かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

腕がむずむず

2008年10月31日 20時38分31秒 | 一般
この理由は考えるまでもない。昨日のツベルクリンのせいである。かきむしるわけにもいかないからなおさらつらい。48時間後に判定という決まりだが、今判定してもらっても強陽性に間違いない。もう二重になっており、腫れもかなりのものである。もしアメリカならまず入院になってしまいそうなくらいである。
過去のツベルクリンでも、反応が強すぎてレントゲンを撮りに行かされたり、再検査になったりとろくな事がない。今回は胸部レントゲンも一緒に撮っているのでまあ大丈夫だろうが、とにかくかゆいのだけは困ったものだ。勉強もしなければならないし、仕事もあるし、まったく困ったものだ。

なぜか重なる予定

2008年10月30日 17時11分12秒 | 一般
今週は休みなのだが、今日は予定が3つ重なってしまった。午前中は問題の健康診断。尿検査があるので、肝心なときに出なくなると困るので朝に一度トイレに立った後水をがぶ飲みしたら、今度は行きたくて仕方がなくなった。歩いていったのだが、バスなどに乗ろうものなら我慢も相当辛かったろう。予約したクリニックは歩いて30分ほどのところにあり、今日はわりと混んでいたのだろうか。
最初に紙コップを渡されて尿を採るようにいわれてほっとした。これでいくらでも待てるような気になった。ついで、中に呼び込まれて身長と体重に腹囲も測られた。次いで心電図に聴力。特に問題はなかった。視力は相変わらず両方とも1.5のままでいっこうに悪くなる気配がない。これだけディスプレイの前にいるのだから少々悪くなっても良さそうなものである。
別室に移って血圧測定に採血。今回は測定項目がたくさんあるので採血も少々多めだった。そのあとツベルクリン注射。これで明日はかゆくなることは疑いあるまい。最後に問診。といっても胸部のレントゲン写真と心電図を見せてもらい、持参した診断書の書式を見比べつつ話すだけで、先生の名刺をもらっておしまい。あれだけ繁盛していれば先生もお忙しいだろうし、健康診断ではそれほど話すこともないだろう。かなりの金額を払って、11時過ぎにクリニックを出た。
昼から大学に行った。とりまとめをやっている模試のマークシートをまとめて送る日なので、どれほど提出されているかと思って数えてみると12人分しかない。解答は配られているのだし、確かにわざわざ出すことはないのかもしれない。驚いたのは、この期に及んでまだ問題も取りに来ていない輩がいることだった。今日はそのまま置いておいたが、放置するようなら処分してしまおうかと思ったのはここだけの話。
そして最後の予定はというと、営業である。といっても話を聞く側なのだが、担当の某国試予備校の人にDVD講座の話をしてもらった。もうそう遠い話ではないので、そろそろ動き出さなくてはならないようである。この話は20分ほどで終わり、ようやく帰ることができて一息ついたのであった。

何が残るか?

2008年10月29日 20時07分02秒 | 一般
今日の用事は夕方の写真撮影のみ。去年の実習班の写真撮影ということで、わざわざ大学まで行ってきた。指定された時間に大学病院の外来入口に行ってみると、もちろん誰もいない。実にこの班らしくて少々うれしくなった。今の班では考えられない光景だ。
さて、肝心の写真撮影はというと、予定の時間から十数分遅れて始まった。しかし、すぐに撮れたのかといえばさにあらず。まずどこで撮るかというのが決まらない。また、よくよく考えてみれば班の集合写真を撮るには班の全員が集まっただけでは足らないわけで、この点はすぐに解決されたが、場所はというとなんだかんだで入口の扉の前とベンチ付近であった。無論、まともな写真ばかりではあり得ず、薄暗くなり始めて、患者さんがほとんど通らない時間帯に感謝することになった。おそらく明るいうちは決して許されないだろう。おそらく苦情ものである。
さて、去年の班のコーナーには私は携わらないのでどのような代物になるかは想像しかねるものがあるが、果たしていかなるものができるだろうか。もっとも、それを見て実状を思い出せるのはこの6人だけであろうが。

ちりも積もれば・・・

2008年10月28日 23時06分10秒 | 一般
次数が上がると増えること増えること。定数を積分して一次関数になるとしても凄まじいものである。ちりも積もれば山になるの原理とでもいえるだろうか。
毎週毎週1冊ずつ雑誌が重なっていくが、これが複数あって何ヶ月か経った日には捨てるのにどれほどの苦労がかかることか。これがバカにならない。
週単位ではなめてもいいくらいの量なのに、つもり積もるとおそろしやおそろしや。次数の違いを身をもって体験する瞬間なのである。
そして、次はもっと早い時期に捨てようと思う。これも真理である。「思う」だけならば。こうして自分の愚かさを悔いながら重い腰を上げることを繰り返すわけである。
さて、次にこうやって資源回収ゴミを出すのはいつの日になるだろうか・・・

目の前から片づける

2008年10月27日 22時17分04秒 | 一般
今日は健康診断を受ける病院探しから始まった。色々調べた末に、比較的近いところにあるクリニックなら必要な分が全部できそうだということがわかり、電話をかけて聞いてみて、木曜日に行くことが決まった。予想通りかなりかかりそうな様子であるが、しかたがない。
次に、頼まれていた編集の仕事に取りかかる。今日はそんなに量が多くなかったので、午前中で終わった。一応チェックが入っているらしいのだが、まだまだ甘いと感じた。
それからようやく勉強に取りかかる。サブノートを開いてみた。イヤーノートよりも大きい代わりに字も大きい。字は小さくてもいいからもう少し小さい方がありがたかったのだが・・・。目を通す分には今日中に終わりそうである。
これを中断してハリソンを読んでいたらてきめんに眠くなってきて、うとうとしたら雷の音にたたき起こされた。一時はかなり激しく降っており、外出していたらまともに浴びたかもしれなかった。くわばらくわばら。

ラスト仕入れ?

2008年10月26日 18時31分06秒 | 一般
今日は新宿まで買い物に行った。目的は2つあって、1つは注文していたシャツを受け取ることで、もう1つはようやく出た公衆衛生のクエスチョンバンクとサブノートを入手することである。STEPは来週出るらしいのでSTEPだけ後回しになる。
前者の方は難なく終わり、後者はというとこれもさほど困ることなく見つけられた。ついでにQB Extraと原本の「国民衛生の動向」も入手。公衆衛生に関してはこれで十分すぎるくらいであろう。しっかりとやる限りにおいてだが。
せっかく2週間の休みをもらったので、じっくりと勉強してしまおうという腹なのだが、色々とあるから時間はきっとあっという間になくなってしまうだろう。

ほんのりと赤くなった・・・

2008年10月25日 22時16分40秒 | 一般
今日は車が大活躍。はるばる奥多摩まで紅葉を見に行ってきた。首都高から中央道に入り、八王子まではスムーズに行った。ところが、高速から降りた後が大変だった。今日はあちこちで工事をしており、工事の箇所が対面通行になっているせいで渋滞が起こっていたのである。
予定より20分ほどよけいにかかって最初の目的地に着いた。ちょうど昼についたので混んでいるかと思ったが、さして待つことなく中にはいることができ、おいしい料理に舌鼓。ついでにとなりの売店で新酒を買った。川岸にあって、多摩川の上流を少し散歩した。まだ完全に紅葉しきってはいないが、やや赤くなっており部分的にきれいなところがちらほら。
そのあと、日原鍾乳洞に向かった。日原街道に入ってからが大変で、すれ違いのできないような細い道を20分ほど進まないとつかない。対向車は所々の広くなったところでやりすごすのである。この道路で「警笛鳴らせ」の標識をいくつか見た。教習所で習ったが、実際に見るのは初めてで当然鳴らさなければならないのだが、慣れないせいかなかなかやりづらいものである。日原街道のほぼ行き止まりにあるのが日原鍾乳洞。あらかじめ割引券を用意しておいたので100円引で一人500円。ついでに駐車料金が500円かかった。これまで鍾乳洞というと秋芳洞や当麻しか思い浮かばなかったが、東京の比較的近いところにあるとは知らなかった。ただ、この鍾乳洞はどちらかというと「鍾乳洞」というよりも「洞」に近いかもしれない。中の階段はかなり急なので天井の低さとも相まって大変だった。天井がかなり高い場所もあり、物音は水音のみという神秘的な場所もあった。ただ、かなり涼しかったのでもっと暖かい上着を着てくるのだったと思った。
日原鍾乳洞を出発して、今度は奥多摩湖(小河内ダム)に向かった。小河内ダムには小学生の頃にいったことがあるのだが、全くその当時のことは記憶になく、まるで初めて行ったかのような感覚であった。奥多摩湖から見る山の木々はやはり部分的に紅葉しており、緑色の中に赤が点在しているようだった。これはこれで美しい眺めだった。
帰りが大変だった。奥多摩湖から八王子インターまでは予想通りだったが、中央道がひどい渋滞で、高井戸までかなり時間をとられてしまった。首都高はスイスイと進めたが、結果として帰るのが遅くなってしまった。どうやら予想が甘かったらしい。
今日の走行距離はおそらく200キロは超えただろう。たまにはこういうのもいいものである。

ねんきん特別便

2008年10月24日 18時02分29秒 | 一般
自慢にはならないが、年金を払ったことはこれまで一度もない。昨日ねんきん特別便が私宛に届いた。20歳になってからずっと国民年金なので、チェックも簡単。そして、1ヶ月たりとも払っていないからこれも確認は簡単。一応、ずっと学生特例納付猶予という扱いになっていることは確認した。私にまで届くところを見ると、国はこの件に関してはやはり本腰を入れているとみていいのだろうか。すぐに返信は送った。
もう1つ。先日マッチング結果が出たが、一昨日マッチした病院からいくつか書類が送られてきた。内定通知書も受け取り、めでたく仮契約までこぎつけたわけである。問題は、健康診断書を出さなければならないのだが、大学の保健センターでやっている項目があまりない。血液検査だけでも肝機能検査・腎機能検査・肝炎の抗原や抗体の検査・梅毒のスクリーニング検査とあることあること。血算だけなどというものではすまないようだ。まだある。麻疹・風疹・水痘・ムンプスの抗体検査が必要だという。いったいいくらかかることか。気が遠くなりそうだ。

口腔外科か形成外科か?

2008年10月23日 18時56分29秒 | 臨床実習
今日の午前中はあまり気乗りがしなかったので欠席。午後から出ることにした。今日が最終日で、教授による総括のはずが学会でいないために代講ということになった。レポートは内容を十分消化しきれずにA4で一枚におさまった。枚数の指定はなかったのでこのほうが読みやすくていいだろう。もっとも、「字が書いてあって名前が書いてあればいい」というくらいなので、どれほど中身を見るかは疑問であるが・・・
総括ということだったが、ところどころ口腔の外へと話が脱線した。だから「口腔外」科なのか、というのではシャレにもなりはしない。見せられたスライドは形成外科の教授が見せたスライドと似たような傾向のものだった。口腔外科の教授は形成の方面の人らしいのでそれももっともかもしれない。
たまたま、代講の先生がレポート担当ということだったので、そのまま手渡しで提出できた。教授室まで行かなければならないかと思っていたので、思わぬ得であった。教授から話を聞けなかったことと相殺になるだろうか。
これからしばらく休みである。落ち着いて勉強でもしようか。

恐るべき歯周病

2008年10月22日 17時46分15秒 | 臨床実習
今日の午前中は手術見学。ということになっているが、私は家にいて全然関係ない科目の教科書を読んでいた。某有名英語教科書の翻訳なのだが、どうも訳文のこなれが甘く読みにくい箇所がちらほら。自分ならこう書くのにということがしょっちゅうで読みづらい。翻訳には日本語力も大事だということがよくわかる。
午後はクルズスに行こうと思って大学に行った。途中で班のメンバーとすれ違い、彼らは手術に行くといっていたので、残りはクルズスに行くのだと思って外来までいってみると、見事に誰もいない。去年の班だとこういうことはよくあったのだが、今年はそういうことは考えにくい班なので少しだけ驚いた。
結局マンツーマンのクルズスは開始5分ほどで終わりになったのだが、顎の動きを見るというのは面白かった。自然に動かしているように見えても、センサーをつけて動きをとりだしてみると意外と引っかかったりしているようである。
今日の午後は2本立てで、もう1つは補綴についてのクルズス。要するに欠けた歯の機能をどのように補うかという話だが、金(かね)の話がよく出てきた。つまり、値がそれなりにはるわけで、いいものは高いということである。さらに言えば、総入れ歯にするにしても値段によって出来が全然違い、高いものだと金(きん)を使うのだとか。味が違うらしい。金の味。想像もつかぬ。
だが、このようなものお世話にならないにこしたことはない。歯周病が原因というケースも多く、そして有病率が恐ろしいほど高い。だから恐ろしいのである。