今日は9時からと麻酔科にしてはかなりゆっくりな開始時間。外来でペインクリニックの実習である。実習といっても全部見学であり、外来での診察の様子と何件かの神経ブロックの様子を見ただけである。
痛みは本人以外にはわからないので基本的にすべて本人の口から聞くより他はない。外からの痛みの評価というのは難しいが、本人にとっては痛いものは痛いのだから辛いだろう。中には脳が作り出す痛みもあって、脳が高性能すぎるのもこの点では考え物かもしれない。こういうときは適切な薬剤をうまくつかってやるひつようがあるということで、ペインクリニックの出番となるわけである。
今は神経ブロックの注射はエコーガイド下でやることが多くなっているらしい。場所によってはブラインドでやるようだが、腕神経叢や正中神経・尺骨神経ブロックの際にはかつて透視下でやっていたことをエコーでできるようになったようである。エコーだとうまくプローブをあてなければ見えなくなってしまうので見る角度が難しいと思うのだが、放射線被曝はないのはかなりの利点といえるだろう。
11時には外来の実習は終わり、3時間ほど昼休みがあって、手術部の中の麻酔科カンファレンス室で午後のクルズス。今日は脊椎麻酔と硬膜外麻酔。人形を使ってやったのだが、かなり使い込まれていて刺した後がたくさんあってやりにくかった。一口に麻酔といってもかけ方は様々で使い分けも必要というのは大変なことである。クルズスは1時間ほどで終わった。
明日は手術でチャートをつけることになっているのだが、うまくできるだろうか。
痛みは本人以外にはわからないので基本的にすべて本人の口から聞くより他はない。外からの痛みの評価というのは難しいが、本人にとっては痛いものは痛いのだから辛いだろう。中には脳が作り出す痛みもあって、脳が高性能すぎるのもこの点では考え物かもしれない。こういうときは適切な薬剤をうまくつかってやるひつようがあるということで、ペインクリニックの出番となるわけである。
今は神経ブロックの注射はエコーガイド下でやることが多くなっているらしい。場所によってはブラインドでやるようだが、腕神経叢や正中神経・尺骨神経ブロックの際にはかつて透視下でやっていたことをエコーでできるようになったようである。エコーだとうまくプローブをあてなければ見えなくなってしまうので見る角度が難しいと思うのだが、放射線被曝はないのはかなりの利点といえるだろう。
11時には外来の実習は終わり、3時間ほど昼休みがあって、手術部の中の麻酔科カンファレンス室で午後のクルズス。今日は脊椎麻酔と硬膜外麻酔。人形を使ってやったのだが、かなり使い込まれていて刺した後がたくさんあってやりにくかった。一口に麻酔といってもかけ方は様々で使い分けも必要というのは大変なことである。クルズスは1時間ほどで終わった。
明日は手術でチャートをつけることになっているのだが、うまくできるだろうか。