かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

待ちに待った瞬間

2012年07月31日 23時42分23秒 | 医者仕事
今日のカンファで事実上仕事は終わり、のはずだったのだが、結局夕方まで救急患者の対応に追われる羽目になった。かれこれ2ヶ月、救急外来に入り浸ることも多く、救急外来のナースとはすっかり顔なじみになってしまった。たぶん、下と2人でいつも行動していたので神経内科ペアとして認知されていたのではなかろうか。
当直に引き継ぎをした時点でコンサルト業務は終了。明日からの病棟の引き継ぎをして、それで終わった。明日からは久しぶりの病棟業務である。うまく動けるか、少々不安ではあるがきっとしばらくしたら思い出すことだろう。
さて、今日は待ちに待ったウルトラブックが届いた。さっそくいじっている。最初に新しい道具を与えられると童心に返って夢中になってしまう。嫁さんが少しむくれてしまった。

残り2日

2012年07月30日 23時38分35秒 | 医者仕事
コンサルトも残すところあと2日。コンサルトはなかなかおもしろいのだが、だんだん疲れてきたのも確か。
火曜日は定時の枠がないので、予定されたコンサルトは今日で終わりである。とりあえず5時までに何とか仕事は終わったが、その後の事務処理で少し時間がかかった。今のオーベンでなければもっと楽しかったのだが、この相手だけで仕事に割く労力がかなり削られてしまったような気がする。

歓迎会のひと時

2012年07月28日 23時05分56秒 | 医者仕事
今日は入局候補者の歓迎会。いつもなら医局説明会の後にやっていたことであるが、今年は少し日をずらしてやることになった。今年もそこそこ確保はできているとのことで、今日は何がなんでもリクルートを、というほどの意気込みはなくむしろ楽しさを強調した方がよさそうな雰囲気であった。
その後二次会もあり、そこでも盛り上がった。いささか飲み過ぎたらしく、帰るのが少し大変であった。

1年に一度あるかないか

2012年07月27日 23時00分57秒 | 医者仕事
今日は脳血管障害で荒れた。中でも、院内発症の脳梗塞に対してt-PAを投与したことは特筆すべきことである。そもそも、当院でt-PAはほとんどやらないことであり、いざやるとなると大騒ぎになった。すったもんだの末に投与できたのは時間制限ほぼぎりぎりいっぱいのところであった。
その後だが、最初に見たときは全く動かなくなっていた左上下肢が多少なりとも動くようになっていた。やはり効くときは効くものである。だが、大変なのはこれからで、今も厳重なフォローが続いていることであろう。

CTの威力

2012年07月26日 23時13分25秒 | 医者仕事
コンサルトチームは同時に救急当番でもある。
今日は何となく最近ぼんやりしてきて、今日になって右足が何となくあげにくくなったという人がきた。脳梗塞の既往もあって、また脳梗塞を起こしたかもしれないと漠然と思っていたのだが、診察してみるとどうもよくわからない。確かに右下肢の筋力はごく軽度に低下はしているのだが、左下肢の筋トーヌスが亢進していて両方でChaddock徴候は出る。以前の記録をみると、過去の脳梗塞ではそのような所見はでていなかった。となると、局在がよくわからない。
頭部CTをとってみると、あろうことか慢性硬膜下血腫であった。これで方針は一気に決まった。脳外科を呼んで引き継いでもらった。診断がついてよかったが、CTをとらなかったらと思うとぞっとする。その意味ではいい勉強になった。すたすたと歩いてくる、意識清明の慢性硬膜下血腫もあるのだということである。

ルールの狭間で

2012年07月25日 22時03分32秒 | 医者仕事
明文化はされていないものの明確なルールというものがあるのはどこでもそうだろう。いつもならそういうルールのもとで一定の手順を踏めばまず間違いはない。しかし、ルールが想定していないような状況ではかえって足を引っ張られることになる。
今日はまさにそういうケースであった。そもそも、当科の外来は完全予約制になっていて飛び込みの新患は受けていない。ところが、それを知らないで来てしまうことがまれにある。それ以外にもいくつか込み入った事情があったのだが、このことがすべての発端であった。
結局あちこちで調整をすることになってしまい、初診外来ではなく救急当番の我々が診ることになった。そしてそのまま入院させることになった。大したことではなかったのだが、とりあえず疲れてしまった。

白熱の余韻

2012年07月24日 23時20分50秒 | 医者仕事
今日のカンファはひたすら長かった。何でヒートアップしてしまったのやら知る術もないのだが、終わったのは2時であった。我々コンサルトチームが発表するときには皆疲労困憊といった風情で、私の予想通り大して突っ込まれることもなく終わった。自分で思い返してみてもそうとういいかげんな脳波の提示であったが、それよりも早く終わらせることが大事だったようである。
何のかんので仕事はちらほらと舞い込んできて、仕事自体が終わったのは5時過ぎになり、後の処理まで片付いたのが7時手前であった。

しびれる日

2012年07月23日 21時53分18秒 | 医者仕事
週があけて今日は再び月曜日。
今日はなぜかわからないがしびれや失神といった内容が多かった。最近暑くなってきたことも関係があるのだろうか。1つ1つはそれほど大した内容があるわけではないのだが、数がまとまると大した作業である。
しびれの診察というのは訴えが他覚的には把握し辛いだけになかなか難しい。困っているのはよくわかるのだが、病態としてははっきりしないことも多くなかなか的確な診断が下せないこともままある。
生理カンファで脳波所見について相談をして、それで仕事は終わった。明日は早いのに毎週月曜日は終わるのが遅い。いつもながら困ったものである。

緊張と楽しみと

2012年07月22日 22時17分40秒 | 一般
当直は土曜日としてはかなり平和な部類であった。メインの病棟からはコールはなく、他病棟からのコールのみであり、しかも外からの電話もなかった。ただ、一つだけ重大なポカをやってしまったことに帰り道で気づいた。気づくのが遅すぎたところではあったが、急いで電話をしてお願いはしておいた。後で届いたメールを見ると、やはり大変だったようである。
さて、うれしいことはiPadが届いていたことであった。こういう機器を初めていじくるのは何かと楽しいもので童心にかえったような気分であった。
そして、もう一つうれしかったのは車の買い替えが決まったこと。納車は早くても3ヶ月先らしいが、楽しみに待っていることにしよう。ディーラーと話をする時はやはり少し緊張した。しかし、以前と比べるとだいぶ自分としては話ができたのではないかと思っている。