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アフタヌーンティーの歴史

2014-01-28 | tea / coffee
Victoria sponge の記事にも書きましたが、詳しい説明と美しい絵があるサイトをご紹介します。
文は勝手に訳し、絵を(無断ですが)お借りしました。。。

19世紀初頭に紅茶の消費量は飛躍的に増えました。
この時期に第7代ベドフォード公爵夫人が午後遅くになると"having that sinking feeling"になり、自室でお茶と軽食を摂るようになったのが"afternoon tea" の始まりだそうです。
当時は朝食と午後8時頃の夕食の一日二食だったんですね。 それじゃ午後4時ごろ小腹が空くのも納得です。というか「小腹」どころじゃなく完璧に「空腹感を覚える」と思いますデス、はい。
sinking feeling、分かるわぁ~。
お腹が空いて力が入らず衰弱感を覚えるって当然です!!←ヤケに力入ってます?

後に公爵夫人は友人たちを Woburn Abbeyに招くようになり、これが好評だったのでロンドンに戻ってからも友人たちに"tea and a walking the fields"のお誘いカードを送ったものだそうです。(じぇれまいあ注:公爵夫人のマナーハウス。多くの貴族は自分の領地のほかにロンドンにも家を持っていました) 
そのうちにafternoon tea は上流階級に広まり、ファッショナブルな人たちが皆午後遅くに紅茶とサンドイッチをたしなむようになったそうです。


いくつかのホテルでは'high tea'と呼んでいます。 伝統的には上流階級の人々は午後4時頃に'low' または 'afternoon' tea を楽しみました。
中・下流階級の人々は午後5時か6時頃 'high' tea を夕食の代わりとしました。 
じぇれまいあ注: "low" "high" はテーブルの高さです。
上流階級はソファなどに座って食べ物を『低い』テーブルに置き、中・下流階級は食事用の『高い』テーブルを使ったということですね。
TV番組の『ポアロ』でジャップ警部が「I haven't had my tea yet.」と言ったときの字幕が「お茶が欲しいな」となっていて、「違うだろっ!『まだご飯食べてないのに』~だろっ!」とツッコミたかったワタクシです。が、一人で観ていたので誰にも言えず…
外国からの旅行者は、我々イギリス人は ”午後3時半になるとお茶のためにすべてのことを中断する”と思っているようだが、残念ながら現代のイギリスでは "afternoon tea" は 誕生日や ”街”での慌しいショッピングの休憩など、特別の時の贅沢となっている、のだそうです。

そういえば・・・イギリスあちこちで『お茶』はしたけど、ちゃんとした "afternoon tea" をしていないことに気が付いた!!

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