かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

寝ぼけ頭

2014年01月31日 23時39分28秒 | 医者仕事
夜中になり立て続けに入院を入れる羽目になり、結局寝られたのは4時過ぎのことだった。あっという間に眠りに落ちたが、目を覚ましたのは6時半頃。勝手に目が覚める時間になっているらしく、困ったものである。
朝になれば当直の仕事は終わりだが、またいつもの仕事が待っているわけでそれが何とも辛いところ。目は何とか覚めているが、頭の回転が鈍く思ったように仕事が進まない自分にいらだちながら仕事を終えた。
帰ろうとして病院の出口まで来たところで忘れ物に気づいて慌てて引き返した。寝ぼけているというのは恐ろしいものである。

交代を告げるタイミング

2014年01月30日 23時12分30秒 | 医者仕事
外来も残すところあと数回で終わりなのだが、これからもよろしくお願いしますと言われることも多い。また次に来てもらうことがある人ならばまだいいのだが、それで次回以降は別の医師が担当になりますと告げるのはなかなか言いづらい。できれば3月の最後の外来でとも思うのだが、薬を出すタイミングもあるのでなかなかそうも言っていられない。来月の外来では外来医の交代を告げることも多くなりそうで、なにやら申し訳ない感じもしてしまう。
外来が終わった後は当直。夕方の段階では救急外来は閑古鳥が鳴いていたが、是非このまま過ぎていただきたいものである。

どういうわけか?

2014年01月29日 23時21分26秒 | 医者仕事
外勤から戻った後、いない間にまたしても色々と起こっていたことを知った。水曜日の午前中というのは最も手薄な時間帯なのだが、そこを狙ったかのようにイベントが立て続けに起こったらしい。いつの間にか腰椎穿刺が起こっていたり、あるいは脳梗塞が入院していたりと、どういうわけか病院にいてひまにしている時間帯であればすぐさま駆けつけられたのだが、なかなかうまくいかないものである。

長いリスト

2014年01月28日 23時31分12秒 | 医者仕事
いつもカンファの時には自分で患者リストを作っているのだが、今日は初めて1ページに収まりきらなかった。どう考えても最近脳梗塞の入院が増えたせいなのだが、去年よりも何となく多いような気がする。リストは去年のこの時期にはもう作っていたはずで、これまではたいてい1ページ25症例以内におさまっていた。時期的なものなのであろうが、しかたがない。重症病棟もあふれそうになっているし、リハビリを進めてどんどん転院を進めていかなくてはいけないだろう。

しばらくぶりの挿管騒ぎ

2014年01月27日 23時50分22秒 | 医者仕事
今日は朝から慌ただしかった。今下についている研修医の受け持ち患者のことでずっとばたばたとしてしまった。
確か検査入院だったはずの人が大化けして呼吸状態が悪くなってしまい、とうとう挿管することになった。研修医の時もあったが、挿管騒ぎになると色々と大変なことが多い。とりあえず人工呼吸器管理ができる病棟に移さなければならず、私一人では指導しきれないので人を集めて、挿管して人工呼吸器に乗せた後はCVを入れて、さらには動脈ラインも入れた。どんな背景があろうとここまで至ってしまうとやることはそれほど大きくは変わらないのだが、何しろ久しぶりのことだったのであれこれ忘れてしまい、しかも病院が違うと使う器具も違ったりするので勝手がわからないところも多々。
呼吸はひとまず人工呼吸器に乗せてしまえば、あとは調整をすればいいので少し考える時間は作れる。どうも循環も少し怪しいようなのでこれまた大変。
朝からばたばたとしたので、夕方には何とか落ち着くところには落ち着いたが、しばらくは目が離せない展開になりそうである。

起きられなかった朝

2014年01月26日 23時36分54秒 | 一般
そろそろ運転免許の更新の時期なのだが、平日には到底行けそうにないので日曜日に行くしか道はない。そうなるとわざわざ運転免許試験場まで行かなければならず、さっさと済ませようと早い時間に行こうと思っていた。ところがあっさりと睡魔に負けてしまい、もはや行く気力も失せてしまった。
また今度出直そう。誕生日が過ぎてしまったので、あと2週間ほどしか残っていないが、そのうちに。

夜中の辛い時間

2014年01月25日 23時16分42秒 | 医者仕事
当直室で寝ていたら5時前に電話が鳴って叩き起こされた。
他院からの転院搬送依頼という話だったのだが、半分寝ぼけた頭でまあいいだろうと思って受けたのだが、少し目が覚めてきたところでちょっと考えてみるといろいろと思うところもある話であった。受けてしまったものは仕方がないのでそのまま入院させたのだが、少しならずとも疑問の余地は残る。
今日は土曜日なのでありがたいことに仕事は昼過ぎで終わった。すぐに帰ったが眠くて体が重かった。ただ、襟足が伸びてきてうっとうしくもあったのでがんばって床屋に行ってきた。さっぱりしたのはいいのだが、眠くなって帰った後でしばらくしたら熟睡してしまった。
今日はありがたいことに嫁さんが夕食を作ってくれて起こしてくれた。ささやかな幸せであった。

移動で忙しい日

2014年01月24日 23時21分28秒 | 医者仕事
今日は抄読会に当たっていたので、ちょっと前に読んだ論文を披露したのだが、反響はさっぱりであった。当院の内科では神経疾患に詳しい人はほとんどいないのでそれもやむを得ない。今回はきちんと時間内に終わらせることができたので、去年に比べればましであったろう。
夕方から当直の仕事になった。急性期脳卒中が搬送されてきて、脳梗塞だったらt-PAだと思って少し昂ぶったのだが、案に相違して脳出血であったため血圧コントロールのみで良くなった。作業量の点ではそれほど大変ではないので病棟に上げたあとは一安心であった。

トリプルヘッダー

2014年01月23日 23時30分04秒 | 医者仕事
午後に外来の日だったが、今日は腰椎穿刺が3回あった。午前中に正常圧水頭症疑いの人のタップテストということでまた30ccの髄液を採取した。前回よりもスムーズで、順調にわりと時間も短めで終わった。昼過ぎに別の人でまた腰椎穿刺があり、外来開始までに時間がない中でこれまたスムーズであった。
外来は再診しかいなかったので早めに終わり、夕方にCIDPの人の腰椎穿刺があった。さほど手間取ることもなく非常に順調に終わり、時間内にきちんと検体を出すことができた。
さすがに3件もあるとなかなか大変な一日になった。

タップテストの結果

2014年01月22日 23時45分03秒 | 医者仕事
正常圧水頭症を疑いタップテストをしている人がいるのだが、もともと認知機能は問題なく、歩容で評価するしかないというのが難点であった。ところが、その歩容が髄液を抜いてから目に見えて良くなり、ビデオに撮って比較してみてもやはり良くなっていることがわかった。これまで何人か見てきたが、これほど目に見えて良くなるケースは見たことがなく、改めてやってみるものだと実感した。