かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

この一年を振り返って

2015年12月31日 23時25分17秒 | 一般
いつの間にか大晦日で、今年ももうじき終わる。
毎年この時期に考えることは、この一年はどんな一年だったかということである。さて、今年はどうであったか?今年の最大のトピックは、考えるまでもなく父の急逝であろう。この一事をもってしても今年は史上最悪の年であったと結論付けるに十分である。最悪というだけではなく、その後に大きな変化をもたらしたという意味でも別格の意味をもつ出来事であった。また、これに付随する形で例えば父の職場の人々と繋がりができたりといった余禄に預かることもできたわけだが、これとて父の喪失とは到底釣り合うようなものにはなり得ない。
翻って我が身を鑑みるに、2月のその日を境に大きな影響を受けたことは疑いようもなく、今に至るまでそれが続いてしまっていることも否定できない。エンジンの火は消えてしまい、意欲は著しく落ち込んでしまい、鬱々たる日々が過ぎていった。自分でもわかっていながら、それでも体は重く動かなかった。
父のことを思い返しては一人で目頭を熱くすることも度々で、それだけ衝撃は強かったと言わざるを得ない。
4月からは研究室に移った。これも新しい環境に移るタイミングとしては最悪の状況であった。やることなすこと失敗続きで未だに要領を得ないことばかりである。そんなこんなで気がつけば、はや9ヶ月。
来年はいい年になりますように。