かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

まだ足りないか・・・

2005年11月30日 22時07分54秒 | 一般
今日もやっぱり生理実習の発表会準備で終わってしまった。今日の昼間もちょっと髪を切りに行っただけで、あとはスライドの手直しばっかり。もちろん勉強もしたけど。
5時にまた同じ所へ行った。他のグループもやっていたが、我々は我々で集まってまた発表まがいのことをして、スライドにいろいろ批判をもらった。発表者が決まったので、その意向を重んじつつ、直さなければならなくなった。
そのさなか、相方が文学部図書館から借りてきてくれた本を受け取った。読んで内容を教えて、と言ったら読んでもわからなかったらしい。というわけで、バトンタッチ。私が読んで内容を教えなければならなくなった。わかるかは正直不安であるが、何とか理解して教えたいものだ。

図書館のコンピュータ

2005年11月29日 21時59分13秒 | 一般
どうも自分のに比べると使い勝手が悪い。慣れからいっても当たり前か。あと、何となく大胆に使えない。どうも安全に使おうとすると色々とできなくなるものらしい。何でこんなことを言っているのかというと、今日医図書に行ってきたからだ。もちろん生理実習の発表会の準備のためだ。
その前にちょっとした用事があって少し遅れてしまったので、結局しばらく待たせてしまうことになってしまった。昨日といい、今日といい、遅刻してばっかりでまったく申し訳ない限り。約束の時間の直前に別の約束を入れるのがそもそも間違いなのだが・・・。
一応、今日の話し合いはスライドを作りながらだったが、昼過ぎに終了した。そのまま帰ったのだが、帰ってからもパワーポイントであれこれいじくりまわしていた。気がつくと時間がものすごく経っていてびっくりした。外が暗くなっていたし。時間を無駄に使ってしまっているような気がしてならない。一体何をしてこんなに時間を過ごしたのだろうか。やっぱり物思いにふけっていたのだろうか。こんなときにしなくてもいいのに。

聞いてないぞそんな話

2005年11月28日 22時22分09秒 | 一般
今日は実習発表会の準備日である。私の班は視覚の実験について発表しないといけないのだが、この中でもサブグループを作って、その中でまとめるということになっている。少人数なので、なかなかさぼれなくて大変である。別にさぼろうという気はないが。ことこの件に関してはなんだか張り切れそうな気がする。
今日は集まる前に、ちょっと話し合いをすることになり、経済学部のラウンジにお邪魔してテーブルを一つ占領して話をしていた。だんだん話が脱線していってしまい、まともな話はあまりできなかったような気がした。それでも、ちゃんとノートにまとめてとりあえず目鼻は付くくらいまではいったはず。ずっとこのまま話していたいくらいだったが、そこはそれ、仕事なのでちゃんと班全体の集まりに加わった。この仕事が終わったらもう話はできないだろうか。そう思うともっとこの仕事が続いて欲しいと思うが、あまり長引かせたくないのもまた本心。
さて、問題はここから。今日のうちにパワーポイントのスライドを作って発表の練習をするなんて聞いてないぞ。しかも、データは家にしかない。そこで、同じ実験を担当しているもう1人に先ほど話した内容を先生にアドバイスしてもらうように頼み、一度家に帰ってスライドを作って持ってくることにした。3時にまた出欠を取るなんていうから、実質20分くらいしか費やせない。家に帰り着く頃合いにメールが来て、事故らないようにね、なんて言われたものだからさあ大変。さっさと作って、また学校にとって返すことに。焦らないでね、と言われたって焦るに決まっている。やっぱりこういうセリフは言う人によって気合の入り方が変わってくるとそう思った。そして、学校に戻ってノートパソコンを借りて、残りをささっと作った。もちろん、完成度などといえる代物ではない。きちんと作り直そうとも思ったが、使える時間も少ないから簡潔な方がいいのだろうか。アニメーションを入れたからいいか。

発表の準備の準備!?

2005年11月27日 21時49分06秒 | 一般
今朝はゆっくり寝ていようと思ったら、携帯がある特別な着信音を発したので一気に目が覚めた。その着信音はある1人からメールが来た場合にしか鳴らないようにしてあるので、誰から来たかすぐにわかるというわけだ。
それからしばらく他愛もないやりとりをして、そのまま起きることにした。ちょっと気分が高まってしまったので寝ていられなくなっていたというのが実情らしい。一体どうしてしまったのか自分でもわからないが、とにかく事実は事実だからな。何を考えても結局ある一点に到達してしまうことに気付いた。まずい。
世間ではこういう状態を何というのか知らないが、どうやら困ったことになってしまったようだ。集中できない。なんとかレポートを書こうと頑張ってみるが、あまり捗らない。もらった文献を読んでもやっぱり違うことばかり考えてしまう。こんなこと前にはなかったのに。
何か一人で勝手に浮ついているようだ。周囲から見ればこういうのは笑止以外の何者でもないのだが、わかっていてもやっぱり泉のようにわき出てくるらしく止まらない。
ああ、参ったなぁ・・・。

ひさびさにかく語る・自省録編

2005年11月26日 22時01分05秒 | 雑談
生理実習も終わり、すこしだけひまができた。ひまな野球人と名乗っている以上、こういうときもないといけない、なんてことはないか。というわけで、空論をこね回す、じゃなくて考えにふける時間がすこしできたわけだ。
ここしばらくの生理実習について書かれた文章の数々を、おそらくあなたは読んでいるはず。何か思ったことがあるはずだ。以前の文章にはなかったものがあるように思われているのではないだろうか。具体的に何と指摘するのはちと難しい。書いている本人にしてみればこれほど簡単なこともまたないのであるが、いかんせん読者がどう受け取ったかなどわからないからだ。そう、確かに書いている本人がそれ以前にはなかったものを感じ取っているのだから、文章にも何か変わったものがあるだろう。そう読みとったあなた、それは正しい。書いた本人がいっているのだから間違いない。
さて、それはどんなものか。ちょっとだけ政治的に判断して、直接は書きにくいので少し遠回りな文章になるがお許し願いたい。
ことの始まりはだいぶ前になる。とはいってもついこの間といっても通るかもしれない。そこでそのときは気付かなかったが、何かが起こった。そしてずっと中に留まり続けた。もしその後にトリガーを引く何かが起こらなければ、おそらくそのまま忘れ去ったはずだ。今思い返してみると、始まりはずいぶん前だったんだとやや驚いた。そんなこととは無縁だと思っていたのに、いざ起こってみるとあっけないものだ。もちろんその当座はただ過ぎ去っただけだったのだが。それからしばらくは何もなかった。ほんのたまにちょっとだけ動くだけのことである。別に何ということはなかった。そして、時間が経った。
しばらく経って環境は変わった。そのときに、もう一度「それ」は起こった。それが引き金になった(今から思えばそうだった)。忘れかけていたものがよみがえった。それだけではない。かくいう自分もまた変わっていた。氷河の底に埋もれていたところから動かないつもりだったが、動いていた。なんでかはわからないが。しかし、それでもなお、氷の外に手を伸ばすことはできなかった。もがき苦しんでいたというわけではないが、氷が薄くなって外が見えるようになったからなのか。
それからしばらくして、やっと外に触れられるようになった。そこまでくると、外からも手が伸びてきたような気もする。そう、確かに自分は変わった。でも、もっと変われるような気がする。今このままだったら、おそらくそのまま氷の中に身を置いたままだ。また沈みそうな気もする。
環境はまた変わった。今度はもっと動けた。以前の自分では考えられないようなこともできた。透けて見えるくらいだったかもしれないが、それでもいいと思えるようになっていた。どうしてなのかはわからないが。
この後は再び厚い氷河になるか、それとも・・・。どうなっているだろう。なんだかわからなくなってきた。

さて、あなたはこの文章を読み解けましたか?読み解く鍵はたった1つ。

では、ここで問題。
(1)氷とは何を意味しているか説明せよ。
(2)本文中の「それ」とは何を意味しているか説明せよ。
(3)鍵をもとに、本文の流れを具体的に概説せよ。
(4)鍵をもとに、この文章の続きを推測し論旨がわかるように述べよ。

(1)~(3)までは出題者が答えをもっています。が、(4)は出題者もわかりません。近いうちに(4)の答えをかければいいんですが。

先発の見切り方~生理学実習7日目

2005年11月25日 23時59分25秒 | 実習
今日は生理実習の最終日なのだが、一番やばいと評判の実験があたってしまった。ラットの血圧と呼吸という実験なのだが、問題はラットの手術にある。大きくわけて内容は2つあり、1つは鼠径部の動脈と静脈にカニューレを通す作業で、もう1つは頚部の総頚動脈と迷走神経にそれぞれ閉鎖と結紮の準備を施す作業である。当然、どちらかがうまくいかなければやり直しである。うまくいっても手術には4時間はかかるため、やり直しともなれば非常に時間をくってしまうことは必定。しかも、中断するわけにはいかないのでまとめて昼休みをとることができない。もともと前半後半という分け方だったので、いつもながらちょっとやる気が失せていた。今日の昼は一人だった。ひさしぶりに一人だったので何だか寂しかった。本当はこれが普通のはずなのだが。やっぱりそういうことなのか。
実験を始められたのは4時くらいだっただろうか。実験自体はそう時間はかからない、はずなのだが、ここでもやはり落とし穴があり、手術したラットが不幸にして全実験の終了を待たずして死亡してしまうと、最初の実験からやり直しになってしまうのである。実験は全部で6つあるが、途中で迷走神経を切断してしまうのでそれより前に戻ることはできないのである。さて、1匹目のラットが実験4あたりですでにかなり危険な状態になっていた。モニターしていた血圧はかなり低い値を示し、呼吸も乱れていた。そこで、並行して準備していた2匹目と交換し、また1からやり直した。結果はきれいに出ていたようだった。このかえ時が重要なところで、ここを誤ると信頼できないデータを数多く集めてしまうことになろう。
結局全ての作業が終わったのは7時過ぎになった。この実験にしては早いほうだと思う。
その後、発表の割り当てを決めた。昨日のうちから希望を聞いていたのだが、ここではズバリもくろみ通り。というとなにかやったように聞こえるが、何もしていない。ただ自分の希望を通しただけのこと。欲しいものも手に入ったし。
これで生理実習は終わった。その後、水道橋でちょっとした打ち上げをやった。あんまり楽しくなかったが。
とりあえず明日はゆっくりできそうだ。今日もらった文献を読むことにしよう。

心のベクトル~生理学実習6日目

2005年11月24日 21時11分52秒 | 実習
生理実習もあと残り2日。今日は心電図や、血圧に関する実習だった。昨日は遅くまで打ち上げで、あまり寝られなかったがなんとか起きた。遅刻すると思って必死に急いだら何とか間に合った。実習室に行くとなんとなく元気になる気がする。気のせいだろうか。
午前中の最初はまず心電図をとるところから始まった。胸のあたりに電極をつけるのだが、これがかなりくすぐったい。しかも、脇腹のあたりまで及ぶから大変だ。自分の心電図はとりあえず異常ないらしい。よかったよかった。次に血圧を測ったのだが、はじめて血圧の測定をやった。何で聴診器が必要なのか分からなかったが、今日その理由が分かった。上腕動脈から音を聞いていたのだ。それで血圧を決定するわけだ。これが慣れないと意外に難しい。しかも、ちょっと上になるとできて当たり前だとか。ちょっと焦ったのだった。午前中は、心電図の解析で終わった。
生理実習中は昼をきちんと食べている。なんか楽しいからだ。うれしいのかな。自分がいると迷惑なのではないかと思うこともよくあるが、そんなことはないと自分を元気づけることが多い。楽しくするポイントはシンプルだ。今日も楽しいひとときを過ごせた。
午後は番号順に3班に分かれて、5つほどの実験を行った。私は記録係をずっとやっていた。なぜか。楽だからである。問題は実験の後で、データはあるのだがそれをどうすればいいのかかで困るのだ。しかも量がべらぼうに多い。エクセルにしても2万行でも少ないほうという凄まじさ。
適当なところで切り上げて、今日は帰ることにした。そういうわけで、残りの解析はこれからやらなければいけないわけだ。
なんだか無性に車に乗ってどこかに行きたい気分だ。1週間に1回くらいは車を動かしたいのだが。

遂に勝った!

2005年11月23日 23時59分32秒 | 野球
今日は埼玉医大とのリーグ最終戦。場所は防衛医大グラウンド。一昨年、昨年とも秋リーグ最終戦の相手は埼玉医大で、しかも両方ともサヨナラコールド負けという結果に終わっていただけに、今年の最終戦もこのカードであることには何ともいえないものを感じた。去年のスコアを見返すと、打撃の内容にそこまでの差はなく、むしろエラーが頻発した末に勝手に負けているようなものと読んだ。特に2番と9番には要注意というのもスコアから分かったことである。さて、今年の埼玉戦を迎える状況はどうかというと、こちらはこれまで4戦4敗で、負ければ当然最下位で二部落ちである。かたや埼玉もここまで3戦3敗である。ということは、もし我々が勝てば埼玉もよくて1勝4敗で並ぶことになるが、直接対決を制しているため我々が5位ということになる。つまり、勝てば一部残留で負ければ二部落ちという試合だったわけだ。試合開始は10時で、いつもよりもやや遅かった。これまでが異常だったともいえるのだが。
さて、肝心の結果からいうと、勝った!ようやく勝った。これで一部残留が決まった。ホッとした。というのも、私が入って以来秋は一度も一部に残れなかったからである。内容も守備が非常に締まっており、時折あるミスを完全にカバーしていたと言っても過言ではない。最終回をのぞいては。最終回だけやや浮き足だった感があった。やはり勝ち慣れていないチームの弱さであろう。勝ちになれるというより、一度も勝っていないのだから当然といえば当然。
今日をもって今年の試合は全て終了し、明日からオフになる。オフをいかに使えるかが来春のリーグ戦、ひいては夏の東医体の鍵になるだろう。有効に活用できればと思う。
夜は池袋で打ち上げ。みんなかなり凄かったといっておこう。

遂に感動のご対面~生理学実習5日目

2005年11月22日 21時44分24秒 | 実習
今日は白血球の実験である。2人の学生から採取した血液で塗抹標本や分画を作って、それを顕微鏡で見る。
まず前半と後半に分かれた。少しやる気が失せたような気がしたのはご愛敬。そんなことあるわけないじゃないか。午前中はずっと準備作業。ずっと塗抹標本を作る練習をして、いくつものボツを作った。そのなかで、ようやく使えそうなのができた。それと、白血球数の計測。正常値の範囲内であった。
午後は面白かった。顕微鏡に向かって、作った標本を見て数えた。ちなみに、自分は何をしていたかというと、種類を見ているだけで数はまったく数えていなかった。さて、血液の塗抹標本は組織学実習で見たことがあるのだが、そのときはまったく見方をわかっていなかったため、白血球の種類を見分けることはまずできなかった。しかたなく、それっぽいものを多少脚色してスケッチしただけである。今回は何とか分かるようになったつもりだ。全血標本は赤血球がびっしり。だから苦労して薄く塗り広げたのだ。そのなかで紫色に染まっている白血球を見つけるのだ。白血球のなかで多いのは好中球とリンパ球である。これだけでほぼ9割を占める。残りはだいたい単球とわずかな好酸球で、好塩基球に至っては全体の1%にも満たない。そのため、全血標本で好塩基球を見つけるのは至難の業だ。
いざ観察と思ったら、染色がうまくいっていなかったのか、染まり方が薄かった。そして、好塩基球はやっぱり見つからなかった。こんどは分画したものを見てみる。比重の違いを利用して5種類の白血球をうまいこと分けて作った標本である。
中間層と底のペレットに分かれたのだが、好塩基球が主に含まれているのは中間層のほうである。中間層の標本を見はじめてしばらくすると、紫色の顆粒の塊のような白血球があった。これが好塩基球だった。これをみつけたときのドキドキはなかなかあるものではない。これだけでもう十分という感じがした。
あとはデータを集め、書き取っただけである。それでも終わるのは異常に遅かった。結局7時過ぎまでかかってしまった。

何をどう見ているんですか?~生理学実習4日目

2005年11月21日 21時51分43秒 | 実習
昨日は相当酔っぱらって帰ってきたというのに、今日は何事もなく生理実習。今日は視覚の認知機能に関する実験だった。何を言っているかというと、要は目の錯覚をもっと詳しくしたようなものだ。暗いブースの中に3人一組になって入って実験をするのだが、当然想像するように目には良くないと思う。目が疲れるのだ。最初はよく知られている盲点についての実験だったが、これが意外に面白かった。簡単に言うと、自分たちの脳がどういう風に勘違いするかを試す実験なのだが、勘違いのしかたがまた面白いのだ。曖昧になって見えるのは混乱を来しているんだな、と勝手に思っている。
昼は、何となく6人で外に食べに行った。またこうやって出かけられてうれしかった。仲間がいるような気がしたからというのが1つの理由だ。ついみんなで話し込んでいたら、午後に遅刻しそうになった。トイレに寄ってから実習室に行ったら、ちょうど出席を取っていて自分が呼ばれたところだったらしく、ついていたらしい。危ないところだった。
午後もまたブースに籠もって実験。時間の感覚が全くない場所で、外に出たら暗くなっていてびっくりした。6時過ぎに終わったので、まずまずといったところだろうか。データ整理を早くやらねば。