かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

税金の支払い

2011年06月30日 22時58分08秒 | 医者仕事
都民税と区民税の支払期限は今日だった。
振り込み用紙を出しておいたのだが、持って行くのを忘れていてついつい今日になってしまった。
税金の額としてはなかなか結構なもので、これまでこういうことがなかったので正直とまどいも少しあった。
朝行きがけにコンビニで支払ってしまったので、特に言うことはないのだがとりあえず間に合ってよかったといったところだろうか。
木曜日は特にイベントはなし。なので、CCの準備で文献探しに時間をかけられた。が、探しただけではだめで読まなければならないことはいうまでもない。

間抜けな応対

2011年06月29日 23時52分02秒 | 医者仕事
午前中、見知らぬ研修医から電話がかかってきた。よくわからないので聞いてみると、私が受持になっているのだという。話を確認してみると、併科で診ることになって、いつの間にか我がチームで受け持つことになったらしい。全く知らなかったのでかなり間抜けな応対になってしまった。
併科ということで面倒なことは全部主科に連絡が行くらしいので、こちらとしてはわりと楽は楽であるが、見知らぬ病棟に診察に行かなければならず、その点はちょっと面倒ではあった。
いつものRSTカンファは代わり映えなし。それでいい。

またまたCCにリーチ

2011年06月28日 22時45分55秒 | 医者仕事
病棟業務は毎週火曜日のカンファレンスおよびCCを中心にまわっており、次にCCをする番になるとなんとなく緊張が走るのは止めがたいことである。
火曜日の朝にCCがあって、それが終わると次のCCは自分の担当であることは前々から決まっているのだが、いざそのときがくるとやはり大変である。
特に、今回は困ったことに適した症例があまりなく半ば不本意に症例を選ばされる形となってしまった。
次回CCのチームは最後にプレゼンをすることになっているので、実際に発表をしたのが11時過ぎ。待つ時間が2時間以上に及び、これもまた大変なところである。
今日は新入院を受けることになっていたので、入院時診察があるのだがこれもカンファの途中でというわけにもなかなかいかず、結局夕方にすることになってしまった。
火曜日が終わるとまるで週末のような解放感があるのだが、それはなぜだろうか。

びっくりした収入

2011年06月27日 23時41分58秒 | 医者仕事
外勤があると定期収入も月に2回あることになって、どきどきわくわくする日も増えるというわけである。今回は外勤先からの給料振り込みの日だったのだが、先月は聞いていた話よりもだいぶ少なかったこともあってあまり期待もしていなかった。ところが、振り込まれた額を見てびっくり。思ったよりもだいぶ多かった。
驚いたのとうれしいので、月曜日のカンファ準備という苦労もつい忘れてしまった。

半分ハイになった頭

2011年06月26日 11時35分40秒 | 一般
朝になり、日曜日の当直医に当直PHSを渡して当直業務は終わった。
当直室でそれなりに睡眠を取ることはできて、時間から言えば十分に寝ているくらいの時間だったのだが、反面あまり寝られたような気はしない。どこかしらで緊張が残っているせいで眠りがいわば浅かったのだろう。
受持患者のデータチェックもほどほどにして帰宅した。
体は起きているのだが、頭は半分眠っているようなていたらくで、家事をするのもなんとなく勝手が違ったような感じになりそうである。

当直まわしとクレーム処理

2011年06月25日 22時28分53秒 | 医者仕事
土日に当直があたると24時間やることになるので、それほど忙しくはないのだがひたすら長い。暗くなった程度ではまだ半分にも達していない。
前日金曜日の当直帯になったばかりのところで緊急入院が2件あり、当然のことながら週末は当直まわしである。つまり、当直医が担当医になるわけで、当直PHSにもいつもとは毛色の違ったコールがいくつかあった。つまり、指示やら点滴やらという連絡である。下に研修医がいる関係でその手のコールはわりと新鮮で、この病院でのやり方がよくわからないこともあって面倒であった。
BiPAPの設定をいじるくらいのことで大したことはなかったのだが、面倒だったのは入院患者と受持医のトラブルで呼ばれたことである。こういうことも仕事なのかと思ったが、話を聞いて状況を整理してなんとかおさめることができた。こういう仕事はあまり慣れてなかったので一番疲れた仕事と言っても過言ではあるまい。

不安な当直帯

2011年06月24日 23時40分23秒 | 医者仕事
私は明日当直であるが、今日の夕方5時頃になり緊急入院が2件あった。この時間では当然当直まわしになりそうなので、私もあらかじめ情報収集に動いた。両方ともカルテを見た限りでは刻一刻と命の危険が迫るというわけではなさそうなので若干安心した。
なかなか難しいのが、当直中に何かが起こったときにはどうするかという問題なのだが、やることは比較的決まっているのでそのときにはその通りにやるしかない。
病棟での挿管はまだしたことがないのだが、いざとなればやるしかないのでいざというときにならないことを祈るより他にない。
若干不安を抱きつつ病院を後にした。

不穏の対策

2011年06月23日 23時21分17秒 | 医者仕事
夜間に不穏になることがままあるが、そういうときはたいがいリスパダールで寝かせることが多い。せん妄であればベンゾジアゼピンは使えないので、不眠とは同じに扱うことはできない。やはり不穏になると身体的にも危ないので、どうしようもなければ拘束という手もある。
不穏になるにもいろいろなパターンがあるもので、ちょっとしたことで興奮する人もいれば、混乱しているように見える人もいる。たいがい、こういう人は夜間の不穏のことを話すと全く覚えておらずきょとんとするものである。
それだけに始末が悪いのだが、これもまた病気である。
どうにもならなければ精神科の手を借りる、これに限る。

苦渋の選択

2011年06月22日 22時06分50秒 | 医者仕事
前に話をした、スピーチカニュラの件だがやはり呼吸状態が十分ではなく二酸化炭素がたまってきてしまった。このまま放っておくと意識障害を起こしてくる可能性もあるので、カニュラを変更して普通のものにした。当然声は出なくなるのだが、そこは家族にも説得してもらってやむなくやることにした。
人工呼吸器管理に逆戻りで、ご本人のストレスは結構なものだろうが、やはり自発呼吸では限界のようでやむを得ない。

回診の大変さ

2011年06月21日 23時11分31秒 | 医者仕事
回診は火曜日の午後の主要なイベントなのだが、ついていくのもなかなか大変である。自分の受持患者でも自分でとった所見と違うこともあるので勉強になることもあるが、首をかしげることもなくはない。
神経診察は基本的に意識が清明で協力的でなければ信頼できる結果が得られない。体の動き方、動かし方、あるいは感じ方をみる診察なので当然といえば当然だが、しかし実際にはなかなか難しいところもある。
入念に所見をとるとなると時間もかかり大変なのだが、全身を診るのでそれももっともなことである。それを新患にやっていくから時間がかかって当然ではあろう。本当に熟練した人の流れるような診察を一度最初から最後まで見てみたいものである。