かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

ゆとりのありがたみ

2009年05月31日 18時59分37秒 | 一般
日曜日の午前中にゆっくりすることがこれほどありがたいとは思わなかった。これまでは当たり前だったのが、仕事を始めてみると全くそんなことはなかったからである。実際に仕事が始まって8回目の日曜日だがかなりありがたかった。
とはいっても、完全に丸一日の休みではなく夜から仕事なのでそれまでフリーというだけのことである。休日は朝にカンファがあるわけでもないので、夜勤の場合は朝は行く必要がなくていきなり夜に行けばいいということで、こういうゆとりも持てたわけである。すばらしい。
問題はこれから救急車が来るかどうかだが、これは運次第。いつ来てもいいように待機するのも仕事なので、緊張はするものである。

雨の余波

2009年05月30日 21時56分35秒 | 医者仕事
今日も採血当番で朝早くに行ったのだが、またしても雨は結構なものでしんどいものになった。今日の勤務は夜8時半までだったが、救急車はあまり来なかった。そのため比較的余裕のある時間帯が結構あり、勤務内容としては比較的楽だったかもしれない。
ただ、どこかで患者さんを移すときにどうも腰を痛めたらしく、その後も結構痛いのが続いているのである。久しぶりのことだったが、やはり痛めると結構辛いものである。
引き継ぎもかなりスムーズに進み、今日は仕事が終わるのもほぼ次官通りという素晴らしい一日になった。明日は夜勤なのでほぼ丸一日フリーになる。実にありがたい。

初日勤

2009年05月29日 18時44分27秒 | 医者仕事
救急部での研修も3日目。今日は日勤だが、その前に採血当番で朝少し早くいったのだが、外は土砂降りの雨。靴までびしょぬれになってしまい、やる気も萎えかけたところで病棟に行ってみると、2人のはずなのにもう1人は姿を見せず、結局一人で採血することになった。採血するのは3人だけだったのでそんなに困ったことはなかったのはせめてもの救いである。
その後カンファがあって、それからBLSの復習とACLSにむけての実習があった。救急部らしいところである。そのあとようやく救急外来に降りて日勤業務が始まった。今日は雨だったせいか、救急車がまばらであまり来なかったため、かなり余裕のある業務になった。入院もおらず、6時前には仕事が終わった。日勤だからというのではなく、今日はそういう日だったらしい。すばらしいことである。
仕事時間が12時間を切るのは久々のことであった。

奇妙な眠気

2009年05月28日 18時57分53秒 | 医者仕事
昼前に仕事が終わって外に出てみると、外はしっかりとした雨でちょっとがっかりした。せっかくの休みなのに天気が悪いというのは気分の良いものではない。
しかし、喜び勇んで病院を後にしたのは言うまでもなく、思惑通り車検のために車を移動させるところから始めた。ところが、これが危ないこと危ないこと。車がではなく、運転している本人が眠りそうでとても危ないのであった。
すごいのはその帰り道で、電車に乗って帰ったのだが、あっという間に眠ってしまいじぶんでもびっくりするくらいだった。
帰りついてから3時間ほど眠って、今はまた元通りになった。これからもやっていけるかちょっと不安ではある。

合間の休憩

2009年05月27日 15時14分52秒 | 医者仕事
今朝は7時に救急部の病棟に行って、朝の採血とカンファをやった。簡単なオリエンテーションのあと、私はいきなり夜勤なのでそこで終わりになり、家に帰って一休みすることにした。救急部の夜勤はどこかで寝られる保証は全くないので、さすがに眠っておかないと辛い。
また少し眠って、それから病院に出る予定だが果たして今夜はどうなることだろうか?明日の昼頃に解放されれば半日フリーなので、それまでの辛抱である。

消化器終了!

2009年05月26日 23時58分19秒 | 医者仕事
今日で最初のクールが終わった。7週間というのは長いようで短いようで、毎日毎日を過ごしていくので精一杯でふり返る余裕などなかったが、ふり返ってみればあっという間に思える。不思議なものである。ようやくというのか、研修の16分の1が終わったとも言えるが、ほっと一息ついたらまた次が始まる。
消化器は忙しいところだったらしいのだが、初めてではそれもよくわからない。これから他の内科に行ったときに少しわかるのかもしれないが。
仕事が終わった後、お世話になった先生達と焼肉を食べに行った。帰ったら日付は変わっていたが、明日の朝は早い。もうしばらくしんどいかもしれない。

完全武装

2009年05月25日 23時07分34秒 | 医者仕事
内視鏡室にいたときのこと。人手が足りないからということで行ったのだが、白衣にビニールの前掛けではダメだといわれて、防護服に靴カバーにビニールの前掛けという格好になった。患者さんが暴れて汚れるかもしれないということだったのだが、結局全く心配要らなかった。というのはしっかりと鎮静されていたからで、逆に血圧が低くなったり酸素飽和度が急に下がったりとバイタルは不安定になってしまった。
今日は午前中に時間があったのでカルテを書いて早めに終わらせようと目論んでいたが、結局うまくいかなかった。なんだかんだで仕事をこなしているうちに時間が経ってしまうのである。
今日が最後の新患カンファで、4人を発表してそれで終わった。評価表ももらい、それにサインと印をもらって、名実共に消化器での研修が終わるということになる。

サマリーの嵐

2009年05月24日 17時04分47秒 | 医者仕事
この土日で、何が一番大変かというとそれはサマリーである。飛ぶ鳥後を濁さずではないが、自分のいるうちに退院した患者は全部書かなくてはいけない。内科は基本的にそうだろうと思うが、消化器の研修期間も後わずかになった今はその整理で忙しいというのが現状である。
幸い、なくなったと思っていたカルテがひょんなことから発見できたため、残るはあと1人のみになった。たぶん、月曜日と火曜日に退院しそうな人はいないので、これさえ片づけば事実上終わりになるだろうと思う。
学生時代はもらうものだったサマリーが今となっては作るものになってしまった。時間の経過とは恐ろしいものである。はやく作らせる側に回りたいものである。

穏やかな休日

2009年05月23日 18時20分49秒 | 医者仕事
今日は土曜日なので採血は自分でやらなければならない。とはいっても、そんなに難しいこともないのでさっさと採って、後は頼まれた処方やサインをしてカルテ書きをしたら午前中で仕事は終わった。
もともと土日には給料が出てないのでただ働きもいいところなのだが、その後は病棟でサマリーを作った。これが結構厄介で、カルテをきちんと書いておくとわりと苦もなくできるのだが、サボっているとここで苦しむことになるのである。おまけに未納者ランキングというものまであり、書くべきものを書かないとばれてしまうという困った仕組みである。
肝心なところがいまいちなのにそういうところは充実しているのだからまったくいただけないシステムである。

眠い中で

2009年05月22日 22時35分35秒 | 医者仕事
結局3時間ほどの睡眠を取ることができた。当直明けとしてはまずまずだが、足りないことは言うまでもない。それでも朝になれば仕事は始まるもので、担当患者を見て回ったり、検査があれば立ち会ってみたりであっという間に時間は過ぎていくのである。受け持ちが多いとカルテを書くのも結構な作業で、何かと大変なのだが地道な積み重ねは後で結構役に立ったりするので、あまり手抜きもしづらい。
眠いと頭の働きも鈍いもので、なかなかスムーズに作業ができなかったり必要なことを忘れていたりと、結構危ないものである。
そういうわけで回診が終わった後で早めに引きあげた。緊張が途切れた瞬間に寝てしまいそうである。