歯医者に行きました。

口を開けているのが苦痛で、避けられるなら避けたい場所です。
「避けられない」状況になったので仕方なく行きました。

歯の治療で嫌なのは痛みではなく（痛いのも勿論嫌だけど）、口を開け続けなければいけないこと。

どれ位の時間口を開けていなくちゃいけないのかドキドキで、最初の質問が「今日はどの位時間がかかりそうでしょう？」
「普通は患者さん一人に付き30分ですが、じぇれまいあさんには１時間取ってあります♪」
「う。」特別ってこと？　喜ぶところ？　お礼を言うところ？

長い時間口を開けていると所謂「あごが外れる」ような状態になってしまうのです。
「噛む筋肉と、口を開ける筋肉は別物。歯軋りのクセがあったり噛む力が強いと口を開ける筋肉は弱くなる」という説明を聞いて納得。
歯を食いしばりすぎてマウスピースに穴が開く！
どんだけ悔しいことが多いんだ？←そーゆーことではありません

最近の歯医者さんの設備はスゴイ！
目の前の大きなスクリーンにレントゲンの写真や、歯の写真が大きく映されてそれを見ながら先生の説明を聞けるのでとても分かり易い。

観念して口を開けたまま40分（と言われました）。
バイトブロックと呼ばれる、口が閉じないようにするつっかえ棒のようなものを噛むように言われました。
楽ですからと言われたけど、そうでもないわ。。。
始まって間もないのに「あご外れるー！」「もう無理！」「もう我慢できない。どうしよ～～～？」とアセリマシタ。
んで・・・
口に意識を集中するからいけないんだ。
「意識を別のところに持って行くのだ！」と自分に言い聞かせました。
毎晩読んでいる（終わると最初に戻って読み直す愛読書）The Lord of the Rings　を思い浮かべることにしました。
今はまた最初の The Fellowship of the Ring を読んでいるので、ホビットたちがTom Bombadilと出会った場面を想像。
そして頭の中で「I am a hobbit, I am a hobbit」とオマジナイのようにつぶやき続けることに…。

これが功を奏しました！

歯医者さんに「今フタをしています。あと少しですから頑張って！」と励まされました。
今考えると、先生、ご自分をも励ましてたのかも

結局45分ほど口を開けていました。

最長記録！！　A record!!!

手際の良い歯医者さんに感謝。お礼を言ったら　
「僕も頑張りました！」って。やっぱり励ましてたのね

あと数回は通わなくてはなりませんが、一番大変なところは終わったようなのでちょっとホッとしています。


どうでも良い話を読んでくださってありがとうございます～。