一年の終わりに

今日は日直医にあたっていたので、朝に病院に行った。前日の当直医と今日の当直医とともに引き継ぎをして、入院中の患者さんの状態をチェックしたあとは落ち着いていたので大きな仕事はほとんどなかった。ようやく退院サマリーができてきたので、それを全部見て提出に回しておいた。幸いにして新規入院は今日はなく、時間になったので帰ってきた。
夜に実家に行って年越しそばを食べて、実家宛に届けてもらっていたおせちを受け取ってきた。意外とすぐに満腹になってしまい、あまりたくさんは食べられなかった。疲れと年齢の影響だろうか。
帰ってきてから、酢蓮と紅白なます、雑煮の準備をした。酢蓮は順調にできたのだが、紅白なますで使うにんじんをスライサーで切っているときにうっかり自分の指を少し切ってしまった。なかなか血が止まらなかったが、ぎゅうぎゅうと圧迫しておいたらようやく止まった。続きは嫁さんに指示してやってもらい、わたしはそのまま年越しの体勢になってしまった。なんとも情けない年越しになってしまったが、今年もゆっくりと落ち着いて「ゆく年くる年」を見ることができた。
よいお年をお迎えください。

年末の具合

午前中に嫁さんが研究室に行ってしまったので、午前中は主に息子と二人で遊んでいた。いろいろなおもちゃに触れたがるようになり、何をするのか見ているとたいがい口に運んでいく。感触を確かめているのだろう。ミルクを飲むときに哺乳瓶を自分の手で支えることがたまにあり、成長ぶりを見せつけてくれる。
午後はアルバイトに行ったが、年末ということもありいつもよりも格段に暇だった。ただ、遅い時間帯に一人来たおかげで早く終わるというわけにはいかなかった。

家でゆっくり

今日は午前中に生協の宅配があったくらいで、あとは何もない一日だった。病棟の患者さんのことは多少気になるが、明後日病院に行くことになっているので、その時に確認することにした。
今日も相変わらず息子はよく笑い、ころころと寝返りを打っている。まだうつぶせになったところからの身動きがとれず、一人でばたばたとがんばっている様子を見ると微笑ましいが、疲れてきたらすぐに仰向けにしてあげられるようにずっと見ている。

もごもごと動かす口

息子も早5ヶ月になった。今日は時間があったので離乳食として10倍粥を裏ごししたもので始めてみた。きちんと食べるかどうか心配だったが、口に含ませてみるときちんともごもご口を動かして飲み込んでいた。それどころかスプーンにがっつくような有様で、全然心配なかった。
これから少しずつ子供用の食事も準備していくようになり、だんだんそちらも手がかかるようになりそうである。でも、息子が顔を粥まみれにしてにこにこしているのを見るとがんばれそうな気がしてくる。

休み初日

外勤は何も変わらず普通にあるので、いつも通りに診療を続けた。今日の予約外でとても気になる人が来た。
兄が代謝異常で幼いときに亡くなっていて、本人も心筋症が疑われ、歩行障害もでているという。話をしていると少し話がかみ合わず、軽い認知機能障害もあるかもしれないと思うと、何らかの遺伝性の代謝性疾患なのかもしれないと思ったが、この病院では抱えきれるものではない。紹介状を書いて近くの大学病院に行ってもらうことにした。紹介された先で何かわかるといいのだが、遺伝子を調べても引っかからないかもしれず、難しいかもしれない。
外勤帰りにガソリンスタンドに行ってみたが、行列していたのでまた今度入れることにして帰ってきた。ようやくクリスマスツリーを片付ける時間ができたので、あわせて注連飾りと鏡餅を代わりに飾った。我が家もいよいよ正月気分になってきた。

先の話

今日は年内最後の営業日で、明日から実に9連休である。今日の仕事は年末年始に向けてチーム内での打ち合わせと、それから当直医への引き継ぎ文書の作成であった。
そして、頭の痛いことに年明けの5日に入院予定が3人と6日に2人もいて、とりあえず5日の分は各チーム1人ずつということになったが、6日はどうなるのだろうか。さらには年末年始の休み期間中に入院が入った場合はどうするかという話もあった。こればかりはふたを開けてみないと何とも言えない。
今日は夜に教授の患者への病状説明があったので、それが終わったところで帰ってきた。いよいよ休み期間に突入だが、私は明日は普通に仕事である。

昔を思い出す

今日はクリスマスだが、仕事には何の影響もないただの12月25日である。
今日の大イベントは神経筋生検である。わざわざ普段着ないスクラブを用意して、生検の間はシャツを脱いでスクラブを着ていた。周りの人からはびっくりされ、写真を撮りたいなどといわれたがそれは丁重にお断りした。
肝心の生検の手技はだいぶ前にやったきりなので、あらかじめ復習をしておいた。実際に局所麻酔をしてメスで皮膚を切開したあたりからは、どちらかというと研修医時代の形成外科でやった外来手術を思い出すような感じになった。回数からいえば、形成外科でやった手術のほうが神経筋生検よりもはるかに多いのは確かで、縫合もその時の経験が基になっている。
順調に進んだかに見えた生検だったが、最後の最後で吸収糸が用意されていないということに気づく手抜かりがあり、終わるのが大幅に遅くなった。物品を見た時点で確認しておくべきであった。
帰宅後、家でクリスマスをお祝いした。息子は嫁さんの作ったサンタクロースのコスチュームを着て、記念撮影。思い返すと、去年は嫁さんのつわりが一番辛いときでまともにお祝いなどできなかったのであった。メリークリスマス！

臨時のお迎え

当直は特に起こされることなく終わり、わりと長いこと睡眠時間をとれて元気な状態で朝を迎えた。昨日の出血した患者さんは今日は何とか持ち直したようで、一安心である。
昼前に外勤に行った。今日はクリスマスイブということもあるのか、珍しく少し早く終わったので、嫁さんが忙しいというので急遽子どもを迎えに行った。
前の病院の上司から、症例報告が通ったと連絡があった。当時の担当医が最初に書いた文章を私が大幅に手直しして上司に見てもらい、投稿してもらったものだが、送られてきた論文を見るとさらにだいぶ変わっていた。一応2番目に名前が載っているが、なんとも恥ずかしい話である。自分で書こうとしているのを何とかしなくては。

ありがたいタイミング

今日は当直。
朝、病院に行ったらものものしい雰囲気になっていた。先日胃瘻造設した患者さんの出血がひどくなり、昨夜ショックになってしまった。今日もまだ貧血が進んでいて、消化器内科と外科に頼んで診てもらった。内視鏡では中に出血源は見つからなかったので、やはり胃瘻造設部からの出血ということのようである。とりあえず胃瘻の部分を圧迫してもらい、輸血とアルブミン投与でなんとか状態は落ち着いた。
その後は特に何もなかったので、夜は早いうちに寝てしまおうと思っている。

不自由なカンファ

今週は火曜日が祝日のため、今日カンファであった。年内最後のカンファでもある。しかし、いつもの場所が使えず普段カンファをやらない部屋での開催になったため、診療端末がなく画像提示が非常に難しかった。用意していないものを出せないため、ご要望に応えて画像を出すということができなかったからである。
カンファを無事に済ませたあとは、何もイベントがなかった。嫁さんに頼まれていたので今日は早々に帰った。同期が忘年会をやるらしいが、嫁さんの忘年会が先にセットされてしまっており、私は今日は参加できなかった。明日当直でもあるのでしょうがない。
今日嫁さんへのクリスマスプレゼントが届いた。喜んでくれてよかった。