時差の問題

今日は早朝に目が覚めてしまった。しかし時差を考えてみるとハワイで起きていた時刻とだいたい同じだった。してみると単に時差が戻りきっていないためのようである。昼夜逆転しているわけではないので、まあこのままでもいいような気がする。
だいぶ髪が伸びてきていたこともあり、昼前に散髪に行った。それほどの距離ではないのだが。この間の移動でも汗はじんわりと出てきた。しかも全然乾かない。さすが日本の夏である。
午後はアルバイト。帰国早々に仕事ではあったが体調は問題ない。いい調子である。

湿った熱気の出迎え

時差の関係で29日はあっという間に終わってしまった。
行きは嫁さんと左右に並ぶ配置だったので嫁さんの顔を見るのも大した手間ではなかったのだが、帰りは前後なので一苦労。ただ、行きと違って着いた後のことを相談したりすることはないので、それほど問題はない。時間帯がハワイ時間だと昼過ぎから夜になり、日本時間だと朝から夕方にあたることもあり、あまり眠くならなかった。せっかくなのでシートをフラット近くまで倒したが、ほとんど寝ることはなく映画ばかり見ていた。
飛行機はほぼ予定通りに成田に着き、預けたトランクも早々にピックアップできた。税関もさっさとパスできて、駐車場に向かった。建物の外に一歩出るや、強烈な熱風に見舞われてあっという間に汗が出てきた。日本の夏の手荒いお出迎えであった。
車に荷物を積んで、高速道路から首都高にまわって家に帰った。
家に帰ってきてから、荷ほどきをしたが汗がどんどん出てくるのには参った。
夏休みはあと2日を残すのみ。それまでに日本の気候にしっかりと体を慣らしておかなくてはいけない。

ハワイ最終日

今日はがんばって早起きをした。さすがに今日ばかりは出立の時間が決まっている以上がんばらざるを得ない。
嫁さんがどうしてもジャンバジュースに行きたいというので連れて行った。それほど遠い場所ではなく、すんなりとたどり着きアサイボールとスムージーをテイクアウトしてホテルの部屋のベランダで朝食になった。まともな時間の朝食は今回はこれが最初で最後であろう。今日で帰ると思うと何とも名残惜しいものである。ベランダで波の音を聞きながら、海を眺めてしばし時を過ごした。
予定通りにチェックアウトし、迎えのタクシーで空港へ向かった。空港に着いたときにはチェックイン待ちの長蛇の列ができていて、一瞬げんなりしたがそこはビジネスクラスなので、別のレーンがちゃんとあった。ありがたいことにチェックインはスムーズに済んだ。私のトランクは60ポンド超えで、嫁さんのトランクも50ポンド以上あった。エコノミーだったら追加料金を取られるところだったが、ビジネスなので問題なしであった。このあたりのことだけでもビジネスクラスにしただけの価値は十分にあったように思った。
手荷物検査も別のレーンでわりとスムーズに通った。アメリカの検査は厳重という話だったので戦々恐々としていたが、ふたをあけてみればたいしたことはなかった。軽くなでられる程度の身体検査で済み、その後は免税品店で追加のお土産を買ったり、残りのドルを消費するためによくわからないドレッシングを買ってみたり。ラウンジで少し休憩して、搭乗時刻を待って飛行機に乗った。
この後は日本時間に戻る。時計をかなり進めた。

アロハシャツ

やはり今朝も起きられなかった。こうなったらずっとこのままのほうがいいかもしれない。が、明日だけはそうはいかない。
さて、今日は最初にロイヤルハワイアンセンターのオーガニックカフェでアサイボールの朝食をとった。しっかりと作っているらしく、だいぶ待たされたがいろいろなものが入っていてボリュームもなかなかあった。
その後はバスを利用してワイキキ水族館へ行った。いろいろな展示があったが、重きを置いているのは珊瑚の保護やサメの保護の話などで、わりとエンターテイメントよりも研究色の強い水族館という印象だった。
ビーチに沿った道を歩いてワイキキに戻った。のんびりと歩いていてもホテルに戻るのにそれほど時間はかからなかった。しかし、日焼けはしっかりとしたようであった。昼にはハンバーガー。といっても野菜が多くだいぶマイルドな感じのハンバーガーだった。
帰りがけにお土産をいくつか買い、ついでに自分用にアロハシャツを買った。現金で払ったところ、手持ちのドルは予定通りにほぼなくなった。あまり残しておいても仕方がないので悪い話ではない。
夕食は今日も予約しておいたホテル内のレストランでとった。昨日と違ってさらにドレスコードが厳格な「ラ・メール」という店で、わりと有名な店のようだったが予約が取れたのはありがたかった。海を眺める席で、次第に暗くなっていく海を見ながらの夕食になった。ムードは満点であった。
さて、明日の朝はすぐに出なければいけないので、夜のうちに荷物をパッキングした。意外にクッキーがかさばり、トランクはなかば強引に閉じる形になった。心配なのは重量制限に引っかからないかどうか、である。

トレッキング

またも朝寝坊。どうしても朝起きられない。ベッドが快適すぎるからだろうか。
今日は思い立ってダイヤモンドヘッドに行くことにした。ダイヤモンドヘッドまではJTBのバスが30分おきに通っているようなので、とりあえずそれに乗っていけば良さそう。ご来光を拝む時間はとうに過ぎており、時間は特に気にしなかった。
まず近くの「アイホップ」で朝食にパンケーキを食べた。
その後予定通りバスでダイヤモンドヘッドまで行き、麓から頂上まで40分弱の山道と階段を登っていった。頂上まで登り、眺めを堪能した後で引き返してきた。ちょうど目の前でバスが行ってしまい、しばらく待つつもりでいたら15分ほどで次が来た。ずいぶんいい加減なものだと思ったが、あまり待たずにすんだのは助かった。タクシーが客引きをしていて、なんとも強引な話をしていたが聞き流しておいた。
日差しが強かったので、幸いなことに昨日買ったパナマ帽が役に立った。
そして、バスでワイキキまで戻った。ホテルに戻るまでの間にガーリックシュリンプが食べたいとせがまれたので、近くのスポーツバーで食事をした。なんだか食欲がわかなかったが、水を飲んでいたら食欲が戻ってきた。軽い脱水だったのかもしれない。
ホテルに戻った後は今日も水着に着替えて、海とプール。海と戯れているときに底に岩があり足をすりむいた。楽しかったせいか痛みは全くなく、ホテルに戻ってから気づいた。ゲンタシン軟膏を持ってきていたので、塗ってバンドエイドを貼っておいた。
夕食は予約しておいたホテル内のレストラン「オーキッズ」でとった。たまたま生でハワイアンの演奏とフラダンスを見られたのは、計算外だったがありがたいことだった。波の音と日暮れにも囲まれて、すばらしい時間だった。

豪快な食事

時差がそのまま残っており思い切り朝寝坊をしてしまった。波の音で目を覚ますというのも悪くはないが、時計をみると何となくばつが悪い思いをした。
今日はとりあえずアラモアナの方向へ向かうことにした。ワイキキから歩いてアラモアナセンターまで行ったらかなり時間がかかった。その間に強い日差しでじりじりと日焼けをしてしまったことに後で気がついた。
時間がちょうど昼前になったのでガイドブックで見た「ライジングクラブ」に行くことにした。調べたところによると行列ができるほどの人気店ということだったが、時間帯のせいか店はがらがらで待つこともなく座ることができた。この店はとにかく豪快で、味付けされたカニや海老が殻ごと出てきて、自分でそれをむいて食べる。エプロンと手袋をつけたらあとはひたすら食べるだけである。サイズはもちろんアメリカサイズでさらに豪快さは増した。
大いに食べた後はアラモアナセンターでショッピング。これまた嫁さんのご希望の場所があったので、その場所を探して連れて行くのが私の仕事であった。
ホテルに戻るのはさすがに歩きではしんどかったので一般のバスに乗ってワイキキに戻った。その後は水着に着替えて海とプール。目の前がビーチ（人工のビーチらしいが）で、すぐに海に入れるのはいいものだ。海の水は少し冷たかったが、波に任せて体が揺られるのは心地よかった。
夕方にまた外出。「エッグスンシングス」で食事をした。この店も並ぶという話だったが、少し早めだったせいかさほど待たずにすんだ。パンケーキが特に豪快だった。以下のソテーに付いてきたソースがワサビ風味でびっくりしたのは違った意味で印象に残った。
ホテルに戻る間にあった帽子店でパナマ帽を買った。なかなかいい感じだ。

バカンスに出発

9月1日までは夏休みをとったので、もう8月中の仕事はない。
いよいよ前々から予定していた海外旅行の時期になった。荷物もなんとか詰め終わった。新しいトランクを用意して、用意した荷物を入れていったら半分くらいで全部入ってしまった。だが、きっと残ったスペースはお土産で埋まってしまうことだろう。
飛行機は夜に発つので夕方までは何もなく家の中でゴミを片付けたりして過ごした。夕方に車で成田空港に行った。駐車場は予約しておいたのでスムーズに止めることができた。今回はデルタ航空を使うことになり、初めて利用するのでちょっと緊張していた。奮発してビジネスクラスにしたので、あまり待つこともなくチェックインや荷物を預けることができた。しばらくラウンジでゆっくりと時間を過ごした後はいよいよ飛行機に乗ってハワイに移動。シートがフルフラットになるのは初めてだったが、枕と毛布が心地よかった。
さて、ここからはハワイ時間にする。時計の針を巻き戻した。
着いたら現地は朝であった。タクシーでホテルへ移動し、チェックインを済ませる。
部屋の準備ができるまでに近くのホテルでショッピング。
昼からスパでマッサージを受けた。嫁さんの希望で私も受けさせられたが、疲れもあってかついつい眠ってしまった。
ホテルの部屋で荷物を下ろした後は、シャワーを浴びて着替えた。ようやくさっぱりしたので夕方に再び外出し、夕食をとった。店に入ったときにはぎりぎり並ばないで済んだが、食べ終わって外に出ると長蛇の列ができていた。あやういタイミングであった。
こちらの人々や観光客は夕食時間が多少遅めなのだろうか？

夜中のコンビネーション

日付が変わった後は眠気との闘いになり、誰も来ていなければもちろん寝ていいのだが、さて寝ようと思ったところで来られると結局寝ていられないということになってしまう。救急車が来たりすれば短くとも数十分、下手をすれば2時間はとられてしまう。今日の場合は救急車で過換気が運ばれてきて、ようやく帰したと思ったら今度は直来で過換気が来たりとなかなか救急外来から解放されない夜であった。ようやく寝ようと思ったら外が明るくなっていてがっかりした。
本来は夏休みに入っているのである意味サービス残業に近いのだが、当直の務めとして8時半までは病院にいて、その時刻が過ぎるやいなや病院を飛び出した。
帰ってきたらシャワーを浴びた後はすぐに眠ってしまい、午前中は幕を閉じたのであった。

最後の関門

土曜日から夏休みに入るのだが、今日は当直。その意味では今日が夏休み前の最後の関門である。5時から当直帯になるが、今日はあまり最初は呼ばれずいい感じだと思っていたら、8時過ぎから忙しくなった。しかも、それほど治療を要しない人たちが多かった。それはそれとしていいことなのかもしれないが。
外が雨模様だったので、受診したがる人は少なくなるかもしれないと思っていたが、どうもそれは甘かったらしい。

前倒し

今日は外来の日。最初の新患枠がさほど時間を要しなかったことと、新患枠の次の時間帯に患者が入っていなかったために非常に間が空いてしまったので、本来の予約時間よりも早くに来院していた人をどんどん呼んでいった。病院というところは予約時間より待たせることは申し訳ないことに良く起こるのだが、その逆はあまりない。そのために早くに来院していても待合室にはいない人もいたりして、あまり前倒しはできなかった。おまけに最後の人は再診枠に入っていたが新患だったために一通り全部診なければならず、結局終わったのはいつもとそうかわらない時間だった。なかなかうまくいかないものである。