かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

驚天動地の展開

2014年06月30日 23時54分07秒 | 医者仕事
朝からいろいろなことが起こる日だった。
受け持ち患者の一人が昨夜熱を出したというので血液培養検査をやってみようと思ったのだが、どんなに呼びかけても目が開かず片方の手足の動きが悪い。そこでCTを撮ってみるとくも膜下出血だったので、話が急に変わった。すぐに脳外科に連絡をして、その後転科の上で緊急手術になった。くも膜下出血は正直なところほとんど想定していない事態で、むしろ大きな脳梗塞を起こしたのではないかという印象がその時点での第一印象だった。何ともいえないものである。
しかもよりによって明日はCC。準備はきちんとできるのだろうか。

海外の土産話

2014年06月29日 23時57分56秒 | 一般
今日はアルバイトの後で嫁さん共々実家に行ってきた。だいぶお腹も大きくなってきたので、出産ももうじきと実感したのではなかろうか。
私の両親は先だってイギリスに出かけており、今日はおみやげとともにいくつか土産話も聞いた。ロンドンとエジンバラに行ったそうで、我々の新婚旅行の話とも多少オーバーラップする部分がありとても面白かった。

思いも寄らない診断

2014年06月28日 23時53分21秒 | 医者仕事
今日はいつもの通り千葉の病院の外勤。先週入れた入院がどうなったかを電子カルテで確認してみた。
なんと肺癌骨転移という診断であり、レントゲン写真を見たら私でもわかるような異常陰影が肺の中にうつっていた。先週は病棟に入院させるところまでで精一杯だったが、痛がり様がただ事ではないと思ったのはそういうことだった。とっさにそこまでは思いつけなかったのは、自分の修行不足であったか。いい勉強になった。
夜は鉄板焼きの店に行った。何かの記念というわけではないが、これから子供が生まれたらしばらく行けなくなるだろうから、夫婦二人で行ける機会が一度ほしかったということである。もうじき37週。正期産は目前である。

変わらない病棟

2014年06月27日 23時52分13秒 | 医者仕事
外勤から戻った後も、昨日と何も変わらず落ち着いているようだった。良くも悪くも変わっていなかったので、依然気になるところもまたそのまま残っているわけである。
病棟カンファもこれでしばらく離れられる。来週のカンファまで何事も起こらなければいいのだが・・・。

手探りの病状説明

2014年06月26日 23時57分07秒 | 医者仕事
病棟を担当していると、入院中の患者の病状説明は避けて通れない。今回の病状説明はいつもとは毛色が異なり、こちらもまだ結論がはっきりと出せていない段階でのものだったために少し勝手が違った。現時点での検査結果を見せながら話し、そしてこちらの判断内容をなるべく簡単な言葉を使って説明するというのは変わらないが、こちらの抱く確信の度合いによって当然ながら話し方も変わってくる。
こういう場合は、新しい検査結果が出て判断が変わることも十分にあり得るということもきちんと話しておかなければならない。こちらとしても白黒はっきりつけてあげたいのは山々なのだが、現実にはきわめてファジーなこともあるのでそういう話し方にならざるを得ないこともまたある。

念願のアカウント

2014年06月25日 23時47分58秒 | 医者仕事
当直は電話が鳴ることなく終わった。
予定通りに早めに寝て早起きし、ワールドカップで日本代表の試合を見た。結果は多少がっかりしつつ終わる前にチャンネル別の試合に変えたらこちらはとても面白い展開だった。
当直明けの朝だったが、わりとしっかりと寝られてそこそこ元気はあり、午前中のうちに大学のネットワークのアカウントを受け取りに行った。これで色々とできるようになるのでありがたい。手始めに自分の健康診断の結果をチェックした。おおよそわかっていたのだが、概ねその通りだったので安心した。

煮詰まり加減

2014年06月24日 23時43分54秒 | 医者仕事
病棟オーベンも一区切りまであと1週間になった。以前はカンファがスムーズに済むことが多かったのだが、どういうわけか最近は少し時間がかかることが多くなった。検討事項が重なってきているせいなのだが、これはどうしようもない部分もあるのでやむを得ないところもある。
今夜は当直。明日の朝はワールドカップで日本の試合があるので、ある意味良かったのかもしれない。

ちょっとした思いつき

2014年06月23日 23時31分03秒 | 医者仕事
病院で仕事をしているときも色々と考え事をしているのだが、何か思いつくときというのはだいたい家で仕事から離れてぼんやりと何とはなしに物思いにふけっているときが多いような気がする。
多くはくだらない思いつきだが、たまには仕事のことで思いつくこともある。
今日はカンファ準備も順調に終わり、帰ってきて緊張が解けたときにそんなことがおこった。病院にいたときに思いつけば良かったのだが、意外と邪念が多かったせいかもしれない。
なお、筋肉痛は昨日にもましてひどくなり、階段はもちろん、平地を歩くのも痛みのせいで変な歩き方になってしまった。年齢のせいか筋肉痛のピークが遅れてきているのであろう。
明日は多少楽になってきてくれるといいのだが。

重い体

2014年06月22日 22時21分40秒 | 一般
案の定、ぐっすりと寝てから目を覚ましたが体が重く身動きがだいぶしにくいことに気付いた。
頑張って起き上がってみると、特に両足と左肩の動きが良くない。それでも強いて動かすと痛みがあって強張っているような感じだった。だいたい1年前とほぼ同じような経過をたどっている。座ったり立ったりがえらく大変になってしまった。
両足の特に太ももが痛いのはとりあえずしっかり下半身を使って投げようとした証と思い、良くなるのを待つしかないだろう。

1年ぶりの野球

2014年06月21日 23時41分54秒 | 野球
今日は前の病院の野球大会。内科と外科に分かれての対抗戦という趣旨なのだが、実質レクリエーションの色彩の方が強いようである。
既に退職した私にも誘いがかかったので今年も喜んで行くことにしたのだが、去年と違って今年は全くバッティングセンターに行けずにぶっつけ本番になってしまった。1年前にしまった学生時代のユニホームを引っ張り出すのが精一杯であった。
なんだかんだで内科が後攻のためいきなりマウンドに上がることになり、緊張の先発投手になってしまった。幸い昔取った杵柄でストライクを投げることができたので、何とか試合にはなってくれた。ただし、以前にも増してボールはお辞儀してしまい、コントロール勝負にならざるを得なかった。
裏の攻撃は打順が適当で、2番目に打席に立った。バットを振ったら2回目にボールが当たり、3回目にはフェアゾーンに飛んでヒットになった。その後のバッターがランニングホームランを打ってくれたので、強制的にベースランニングをすることになった。
すでに足腰が残念ながらガタガタだったが、幸いバック(特にサード!)にも助けられ2失点で4回を投げ抜くことができた。守備機会は1回あり、ピッチャーゴロを1つ。振り逃げを悪送球してしまったのは悔やまれる。
去年はボロ負けだったが、今年は時間切れの引き分けに持ち込めた。人材の乏しい内科としてはよくやったほうだろう。
一応、打って、投げて、走って、野球を楽しむことができた。東京ドームのマウンドで投げられるとはなんと素晴らしいことであったか。
明日以降、足腰はしばらくひどいことになることが予想される。