年の終わりに

いよいよ今年も大晦日になった。
去年は日中に病棟にいるという仕事があったが、今年は年始に当直が入った関係で一応休みである。とはいっても、受け持ち患者が病棟にいるのでさすがにずっと目を離すわけにはいかないと思い、午前中に少しだけ病院に行ってきた。
幸い皆落ち着いていて、端末からデータをチェックするだけでよかった。
用が済んだらすぐに病院から出た。
帰ってきてからやったことは、紅白なますを作ることと雑煮の準備である。去年はなますを作っていてけがをしてしまったが、今年はそうならないように注意して繊切りにしていった。ゆずを買ってきて、少しだけゆずの皮を刻んで入れてみることにした。おいしくできているだろうか。

土砂降りの中の出発

予定外だったが、今日はずっと雨であった。朝のうちにはあまり大したものではなかったのだが、夜になって嫁さんの実家から出るときには土砂降りであった。土砂降りの夜の中を、通り慣れない道で運転するというのはなかなか難しい。ただでさえ明かりが少なく暗い道で、ひどい雨が重なったたためによけいに大変だった。高速道路に乗る頃にもそんな感じだったが、南に進んで行くにつれて天気は回復していき、帰ってきた頃には雨はもう降っていなかった。
いろいろと持たせてもらって、帰ってきた後で駐車場から物を運ぶのがなかなか大変だった。腕がうれしい悲鳴をあげた。

まともな遠出

今日から年末年始の休みに入った。病棟も当直が診てくれるので、私もとりあえずしばらく休みである。
今年は嫁さんは完全にフリーになったので、大掃除などもしようと張り切っている様子だった。今日は車で嫁さんの実家に行った。首都高から東北道を通り、北関東道へと進んでいった。連休のはじめの下りなので渋滞がひどくなっているのかと思ったら、意外とすいていてすいすいと進むことができた。結局、首都高に入る前に道を間違えて時間をロスしたが所要時間は2時間半ほどであった。車の性能の問題で、あまりスピードが出ているような感じがしないながらもスピードが出ていたということなのであろうか。多少疲れたが、時間の割には疲労も軽いように思えた。ただ、血圧が少々高くなっていたらしい。もともとなのか、緊張しているためなのか、よくわからない。
夜はふぐをごちそうになった。身がしゃっきりとしていておいしかった。

午後の一仕事

先週に引き続き、今日も午後は応急新患の当番であった。
正直なところどんな患者がくるかわからない怖さがあるのだが、こればかりは引き勝負のようなところがあるのでどうなるかはふたを開けてみなければわからない。
今日は実際の所5人が来たが、薬のみの人もいれば本当に症状のある人もいた。動悸を訴えてきた人がいてびっくりしたが、心電図は異常がなく今日の所は特にできることがなかった。とりあえず今は心配ないと言って安心してもらうしかない。
夕方になり、当番の仕事が終わった後は、指示や処方のチェック。当直にまかせるにあたり、今のうちにできることはやっておかなければならない。仕事が終わり、家に帰ってきた後はほっとした。

しめくくりの外来

今日の外来は3人のみで、かなり楽な週になった。その一方で入院患者の受持数は年内に退院の見通しが立たない人ばかりのために着々と増え続け、ついに2桁になってしまった。数がそこそこ多いだけでやることはそれほどないのだが、患者リストを見ると若干げんなりとするのは否めない。来月には一気に減るはずだが。

ちらつく休み

今日は年内最後の外勤。来週は休みなので次に来るのは2週間後になる。そんなことを考えているとついつい年末年始の休日に目が行ってしまう。その前にまだくぐらねばならない関門がいくつかあり、考えていると何だか嫌な気分になる。病院に戻り、その後は早々に引き揚げてきた。あともう少しである。

ハイエナの中の肉

さて、北海道から帰ってきての出勤となったわけだが、意外と患者は入っていなかった。お土産を携えて持ってきたが、医局に置いておいたらあっという間になくなってしまった。喜ばれたのはありがたいが、ここまで凄まじいスピードでなくなるとは思ってもみなかった。そのくらいでいいのだろう。
今日はクリスマス。東京には雪がないのでホワイトクリスマスとはいかないが、とりあえずメリークリスマス。クリスマスツリーを買うという話は来年に持ちこしである。

とんぼがえり

すこしくらいゆっくりできればよかったのだが、仕事の関係でなかなかそうもいかない。法事を済ませ、今度は旭川空港から羽田に帰らなければならない。昨日は雪だったが、今日はよく晴れた。そのかわりに冷え込みも厳しくなり氷点下20度をうかがうくらいの冷え込みであった。そのくらいに気温が下がると、鼻の中がごわごわとしてくるようになる。長い時間散歩をするわけではないので、今回はそんなことはなかったが。
今日はクリスマスイブにあたるということで、旭川空港のグラウンドスタッフがサンタの格好をしていた。依然そんなことをしていた記憶はないが、この日に空港を使ったことはあまりないからひょっとすると毎年のことなのかもしれない。
飛行機からは下がよく見えた。天気がいいとこういうことがあるのでとてもありがたい。
東京に帰ってくると、一気に日常に引き戻されるような感じがする。また4日間仕事をすれば、年末年始の休みになるのでもう一頑張りである。

引き締まる寒さ

昼過ぎの飛行機で羽田から旭川に向かった。最近めっきり冷え込んできたと思っていたが、北海道に行ってみるとかわいいものであった。空港の建物から外に出たときに、肌が一気に引き締まるような感じがした。慣れないからそう感じるのだろう。雪が降っていたが、寒いために溶けることがなく軽く払えばすぐに落ちる。これも特徴である。
旭川空港からはタクシーで移動した。例年よりも雪が多いようで、道の脇に積み重なっている雪の山がいつもより大きいと感じた。祖父は元気で、相変わらずしっかりしていた。とてもいいことである。
夜はすさまじい量の寿司が出てきた。いくらなんでも注文しすぎであろう。

遅らせるタイミング

今日は午前中はいつも通りの業務であった。明日と明後日で北海道に行く関係で、今日は入院を入れないようにお願いしたので、自分の受け持ちに変わりがなければ仕事はほとんどない。
午後はアルバイト。いつも日曜日に隔週で行っているところである。ちょうど終わるぎりぎりのところで1人来たために、帰るのが遅くなってしまった。これも仕事なので仕方がない。そのかわりに、早めに終わることもある。たまたま今日はそういう日だったと言うほかはあるまい。
帰ってから急いで旅支度。あとは向こう二日間の天気が落ち着いてくれることを祈るのみである。