持ち患者全てについて話さなければならない。そのため、少々長くなるのは仕方のないところではある。明日がしんどくなるため、あらかじめできることはだいたいやっておかなければならず、勝手がよくわからない身としてはなかなかつらいところである。
今日は全体としては大したハプニングもなく、ようやく全体としては落ち着いてきたような雰囲気であった。このまま夜も落ち着いていてくれれば、それに越したことはない。
明日は忙しいといわれる火曜日だが、果たしてどうなることか、悩みは尽きないものである。

クリスマスツリーの前で

2010年11月28日 18時15分08秒 | 一般
今日は当直明けであったが、そのまま結婚式の打ち合わせに向かった。幸い、少し遅れただけで到着でき、そのまま話に加わることができた。今日は驚いたことに総料理長が出てきて、メニューの説明をしてもらった。なかなかお目にかかれない光景であり、それだけでも結構びっくりしてしまった。
二次会の会場もおさえることができた。これで移動の手間は相当に省けることだろう。料金についてもいくつか説明を受けることができて、これはそのうちにそのまま幹事に話をしなくてはいけない部分であろう。
最後にロビーのクリスマスツリーの前で記念撮影。これで足りなかった分は十分に補い得るだろうか。
次の打ち合わせも当直明けに決まり、そのときもまたそれなりに眠い中でやることになるのだろう。

ちょっとした不安

2010年11月27日 16時19分05秒 | 医者仕事
土曜日は少しだけ病棟に顔を出して、何もなさそうなのを確認して帰ってくるということでいいらしい。その他に、当直の仕事があるのだがこれはまた別のこと。
ただし、基本的に担当医を呼ぶことになっているので何かあれば当然電話がかかってくる。昨日は何もなかったが、今日についてはどうなることか、不安は当然つきまとう。ことに、不慣れな現状ではなおのことそうである。
さて、今日の大事な仕事は写真の発掘である。むずかしいことに、空白期間を探さなければならず、それがなかなか大変なのである。明日には必要なのでこればかりは今日やらなければならず、あまり時間はない。

全く違う答

2010年11月26日 22時30分36秒 | 医者仕事
金曜日は週末を控えるという意味では特別な日だが、カンファはもちろんあるわけで、今日は結核の新患カンファ。幸い、引き継いだ患者にはいなかったので特に何も心配はいらなかった。が、大変だったのはその後で、突然緊急入院を割り振られ、しかもただものではなかった。いろいろとこちらからすると手間のかかりそうな人であった。釘を刺してもそれでもなかなか難しそうである。
もう1つ、こちらはなかなか印象深いものであった。今朝、胃液を採取して抗酸菌の検査に回したのだが、ついに陽性になった。これまで喀痰検査を繰り返したが結果が得られず、画像からは結核が疑わしかったのだがようやくしっぽを掴んだ。確定診断にはPCRが必要になってくるが、それももう提出済であとは結果を待つのみ。しかし、気管支喘息で入院してきて、実は結核だったというのはなかなか考えさせられることである。今後とも何も起こらなければいいが・・・

カンファレンスのはじまり

2010年11月25日 22時57分40秒 | 医者仕事
呼吸器内科はとかくカンファレンスの多い科で、カンファレンスのない日はないといっていいくらいである。次から次へとよくもまああるものだと思うが、今日は新患カンファの日であった。
発表するのは1人だけなので、準備には時間がとれたのだが昨日の夜にごちゃごちゃと色々やった人なので発表する内容も少々面倒である。そして、さすがに専門分野だけあって、胸部の単純写真と胸部CTはなかなか細かい。これはどこに進むにしても必要なことなので、医者の端くれならやっておかなければならない内容ではある。
昨日あわてさせられた人は、何とか今日の段階では危ないながらも落ち着いているので今日のところはゆっくりさせてくれそうな気がする。
早く慣れるしかないのだが、それにしてもやはり大変なことは大変である。

緊張の幕開け

2010年11月24日 23時51分15秒 | 医者仕事
今日から呼吸器内科。当院ではかなり規模の大きい、熱い科の一つである。これが最後の関門というわけであるが、今年になって教育的になったという評判で以前ほど大変ではなくなったということらしいのだが…
今日はいればいいだけのカンファが夕方にあるだけの日で、比較的ゆとりのある日のはずなのだが、初日というのは勝手もわからず非常に困るものである。

困ったことに、一度帰ったはいいが再び呼び戻されてしまった。酸素化が悪くなったというのでは行かざるを得ない。
初日でこれはなかなかのものである。

発掘と埋め戻し

2010年11月23日 16時26分56秒 | 一般
ようやくまとまった時間がとれたので本の山の底の底に眠る昔のアルバムの発掘作業に取りかかった。引っ越してから9年の月日が経ち、その間に積み重ねられた本と埃は伊達ではなかった。しかも、掘り起こして終わりではなくその本をまた元通りに積まなければならないのでさらに話は難しくなった。
とりあえず、膨大な本の量に圧倒されながらも作業を始めた。何とか掘り起こしたが、アルバムの数は意外と多くて中身をじっくりと見る前に積み直しを開始した。一応全体像をあらかじめカメラにおさめておいたのだが、本当に元通り戻すのであれば付箋などで目印を付けておくべきであった。
結局、元通りに戻すことはできなかったがほぼ前のように積み直すことはできた。あとはこれらの本が崩壊しないかどうかであるが、これは時間が経ってみなければわからない。
中身はかなり幼少期に偏っており、そのあたりの選考には苦しみそうだが、思った通りそれ以降は大して量は多くなかった。しみじみ昔を思い出してしまうので、選ぶにはさらに時間を要しそうである。

大きな仕事

2010年11月22日 19時24分41秒 | 医者仕事
明日が休日なので、事実上今日が最終日になった。となると大事になってくるのは当然のことながら引き継ぎである。引き継ぐほうも、引き継がれるほうもどちらも重要な側面である。引き継ぎというのはある種心の準備といった意味合いもあるような気がするが、引き継ぎがなくそのまま行かなければならなかったときと比べればその違いは明らかである。
同じ人から引き継ぎ、同じ人に引き継ぐというリレーが何回もあったせいか、だいぶ引き継ぎには慣れてきた感もあるが、それでもやはり多少なりとも緊張はする。引き継いで実際に動くのは明後日からだが、果たしてどうなるか一抹の不安もやはり残るのである。

写真探し

2010年11月21日 17時17分26秒 | 一般
結婚式に伴うイベントで、自分の昔の写真を探すことになった。とはいうものの、意外と難しい。生まれた頃の写真となるとアルバムは本の山の奥深くに眠っていることはわかっている。そこまではあることがわかっているからいいのだが、もう少し大きくなってから、たとえば中学生以降はというとこれが怪しい。中学生と高校生の頃は部活もなにもしていなかったので写真というのは大して残っていない。
大学生の頃はというと、野球に関連するものなら残っている。臨床実習の頃の写真は6年生の時ならばある。医者になってからは、ない。
ただし、ここまで書いていて気がついたのだが中学生および高校生の頃は妹の生まれた頃の写真に混ざって写っている可能性があり、そこを見れば多少はあるかもしれない。そう考えると、わりと何とかなりそうな気もしてきた。