かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

週の幕開け

2009年11月30日 21時46分01秒 | 医者仕事
毎週月曜日に思うことはほぼ共通。月曜日が祝日でもない限り、また一週間が始まるんだと思うわけで、それが喜ばしいのかそれとも嫌なのかは今更いうまでもない。
月曜日はほぼ全員採血するので、輸血も頻繁におこると思わなければならない。実際に2人に輸血になった。輸血のオーダーはそれほど難しくはないが、しっかりとやらなければならないので気をつけなければならないところはある。
点滴を入れ替えたり、はたまた追加で採血をしたりという仕事もあるが、またまた例によって気付いたら時間がかなり経っていたというパターンであった。あまり達成感はない。
一日が経ったという安堵はあるのだが。

平和な週末

2009年11月29日 16時21分06秒 | 医者仕事
今日は落ち着いていて人数も少ないため、ゆっくり行っても午前中に仕事がほぼ終わるというすばらしい一日になった。少しサマリーを書いて、それで終わり。
ところが、昨日必要な薬を処方し忘れたことに気が付き、冷や汗書いて処方して患者本人と病棟に謝るハメになってしまった。ついうっかりチェックするのを忘れたのはまったくいただけない。
それ以外はちょっと寒いことをのぞけばいい休日。
そして明日は月曜日。

落ち着いて一息

2009年11月28日 16時45分31秒 | 医者仕事
昨日うまくいかなかった原因は静脈が思ったよりも外側にあったことと、超音波のプローブをきちんと使えていなかったことが原因だったらしい。今回はきちんと超音波で確認して、その後にしっかりと穿刺も成功。無事に内頚動脈にカテーテル留置することができた。
受け持ちの1人が外泊に行ったため、週末は受け持ちがさらに少なくなってだいぶ負担も減った。しっかりと勉強するにはいいチャンスである。

ゆっくりとした一日

2009年11月27日 18時53分06秒 | 医者仕事
今日は金曜日。明日は週末という期待にあふれた日でもある。今日は全体的にはわりと穏やかで、することも比較的少なくて余裕のある一日だったといえそうである。受け持ち患者は今のところだいぶ少ないので、目も届きやすく考えやすいのはありがたい。このまま穏やかに週末を乗り切れればいいのだが。
末梢確保は絶不調で、今まではわりとたやすくできた人にさんざん手こずってしまいがっくり。CVもやったが何度刺しても動脈にあたってしまい失敗。まったく頂けない話であった。明日気を取り直してCVはやり直し。今度こそうまく入ればいいのだが。

受け持ち以外の仕事

2009年11月26日 22時00分43秒 | 医者仕事
たまにそういうことがあるのだが、受け持ちではないのに少し関わったがためにあたかも担当であるかのようにコールが来るようになってしまうことがある。昨日と今日はまさにそういうことがあって、今日も結局なんだかんだで関わることになってしまった。
その他の仕事はというと、午前中は回診で午後は何をしたというほど大きな仕事はなかったはずである。が、時間はどんどんと経っていって、気付いたら夜になっていた。何かしたという達成感はあまりないが、無事に時間が過ぎたことへの安堵くらいはある。
疲れはもちろんたまる。仕事の合間にサマリーを書くくらいはしないとあっという間に過去カルテで埋まってしまう。

指先イコール目

2009年11月25日 23時14分28秒 | 医者仕事
今日はどういうわけか点滴を入れる仕事が多かった。おまけに、自分の受け持ち以外にも頼まれて入れることになってしまった。不思議なもので難しいといわれていた受け持ち以外の人には一発で入ったのだが、何回も入れたことのある自分の受け持ちには何回か刺し直すハメになった。難しい人には2通りあって、血管が見える人と見えない人とがある。大事なのはむしろ指先の感覚で、押してみたりなでてみたりして血管を探すことが多い。しかし、それだけではまだ終わらないわけで、次は血管をしっかり押さえることなのだが、これも結構難しい。ことに、皮がよく動くような場合はさらに難しい。そんなわけで、自分でも難しいといわれた人によく一発で入ったものだと思う。
きっとまぐれとはこういうことをいうのだろう。

0は0

2009年11月24日 23時52分22秒 | 医者仕事
今日で一応三分の一が終わる。ようやくわずかながら慣れ始めてきた頃合いである。今日は急に輸血入院が入るハプニングもあったが、わりと無難に済んだ一日であった。
ちょっと驚いたのが、末梢血幹細胞が0という報告。G-CSFを投与して白血球もかなり増えてきた中でこの数字は驚くほかない。明日も測ってみるがこの調子では採取できるかどうか微妙なところである。そうなると全身麻酔をかけて骨髄を採取するより他にない。
夜は2年目の交代のためお疲れ様会になった。食べて飲んで、なかなか楽しかった。飲んで笑うというのもなかなか悪くないものだ。

穏やかな仕事

2009年11月23日 17時10分57秒 | 医者仕事
今日が連休の最終日。今のところ受け持ちは落ち着いていてちょっと心配な人もいるが、何とかなっている様子。
仕事については採血する人もあまりいなかったため、わりと穏やかな中で進み、早い時間に終わった。あとはサマリーを書いて、食事をした後で寮の自分の部屋に移動。
しかし、暖房器具もろくにないので寒いこと寒いこと。夏場ならともかく、これからこの様子では先が思いやられる。
半日ゆっくりできればそれだけでもだいぶ違う。それが連休の価値である。

仕事に使う時間

2009年11月22日 18時03分51秒 | 医者仕事
今日は日曜日だが、もちろん病気は休んでくれないので仕事はあるというのはお約束。仕事自体は大してないのだが、かといって外に出てもすることがあるわけでもなく、電話がかかってこないかを気にしながら過ごすのも何だったので、病院にいてサマリーを書く仕事をしていた。
それとて大して能率が上がるわけでもなく、いくつか書いたところで飽きてきて、それで終わり。帰ろうと外に出たらもう真っ暗で、おまけに寒い。ちょっと疲れたところで寒いというのはけっこうこたえるもの。

穏やかなようで危ない

2009年11月21日 18時06分31秒 | 医者仕事
やっと土曜日になった。これが2回目の週末だが、平日はやはりなかなか辛い。今日もやはり発熱はあり、血培をとろうと思ったが採らせてもらえなかった。こうなると困ったもので話が始まらない。それが望みならば仕方がないのだが、こういう場合自分の病状をわかってもらえないことが多くて頭を抱えることになる。
それでも病院にいる以上はやらなければいけないわけで、それは仕事の辛いところ。どうしようもない。
単なる風邪程度に思っているのかもしれないが、免疫がまともに働かない人の発熱は恐ろしい。が、そのことをわかってもらうには難しいかもしれない。自覚症状が弱ければなおさらだ。