親子で入所ですか!?～介護実習３日目

今日は介護実習の３日目。ちょっと早めに家を出たら１本早い電車に乗ることができ、歩くのも若干早くした結果20分前につくことができた。もう１人の男はようやく時間前に到着することができた。
今日まわったのは新館２階。昨日のところの隣である。ここは昨日とは違ってあまり明確な特徴はなく、いろいろな方が集まっているところだった。
午前中は色々な方とお話をした。ここでは話がスムーズにつながるため大変話しやすかった。あとは排泄の介助を見学させてもらった。そして、昼食の配膳と片づけをしたところで昼休みになった。かなり時間がずれたためコンビニがすいていたのはよかった。
午後はまず入浴の手伝いから始まった。風呂場の中まで行ったのではなく、見学にとどまったが、あがってきた方にお茶を出すのを手伝ったり、エレベーターまで車椅子を動かしたりした。そのあとまた新館２階に戻って、おやつの手伝い。初めて食事の介助をやった。そして、３時からケアマネージャーの方からお話を伺った。やっぱり気楽な感じで、わりと色々なことが聞けて面白かった。30分ほどで話は終わり、そのあとはレクリエーションの手伝いをした。今日は百人一首のカルタをやった。私は何と読み上げ役で、100枚の読み札を１つ１つ読み上げていった。こんなことをするのは小学生以来のことだった。喉がちょっとおかしくなったような気がした。あとで１人の方から褒めていただけてうれしかった。その後ちょっと話をして終わりになった。そのときに、手を取り合っている車椅子の方々がいて、スタッフから母と娘だと聞かされた。母親の方が件の100歳越えの方で、なるほど元気そうな様子だった。娘さんの方がむしろ元気がないくらいだという。すごいお母さんだ。
慣れないところに連日行っているせいか、何だか疲れが蓄積している気がする。今日はゆっくりと休もうかな。

話せば何とかなるもんだ～介護実習２日目

今日は介護実習の２日目。昨日と全く同じ時間の電車に乗り、ほぼ同じ時間に施設に到着した。そして、もう１人の男も同じくらいの時間に遅刻して現れ、副施設長に怒られていた。
今日は他のところからの実習生と２人で１日中旧館２階で、見学とちょっとした手伝いをした。午前中はもっぱらお茶くみマシーンだった。せっせとコップにお茶をついでいたわけだ。ここのフロアは認知症がかなり進んだ方々が集まっているところだそうで、当初のイメージではだいぶ暗い場所だと思っていた。が、実際に話をしてみると、その瞬間には会話ができるし、中には結構普通に会話ができる方もいた。もちろん、私の認知症の方のイメージのような方もわずかながらいらっしゃった。それ以外には、車椅子のお世話になっている方はあまり多くなく立って歩ける方が多いのは意外だった。何度も何度も「恋人いるんでしょ」→（いません）→「あなたのような人にいないなんてことはないでしょ」→（ほんとうにいませんよ）→「あらそう。悪い女にだまされないようにね。私の父は・・・」のサイクルが繰り返されるのには参ったけど。
午前中は風呂場まで行った。実際に中に入るまでは至らなかった。昼食の配膳と片づけをして、休憩時間になった。
午後は自由時間で、お話をしたりして時間を過ごした。で、おやつの準備と片づけをして、ちょっと抜けて施設に勤務している先生の話を聞いた。こちらはガチガチでかしこまって聞いていたが、実際のところそんなに堅苦しい話ではなかった。最後には高校野球の話をしたり、銀行勤めの苦労を聞いたりで、１時間ほどで終わった。その後再び戻り、ボール遊びの手伝いをした。なかなか活気があった。30分ほど体操をした後、夕食の席まで誘導したところで時間になって、この日の実習は終了。
雨が降り出す間にと思い急いで帰った。雨は駅に着く直前に降り出したようだったが、家に帰るときには降っていなくて助かった。
明日は新館２階で実習である。聞いたところによると100歳を越えた元気な方がいらっしゃるとか。

みなさまはじめまして～介護実習１日目

今日から５日間介護実習で、老人保健施設「小金井あんず苑」に通うことになった。８時40分集合というのは他と比べていささか早いようである。なので、家を出るのもちょっと早めに・・・などと考えていたら、いきなり躓いてしまった。起きたら６時30分。かなり寝坊してしまった。昨日もらったノートを読みふけっていたせいらしい。
駅まで急いでいったらちょうど上手い具合に電車が来て、調べた通りに乗ることができた。通勤客の進む方向と反対であるため案の定すいており、そのまま三鷹までゆっくりと座っていった。三鷹で乗り換えてそのまま武蔵小金井に着いた。そこからバスに乗っていくつもりだったが、何と出口を出てみるとバス停が見あたらない。いるのはタクシーだけだった。そこで、バスに乗るのをやめて歩いていった。およそ20分弱かけてようやく施設にたどり着いた。
しばらくして通された部屋で待っていたが、もう１人来るはずの男が来ない。そのまま時間になってしまい、１階の食堂までいったら、すでに朝礼のような申し渡し事項の連絡が始まっており、かなり気まずい思いをした。その最中に件の男はやってきた。もちろん満座の注目を集めた。
午前中はオリエンテーションとリハビリの見学ならびに手伝いをした。車いすの世話になっていても必死に立ち上がろうと頑張る姿には心打たれるものがあった。やはり人間らしい生活に立ち上がることは欠かせないもので、何としても取り戻したいものなのだと思った。昼食と共に昼休みになり、コンビニに行ったら、混み方が尋常ではなかった。やれやれ。
午後は自由時間の中に混じっていろいろやった。のではなく、実際にやったのは囲碁と将棋観戦である。囲碁も最初は横で見ているだけだったのだが、どういうわけか、やらないかと誘われ、ぜんぜんわからないからと言ったら、じゃあ教えてあげるからと言われて、囲碁をやってみることになってしまった。結局やっぱりあまりよくわからないままだった。その後、将棋を指しているのを横から見た。そして、車で帰る方をお送りして、相談員の方から話をしてもらった。とはいっても内容は雑談に近く、言ってみればかなり俗っぽいお話だった。実に面白かった。
こうして介護実習１日目は終わった。明日は大変そうな予感がする。

気が軽くなった日曜日

明日から介護実習が始まる。だが、昨日いきなり必要なものを言われて、そのうちのかなりのものを持っていないことに気付いた。そのため、今日はいきなり買い物に行くハメになった。午前中は割と涼しかったので、さっさと必要なものを買いそろえ、帰ってきた。
午後、久しぶりにシムシティーをやった。もちろんスーパーファミコンで。いつやったのかわからない以前のデータを見たら、人口47万の大都市が入っていた。もちろん自分でやったには違いないのだが、ほとんど他人が作ったものも同然だ。たぶん、人口があまり増えないので飽きてしまったのだろう。そこで、いろいろいじくっていたら、少しずつだが人口は増加傾向を示し始め、かなり時間が経ったあと、ついに人口は50万を超えた。ようやくマリオ像を建てることができた。けっこう感動した。シムシティー2000にはないからね。
明日から介護実習だし、生理学の論文も読まなきゃならないし、やることには事欠かないようだ。

激闘三時間～マクロ解剖本試験

ここしばらく人が変わったように勉強していたのは、全てこの日のためである。
とはいっても、なにしろ量が多くて多くて、当初の勉強方針を変更せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。ひたすら覚えるというのはそのままだとひとりでもがき苦しむというオチが待っているだけである。
これまでの経験からして、徹夜はプラスにはならないらしいことがわかっていたので、睡眠時間を若干とることにして、最後までひたすらシケプリと格闘し続けた。そして、一眠りしてから出撃。久しぶりの学校だった。
久しぶりに体に変調を来す緊張を経験してしまったが、家を出てからは収まり、試験開始時にはいつもながら全く固くなくなっていた。
で、肝心の出来の方だが、今のところどっちともつかぬ感覚である。どういう結果になっても頷ける気がする。もちろん落ちたくないことはいうまでもない。
試験の後即刻帰宅・・・とはいかなかった。そのあと介護実習のオリエンテーションとも講義ともつかない時間を過ごし、しょうもない小テストと称する出席を出し、さらにその後ただでは帰れなかった。
生理学の講義の一環として、発表をしなければならず、そのために論文を読まねばならず、しかもまた量が多いときた。
とりあえず、まずは介護実習だけどね。

アクセス数と新規投稿

毎日のように更新しているわけですが、そのたびにアクセス状況もチェックしています。だいたい毎日固定IPにして30人弱が訪れているという結果が出ました。
ところが、更新できなかった時期になるとこの数がぐっと減って、10くらいになってしまうことさえあります。かわりばえしなくても10人くらいの方が見にいらっしゃっているということに、当方若干驚きと感謝の念を抱いております。
きっと、常連の方の中には現実の私を知らない方は少ないのだろうと勝手に考えております。

恵みの雨？

今日も本当は軽く練習するはずだったのに、台風の影響で雨が降り、中止のやむなきに至った。実際のところ、これは幸運なのかそれとも不運なのかというと、どうとでもとれるので、何ともいえないところである。
何をやっていたのかというと、やっぱり解剖の勉強。ここしばらく人が変わったように勉強している。勉強時間が増えたというのはありがたいことではある。でも、体を動かす機会が減ったのはやっぱり残念な気もする。だからといって、明日何かに誘われたら出かけていくかというと、そんなことはあり得ない。ずっとひとりで勉強しているであろう。
台風は今夜から明け方にかけて通過するという。起きてみたらびっくり仰天なんてことにならないよう祈っている。

全然暇じゃない最近

解剖学の試験を間近に控えた今、暇だったら大したものだが、凡人の悲しさ、私もまたあくせく勉強している。今日もまた勉強していた。勉強といってもほとんど暗記であるが。考える余地はあまりなくひたすら覚えるだけである。
そういえば、科挙の勉強も暗記ばかりであるという。しかも、四書五経を全部暗記するのみならず、注釈書なども暗記しないと話にならないらしい。それに比べれば、解剖で覚える量など大したことはないように思える。それは比較対象の問題であって、実際には多いことに変わりはないのだが。

ぎこちない滑り出し

今日から簡単な練習がスタートした。練習を仕切る立場になってから、これが初めての練習らしいことということになる。
農グラに10時集合ということにしたのだが、20分前くらいにいったら誰もいなかった。その後しばらくして集まってきたので、何だかひとまずホッとした気になった。あとは何ということはなく、しばらくキャッチボールと遠投をやり、トスバッティングとバントの練習を軽くこなした。これで２時間ぐらいはすぐにたってしまった。初めてだったので勝手がわからず、ちょっとまごついた場面もあったが、おおよそのイメージ作りはできたように思う。最後に何か気の利いたことを言おうと思ったが、あいにく出てこなくて、言葉を並べて自己完結してしまった。これではまずいので、改善できればいいが。ひさびさに投球っぽいこともできたので、とてもうれしかった。明日は肩の筋肉痛に襲われそうな気がする。
雲行きが怪しくなったので急いで帰り、少し休んでから勉強を始めた。その頃雨が降ってきた。午前中にしてよかった。
明日は一日勉強ができる。ありがたいことだ。今度は木曜日なのだが、台風が来そうな気配だ・・・。

否定の証明

ある事柄を証明するとき、「～である」を証明するのに比べて「～でない」を証明するのは概して難しいものです。前者は当てはまることを見つければおしまいですが、後者は当てはまることがそもそも存在しないのですから、否定する要素全てにあたって全部違うということをいわなければならないからです。
そう、ここにあらぬ疑いをかけられたときの難しさがあります。たとえば、「赤いボールを持っているのではないか？」という疑いをかけられたとします。持っていることを示すなら、持ち物から赤いボールを見つけだせばいいわけです。しかし、持っていないことを示すには、全部の持ち物を調べて赤いボールがないことを確認しなければなりません。この場合は対象が「赤いボール」という具体的なものだからまだいいんですが、対象が具体的なものでないとますます大変になります。そうなると直接証明するのではなく、間接的に示す手を使わざるを得なくなります。
一番簡単なのは、別の当てはまるものを挙げることです。これなら、見つけだせばそれで終わりなのですから、だいぶ易しくなります。ただし、これは対象が唯一のものである場合に限ります。たとえば、「甲はＡが好きだ」を否定したいときに「乙がＡを好きだ」を証明したからといって、「甲はＡが好きだ」を否定したことにはなりませんよね。この場合はそうではなく、「甲はＢが好きだ」を証明して、そこから否定を導くことになります。他にはいわゆる背理法というのもあります。ただし、これを現実に乱用するとたぶん嫌われ者になれます。気をつけましょう。
そういうわけで、「～でない」ことを証明するのは大変なんです。