かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

老人と骨

2006年05月31日 20時59分45秒 | 一般
今日から老年病の講義が始まった。一応試験対策の仕事があるので、行かなければいけないなと思いつつ、どのスーツを着るかですこし時間をとられてしまい、結局いつもと同じような時間になってしまった。しかも、暑かった。老年病科は外科並みの厳しい出席の取り方で、しかも3回休んだらアウトだという。今日は早くもそのうちの1回を消費しそうになって非常に焦った。
何を話していたかは知らない。神経内科に注意がいっていたからである。正直なところ、老年病科など勉強している暇はないというのが実情であろう。
午後は診断学実習。チュートリ部屋に行ってネクタイをしめて白衣を着て、一昨日と同じ皮膚科大診察室へ行った。前半の皮膚科は主に話を聞くだけで、非常に眠かった。しかし、何とか眠らないように頑張った。後半は整形外科で、今日はレントゲン写真が出てきて、ポインターを渡されてどこで折れてますか、を何回かやった。ちなみに、担当の先生は野球部のOBだった。ひたすらローテーションで質問されていたので、整形外科は眠くなる暇がなかった。
そのあと、なんとなく老年病科の事務室へ寄った。昨年の試験問題を入手できた。よかったよかった。

サンダー!

2006年05月30日 22時19分16秒 | 野球
魔法を使ったわけではないので安心されたし。
今日は午前中脳神経外科の講義を聞くふりをして半分眠りつつ、神経内科を勉強して過ごした。とはいっても1限に遅刻し、3限が始まる前に帰ったからそんなに長いこといなかったが。日曜日の酒のせいだろうか、なんとなく体調が悪い。
練習を始めてみたら、案の定動きが鈍い。確かに暑かったが、とにかくひどい動きだった。鈍すぎる。ウォーミングアップ不足だろうか。いつも通りやったはずなのだが。おまけに大腿の裏側の筋が痛い。そして、昨日から続く両方の上腕二頭筋の筋肉痛もまだ若干残っている。
ノックではイマイチ。あえてアメリカンノックをやってみたが、何本ノックを受けたか忘れてしまった。とにかく走った。といえるほどでもないが、まあ走った。ためしにノックを打ってみたが、打球の曲がること曲がること。本人と同じでまっすぐが嫌いということか。その前に、ちゃんと飛ばなかった。
練習が終わりそうな頃に、急に強い雨が降ってきて早めに練習は終わりになった。雷もすぐ近くに落ちていたらしく、雷鳴がしばらく轟いた。しばらくすると弱くなったので、やっと移動することができた。
とりあえず、こんな雨が早くに降らなくてよかったというべきであろう。

白衣姿~糖尿病・代謝内科本試験

2006年05月29日 21時38分14秒 | 試験
朝起きたらまだ若干ふらつく。頭が痛かったり、気分が悪かったりはしなかったので一安心。今日は糖尿病・代謝内科の試験の日なのだが、昨日は滅茶苦茶だったので勉強はあまりできておらず、おまけに車の定期点検のためにディーラーの人が車を預かりに来た。ついでに保険の更新の話をしていたら、時間はあっという間に過ぎてしまい、試験には遅刻してしまった。もっとも、30分以内なら何の問題もない上に、時間を使い切るほどの試験ではないので別に何も問題はなかった。
試験は糖尿病から4問、代謝から2問出題され、そのうちからそれぞれ2問、1問を選択して1問につきA41枚のスペースに記述する形式だった。過去問にあったような問題があったので、とりあえずそれについて書くことにして、あとは頭の片隅にでも残っていそうな部分を使えそうな問題を選んだ。10時前には退出した。
3限は脳神経外科だったが、まだ眠かったので講義前にプリントをもらい、出席簿に○をつけてからチュートリ部屋に行った。そしてしばし休憩。
午後は診断学実習。今日から実際に病院を回ることになった。今週は皮膚科と整形外科で、1時間半ずつだった。病院にはいるということで、今日はネクタイをしめて行った。ケーシーはどうも好きになれないので普通の白衣を着た。なんだか医者のように見える。名札で学生とわかるが。
皮膚科では、皮膚の病変の外見の表現方法を勉強した。いろいろと語彙があり、これを使いこなすのは大変だ。判別も大変そうだ。皮膚科の講義はまだ先なので何の知識もなく、ちんぷんかんぷんだった。
整形外科では、脊椎と脊髄の話を聞いた。なかなか面白い話だった。先生が面白かったからかもしれない。班員の1人が早くもスカウトされていたのが印象的だった。
今日はそれだけではなく、医学英語の日でもある。診断学実習が終わった後というのは何ともいえず疲れる。例によってあくびを堪えるのは大変だった。来週は発表をしなければいけないらしい。準備をする時間はどこにあるのだろうか。困ったことである。

五月祭

2006年05月28日 23時59分59秒 | 一般
この土日は五月祭だった。昨日の天気は今ひとつで、かき氷を売るにはあまりよくない天候だったが、今日は午後に晴れてくるという正義の味方によくあるような展開で赤字覚悟の状況を一気に黒字にもっていった。ひとえに責任者のおかげである。よくやってくれました。
この日の午前中はじつは数少ない好機で、ここぞとばかりに様々なものを入手することに成功した。ワイシャツに靴に、と。明日から診断学実習が病院に舞台を移すため、服装に気をつかわなければならないことになったからである。
午後にシフトが入っていたので行ってみたら、別に私がいてみなくても何もかわらなそうな様子だったため、医学部で行われたコンサートに行ってみたり、本館の受付にいる同級生とおしゃべりしたりと、気ままに過ごした。
さて、問題はその後の打ちあげである。毎年つぶれているまさに鬼門ともいうべきイベントである。試験を翌日に控えている身としては出席したくなかったのだが、立場上やむなく出席することにした。実際にはどうなったかというと、まあご想像通りでひどく酔っぱらった。酩酊状態などというものではない。あちこちぐるぐる回っていて、地面は揺れるし、気は大きくなるしでさあ大変。もはやめちゃくちゃである。二次会に行ってみればすぐに嘔吐してしまい、あえなくダウン。やっと回復してきたころにはお開き。
帰るのがまた大変だった。ふらふらしてどうしようもない。おまけに目も開けるのが大変。なんとか寝過ごさずにすんだが、ほとんど誰もいない道を半目でふらつきながら何とか帰ることができた。そしてほぼ即座にバタン、である。
勉強などできるわけもなかった。

落とし穴に落とすか、はたまた落ちるか

2006年05月27日 20時59分11秒 | 雑談
これが私のやったことを全て物語っている。少しだけお祭り気分になってしたことである。ちなみに、ほとんどの場合私は笑われることは大嫌いである。笑われて何とか返すにしても、こみ上げてくる激情はいかんともしがたいものがある。
「笑われる」にもいくつかあって、一概に全てに憎しみを覚えるわけではない。簡単に分類してみよう。
まず、大きくわけて意図しているかいないかである。
意図しているというのは、ネタを提示してそれを笑うというパターンである。これは笑わせようとして笑わせようとしているのであるから、何らこちらが怒る筋合いはない。むしろしてやったり、といったところである。要するに、こっちが仕掛けた罠に引っかけたのと同じことである。
意図していないほうが問題である。この中にもちょっとした会話の中に怒る笑いが含まれるのでこの全てを憎むわけではない。だが、どうにも耐え難いものが中にはある。笑うと怒るというのは自分の中では意外に近いもののような気がしている。笑っていたかと思うと突然怒り出すということもあるわけで、もちろん作り笑いからの移行もあるが、何というか、気分が高揚するからなのだろうか、激情にすぐに転化する気がしている。
ここまでは「笑われる」ということについてだが、それ以外にももちろんある。周りからの反応全てに対してじつは似たようなことが起こっているのであろう。びっくりさせたくてびっくりされるのと、巧まざる驚きとはわけが違う。奇異の目で見られるのもそうである。たとえば、高2の時に突然金髪にしたときの反応は全て愉快そのものだった。それは想定していたことだったからだろう。そのときの自分は我にして我にあらず、非現実が具現化したように考えていたからである。いわば、自己の内面のイメージの一時的な表出だからである。自分で奇異と思うものを奇異と思われてもそれが何だろうか。
それが何であれ、予想された通りであれば別に何ということはない。もちろん、癪にさわるかどうかという違いはあるにしてもだ。

勝負前のひととき

2006年05月26日 21時49分15秒 | 一般
明日の天気は雨という予報が出ていた。これはまずい。今年もかき氷を売るつもりであるが、こんな天気では売り上げはあまり期待できまい。今日は準備ということでテントの組み立てをして、机と椅子を運び、あとは人が入ってかき氷を作るだけである。
ところで、隣のテントでもどうやらかき氷を売るつもりらしい。困ったことだ。ますます危険な気がする今日この頃である。
それはいいとして、そのまえに我々医学部4年生の企画のパンフレットを淡路町から運搬する仕事があった。もう1台の車と手分けして1000部ものパンフレットを運んだ。1包み40部だったから、全部で25包みもあった。トランクを空にしてよかったと思った。さすがに野球の荷物を積んだままではまずかっただろう。
明日はサングラスでもかけようかと思ったのだが、この天候ではどんなものだろうか。まあかけてもいいのだが・・・。

野球はこういうときにやるもんさ

2006年05月25日 22時34分30秒 | 野球
今日は素晴らしい晴天に恵まれた。昨夜の土砂降りでグラウンドが若干気にかかったが、晴天のもとで水たまりは消えたかに見えた。しかし、外野には湿原帯がしっかりとできており、しかも近づかないと気付かないという実に恐ろしいトラップになっていたのである。
ところが、だ。人が少なかった。最初はわずかに8人。野球は確か9人でやるはずなのだが・・・。しかも、内野が3人で外野が5人というよくわからないことになっていた。
私は久々に内野で練習した。バント練習をたくさんやりたかったので、ちょうどいい機会だった。しかし、ずいぶんと勝手が違い反応がどうも鈍いうえに、ボールにうまくあわせられなかった。そこが何とも難しいところである。もっとも、外野でもうまくボールにあわせられているとは言えないのだが。
ここまで人が少ないとは想定外で、例によって少しばたばたしてしまって情けない。最近うまく言葉をまとめられないことが多く、言いたいことがあるのにモゴモゴという光景がしょっちゅう見られるようになった。別に病気だと言いたいのではない。そして、後からああこうすればよかったのか、と気付くというお定まりのパターンが待っているのである。
もうすぐ6月になる。車の定期点検の案内はがきが来た。買った店に行ってもいいのだが、何しろ金町にあるのでちょっと遠いのが難点。この前は近くのディーラーに持ち込んだが、今回はどうしよう。

あっては困る、有意な差

2006年05月24日 21時15分03秒 | 一般
診断学実習は今日でひと区切り。来週からは病院に実際に行くことになる。今日は診察の残り、神経診察と下肢の診察をやった。その前に腹部の診察の復習をやったのだが、肝臓の位置が若干上に寄っているといわれてちょっと焦った。逆に自分は脾臓をさわることができてうれしかった。
自分で触る分にはくすぐったくないが、他人に触られるとくすぐったいのはどうしてだろうか。腹部の診察で痛切に感じたことである。
さて、神経の診察でやったのは脳神経の診察と反射の診察の2つだった。脳神経のほうはやれば誰でもできるといわれて特に今日練習することはなかったが、反射の診察でまたも問題が起こった。
有意な差があると困るのは左右だが、それは別に問題ではなかった。左右に差はなかったのだから。問題は、ハンマーを叩く人による違いである。おまけに、得られた仮説は「診察者が女性のほうが反射がはっきりとおこる」というなんともあほらしいものである。3人にやってもらった結果がそうであった。その中には担任の先生も含まれることはいうまでもない。
もう一度追試験をやってみたところ、今度は男性でもちゃんと反射が見られ、めでたく仮説は棄却されたはずである。単なる偶然でよかった。

That's rain!

2006年05月23日 23時04分03秒 | 一般
強い風に何とも言いしれぬ不安を抱えた今日であった。幸か不幸か、この不安の一部は的中し、一部は外れたと言えよう。外れてくれて正直ホッとしているところである。
言いしれぬ不安の正体とは、つまり「かみさまのいかり」である。何かわからない方は過去の記事をサーチしてみればわかることと思う。要するに強烈な一撃で終わりになるということを危惧したわけである。ふたを開けてみれば、そこまでではなく、何とか継続できた。
練習は先週一週間がまるまるつぶれたこともあり、どことなくぎこちない感じだった。時間配分はほぼ予定通りに進み、思った通りに消化することができた。
そのくらい当たり前のようにできなければならないのだが、どうも突発的な出来事に遭遇するとうまく行かなくなるようである。限りある時間で最善の手を見出すのが苦手のようである。
考えても迷宮にはいることが最近多い。考えるからこそなのか。上等じゃないか。

それは眠気というんだよ~アレルギーリウマチ内科・腎臓内科本試験

2006年05月22日 21時15分03秒 | 試験
マンデーテストも5回目を迎え、次第に慣れてきたとでも思ったのだろうか、教務は何を思ったかダブルヘッダーを組んできた。
ということで、今日の試験はアレルギーリウマチ内科と腎臓内科だった。アレルギーリウマチ内科は短答式の問題がずらりと30問以上並び、答えるのに面倒な問題が多い。しかしながら、多くは過去問の焼き直しなのでまあなんとかなったと思う。腎臓内科は選択問題が5問に記述問題が1問ということで、間違えると非常に怖い出題だった。あまり勉強しても役に立たないような気がした。
ところで、ちょくちょく勉強をしてきたもののなかなか捗らず、試合で疲れたあとに勉強というのは非常にこたえた。うっかり目をつぶるといつでもそのまま眠りそうなのを必死にこらえた。「眠気の最大の解消法は睡眠」をモットーとする私には徹夜などという器用なマネは到底できず、うつらうつらとしてからはっと我に返って勉強に戻る、というプロセスを数回繰り返した。最後に30分ほどまとめて眠り、すこしだけ気力は回復した。
試験二つをこなした後にチュートリ部屋に行って昼休みの間中寝ていた。
午後は診断学実習で、今日は模擬患者による医療面接の総論ということで、臨床講堂でいろいろやったらしい。らしい、というのは私はアンケートを書いたあとでチュートリ部屋に避難し、六大学野球をしばらく見ていたので知らないからである。
その後医学英語。今日はおばさんは風邪をひかれたそうで元気があまりなかった。
疲れた。