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お菓子を焼くこと、映画を観ること、猫!
好きなことについて書いています。

J.R.R.Tolkien と Malvern Hills

2022-01-03 | 2021 英国へ、帰国後強制隔離
🎍あけましておめでとうございます。🎍


気が付けば2022年。
Malvern Hills と J.R.R.Tolkien の繋がりについて書こうと思いつつ1か月以上が経ってしまいました。 
The Lord of the Rings は、娘に読み聞かせようと購入したのでしたが、気が付けば自分がドップリ💦 
一泊以上家を空ける時には持ち歩く程の愛読書になりました。
ストーリーは分かっていても飽きません。 一例ですが、
"Away high in the East swung Remmirath, the Netted Stars, and slowly above the mists red Borgil rose, glowing like a jewel of fire. Then by some shift of airs all the mist was drawn away like a veil, and there leaned up, as he climbed over the rim of the world, the Swordsman of the Sky, Menelvagor with his shining belt. The Elves all burst into song."
のような文章に惹かれるのです。美しい!
Area of Outstanding Natural Beauty でも書きましたが、今回の滞在先である Malvern が愛読書と関係深いとは知りませんでした。


2022年元日の Malvern Hills

娘達がウォーキングに行ったそうな。
数分で変わる空と雰囲気。

11月初め私が歩いた時はこんなでした。

向こうに見えるのがビーコンの丘。


C.S.LewisとMalvern のガスランプにも書いたのですが,Tolkien は「ナルニア国物語」の作者C.S.Lewisとこの丘を良く歩いたものだそうです。
Tolkienはこの丘を歩く時、The Lord of the Rings の (ゴンドールとローハンにかかる山脈)white mountains になぞらえていたそうです。

Middle Earth(中つ国)の地図
↓↓↓
▲印がビーコン
原作ではガンダルフが言っています。
"See! The beacons of Gondor are alight, calling for aid. War is kindled. See, there is the fire on Amon Dîn, and flame on Eilenach; and there they go speeding west: Nardol, Erelas, Min-Rimmon, Calenhad, and the Halifirien on the borders of Rohan." 
(映画の)烽火のリレーは何度観ても震える!
大好きなシーンです
The Return of the King, the beacons

可愛い😍

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Malvern にある変電所のドアをホビットの家のドアにペイント。
地元に住む芸術家が描いたそうです。

歩いていて出会った表札。
ロスロリエンですって♪

初めて本を手に取ってから幾星霜。
あの頃、この場所に来れるとは想像だにしませんでした。 
生きてると何があるか分かりませんが、嬉しいことも沢山あります!!

今年もまた好みが偏ったブログですがよろしくお願いいたします。

C.S.Lewis とMalvernのガスランプ

2021-12-21 | 2021 英国へ、帰国後強制隔離
帰国して缶詰になったせいもあるのか、イギリスに居たのが遠い昔の事に思えます。ほんの一ヶ月半くらい前なんだけど。

行き先の Malvern についての知識はほぼ皆無で、美しい景色だけを期待していました。 景色は本当に美しかった!
この場所が The Chronicles of Narnia(ナルニア国物語)の作者、C.S.Lewisや、愛読書The Lord of the Rings(指輪物語)の作者、 J.R.R.Tolkien と深い関係があろうとは嬉しい驚きでした。
C.S.Lewis は子供の頃数年と大学時代をここで過ごしたのだそう。
その後、Oxford で出会い友人となったJ.R.R.Tolkien と一緒にMalvernに歩きに来ていたとの事。
The Unicorn
魅力的な建物だわぁ、とこの写真を撮った時には全然知らなかったけど、Lewis はここの常連だったとか。
このパブの近くにもガスランプがあるのですが写真を撮り損ないました💦
建物の後ろの丘が Area of outstanding natural beauty に指定されているMalvern Hills.  Hillsを歩いた時ここに降りてきました
Malvern Observer からお借りしました。
Malvern には現在でも104個のガスランプが灯っています。
ナルニア国物語に出てくるランプポストは、Lewis がここのランプからヒントを得たと言われています。


写真はこちらからお借りしました。



The Lion, the Witch and the Wardrobe
ここから先がナルニア国という陸標
ルーシーはここでフォーン(faun)のタムナスさんと出会うのよね。
そうそう、パブ、The Unicorn から少し歩くと Faun という名前の食事もできるカフェがあります。 
雰囲気が良いのと美味しいので2回も行っちゃった♪

強制隔離 Day2-Day6

2021-12-14 | 2021 英国へ、帰国後強制隔離
部屋から出られないのでお弁当が一日のアクセント❣️って感じでした。

3日目の朝7時前、検査の為の検体採取がありました。
検体採取キットが部屋のドアノブに掛けられた、と屋内放送があり自室で唾液を採取します。 防護服着用の検疫の人が取りに来たら検体を渡します。
電話で結果を知らされたのは午後10時でした。
部屋は狭かったのですが大きなTVスクリーンが設置されていました。
VOD(video on demand だそうな)も観られるようになっていましたが観たいものがなく…
TV観ていたのにいつの間にか眠りに落ちた事が何度もありました😅
イギリスから持って来た本を読んだりもしましたが、やっぱり寝ちゃう😅
非日常と緊張で身体と心が自己防衛に入った?と思いましたワ。
スマートフォンを使ってオンラインで会話ができるのが救いでした。
冷たい食事は我慢できても、人と関われないのは…。
6日間誰とも話せなかったら相当辛かっただろうと思います。

6日目の朝検体採取、午後3時頃「陰性でした」と電話連絡があり荷物を持って受付へ行き、割り振られたバスに乗って羽田空港へ。
横浜に戻るのになぁと思いつつも、帰宅できるのは本当に嬉しかったデス。
同じバスに乗り合わせた人は、「自宅が北海道なのであと8日間は別のホテルで自主隔離」とおっしゃってました。
羽田空港からは公共交通機関を使ってはいけないので、北海道には帰れないのですね。 

ホテル待機最後のお弁当は。。。

麻婆豆腐

夕方自宅に戻れました。 6日間のホテル待機の後は自宅で8日間の待機です。
自宅に戻ったら楽に息ができるように感じました。

強制隔離 Day1

2021-12-08 | 2021 英国へ、帰国後強制隔離
厚生労働省のHPに
『日本入国前に滞在した国・地域に応じて、検疫所が確保する宿泊施設待機し、検査を受けていただきます。』
「待機」とあります。 
でも宿泊施設に入る事を「入所」出る事を「出所」「退所」と呼ぶのでなんとなく刑務所を連想します。
もっとも刑務所では受刑者は外で運動ができますが、我々は廊下に出ることも許されません。
毎朝大音響の『「ピンポンポポーン」お食事の配達が終わりました。ドアノブにかけてあるのでマスクをしてドアを開けお取りください』のような放送があり、これまた刑務所を思わせます。(入った事ないけど😅)
到着した日は強制隔離6日に数えられません。
帰国した次の日から6日間「待機」です。
3日目と6日目に検査があり、両方とも陰性ならば(宿泊施設を「退所」して)自宅待機になります。

部屋は狭いけれど清潔で機能的です。
狭いけど。
ベッドはダブルでしょうか? 寝心地はよろしいデス。

ホテルに着いた次の日のランチ。
メニューにジャージャーうどんと書いてありました。
いよいよ『待機』が始まりました。

帰国

2021-12-06 | 2021 英国へ、帰国後強制隔離
15:40頃着陸、しかし検疫が混雑しているとの事で15分ほど機内で待機。
手続きに必要なアプリはインストールしておきました。
必要な書類を用意して検疫審査に向かいました。
と! 
最初の審査スポットでいきなりの長蛇の列。 完全に「密」!!
先が思いやられる、と凹みながらも列に並ぶしかない。
その後もスポットごとに列に並びました。
詳しくは
に書かれています。

数時間後、陰性の検査結果をもらった人から順番に20人位ずつのグループに分けられました。 
ワタクシは結果を渡されたのが遅かったので最後のグループになりました。
20人のグループに分けられたのは、バスに乗るためでした。
しかし、そのバスの準備が整わないとかで、乗車まで更に30分以上待たされました。
やっと到着したホテル(検疫所が用意した宿泊施設)でも、前のバスの乗客の手続きが終わらないからと、またもやバスの中で待機。ここまでで着陸してから既に6時間超‼️ 
ずっと列に並んでいて水を買うなどの自由行動などできなかったから喉がカラカラ。
でもバスを降りてはいけないと言われ…水が欲しくて運転手さんに直談判、運転手さんがホテルに言ってくれてペットボトルの飲料水を貰う事ができました。

割り振られた部屋に入ったのは22:20でした。

外が見える窓があって嬉しい❣️

渡されたお弁当↓↓↓
想像してたのより美味しかったですヨ。
を食べ(疲れ果てても食べる😅)シャワーを浴びてベッドに倒れ込みました。

長い一日でした。。。