グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

初物

2011-06-21 21:26:42 | 中食
今日は暑かったですね~(それでもここは25°には至らなかったそう)
スーパーで昨日までは全く惹かれなかったカット西瓜に今日は手が伸びました。
それも自然の摂理。
暑い季節の理にかなった果物。

感謝です。

夜鳴き鳥

2011-06-20 23:17:52 | 音楽活動
オケ練から帰り着き、車から出ると鳥の鳴き声が裏山から可愛らしくかなり賑やかに聞こえてきます。
月夜でもない真っ暗な中では奇異な感じです。

夜鳴き鳥で、思い出すのは、ドンジョン作曲の「ナイティンゲール」…ではなく(フフ)
真っ先に思い浮かぶのは中学生の時に見た映画「ロミオとジュリエット」。
オリビア・ハッセー演じるジュリエットが「あれはひばりではないわ、ナイティンゲールよ」と言って、まだ朝ではないとロミオ(レナード・ホワイティング)を引き留めるシーン。
あの映画では真っ赤なドレスで登場したオリビア・ハッセーのなんて可愛いらしかったこと!
その後、布施明と再婚し…

おっと話しはどんどんそれました。
折角の夜鳴き鳥の鳴き声、子守歌に出来たら素敵だけど、窓を開けて寝るにはまだ寒すぎ、残念…

そうだ、明日はドンジョンのナイティンゲール、久しぶりに吹いてみよっと

市民音楽祭 合唱の部

2011-06-18 22:04:01 | 鑑賞

第56回市民音楽祭 合唱の部
室蘭市文化センター
6月18日(土)15:30~
(明日は13時から器楽の部)

考えてみたら、合唱の部を聴いたのは初めて。
かなり感動、心が洗われました
人の声は素晴らしい。
特に力みのない歌声がす~っと心に入ってくる。
これはフルートを吹くときの参考としたい。

児童合唱団から年配のグループまで21団体。
ひと頃より少なくなったとはいうものの、我が町の音楽文化、誇らしく思いました
ただ、中学校の合唱部が4、高校は2校だけ、そして社会人の平均年齢がかなり高く、この先が心配。
合唱は構成がシンプルなだけに音楽の基礎を学びやすい。
声を出すこと自体、心身に良いし、楽器が要らない分お手軽でもある。

今、この時代、合唱の素晴らしさを見直そう。

ラウゲンブレッツェルと調理パン

2011-06-17 07:35:54 | パンとお菓子作り

今月の研究科で作ったのは「ラウゲンブレッツェル」と「調理パン」

ラウゲンブレッツェル
ドイツではお馴染みのパンで専門店もあり、ヨーロッパのパン屋さんのシンボルだそう。
この特徴的な形は腕を組んだ祈りを表していて、平和を願うパンでも。
ラウゲンとはアルカリ性溶液のことで、本場では苛性ソーダや灰汁を使う
それらを使わない作り方でも充分美味しいのが出来上がりました!

生地の中にはキャラウェイシードという清涼感のある姫ウイキョウの種を入れ、水分は牛乳のみ。
焼成前のトッピングはクレイジーソルト、醤油+卵、ゲランドの粗塩。
カリカリの塩味パンはおつまみ感覚でビールに合いそう。
私はワインで頂きましたが


調理パン
今回のは、パンの器を焼いてから、フィリングを入れて、再び焼成という作り方。
このフィリングは「ツナとほうれん草のグラタン」

食べ方にはちょっと苦労したけれど、サクサクのパンにグラタンがトロッ、かなりいけます。

ピザシートと同じようにこの状態で冷凍できるのが嬉しい。


お楽しみメニューは「葛みかん」

ゼリーとも寒天とも違う、まったりした初めての食感はちょっと感動もので、
作ってみようかと思わせるほど。

シューマンの指

2011-06-16 01:08:56 | 
「シューマンの指」
奥泉 光
講談社

私は推理小説は読まないのだけれど、ただただこのタイトルに惹かれて手に取ったものだから、筆者の思惑通りに、素直に深~くのめり込んだ分だけ、思いっきり最後に放り投げられて、本を閉じた感。
最後のどんでん返しに次ぐどんでん返しで、それまで読んだのは何だったのかとさかのぼって思い出してはそう思うのである。
(これから読む方のために内容は書きませんが)

ただ、登場人物の語る音楽論が、クラシック音楽に多少なりとも関わっている人間としては興味深く、鵜呑みに出来ない部分も含めて、結構面白かった。

たとえば
シューマンに晦渋さがあるとしたら、それは伝統と前衛に橋をかけようとする彼の芸術的野心ゆえであり、楽譜に潜む魅力を十全に引き出しうるか否か、シューマンの管弦楽曲は、指揮者とオーケストラにとって一つの試金石といっていいだろう。誰が振っても「感動的」に盛り上がる、チャイコフスキーのごとき凡庸な音楽とシューマンは根本から違うのだ。

音大の「画一的な」教育法は、真に才能のある人間にとって有害だとの思想は、この頃すでに広く流布していて、つまり長峰修人がアメリカで音楽学校に通わず、幅広い知識を養いながら個人レッスンで腕を磨いていることこそ、彼の一流の証しだ・・・

ベートーヴェンは、ピアノソナタというジャンルを完成させた。と同時に、それを壊して見せた。後期の、とりわけ最後の作品111のc-mollは明らかに破壊だろう?偉大な完成者が自分で解体してみせるところまでやり尽くしたジャンルで、後から来た人間に何ができるだろう?

シューマンは小曲集でソナタを書いたんだ

歓喜や平安のなかに哀愁や憂鬱や不安の翳りがよぎるのは、ロマン派音楽の特徴である。闇をはらまぬ光はなく、闇には必ず光の気配がある。けれども、大抵の音楽において、光と闇があくまで交差するのに対して、シューマンの音楽には、闇が全体にねっとりまとわりつくような印象がある。喜びと悲しみが、交わり合い、重なり合うのではなく、喜びがそのまま悲しみであるような音楽。

ピアノの練習は、スポーツと同じく、純粋に肉体的な、メカニカルな鍛錬が少なからぬ部分を占める。いわゆる西洋のクラシック音楽は、ほとんど曲芸と呼びうるほどの技術を器楽奏者に要求するのであり、ピアノを弾くのに適した筋力と柔軟性と俊敏性を獲得するには、毎日欠かさぬ長時間の練習が必要である。私の知りうる限り「練習の虫」でないピアニストは存在しない。

(音楽俗物を具体的にいうと)ピアノといったらショパン、みたいにいう人たちさ。あるいはチャイコフスキーやブラームスが、シューマンよりずっと偉いと思い込んでいるような馬鹿な人たちさ。

下手でもかまわないではないか。どのみち人間が演奏するのであれば、どんな名手が弾こうが完璧はありえない。「音楽」はすでにこの世界にあるのであり、演奏されるされないなどは本質の問題ではないのだ。

演奏する人の個性といえば、聞こえはいいけれど、要するに、癖だとか勝手な思い込みだとか、そういうもので音楽は汚されてしまう。演奏されたものが不完全、なんていうのはまだ優しいいい方で、つまり演奏は音楽を滅茶苦茶に破壊し、台無しにする。その滅茶苦茶になった残骸を、僕らはずっと音楽とよんできたんだ

「演奏なんかしなくたって音楽はもうすでにそこにある。演奏はむしろ音楽を破壊し台無しにする」


最近、音楽との対峙がいい加減になってきていたと反省。
もう少し、誠実に向き合おう。
と、思えただけでも読んだ甲斐ありですね~(フフ)

コンサートに向けての選曲を想う。
奏者と聴衆の好みのどこら辺にポイントを置くかで随分違ってくるが、演奏することを生業としている場合はある程度、聴衆に媚びた選曲になってもいたしかたない。
であれば、アマチュアは自分本意でも良いのでは。実力よりほんの少しだけ(あくまでもほんの少しだけ)難しい曲に取り組んで練習し、少し腕を上げる。
理解ある聴衆に暖かく見守られながら、少しずつレベルアップできたら、それが理想。
聴衆受けの良かった、実はグジャグジャな演奏の後味の悪さ…これだけは避けたい。

ゴボウのチーズグラタン鮭節添え

2011-06-14 07:35:42 | 内食

鮭節をご存じですか?
北海道の食の発展を目指す「食クラスター連携協議体」が普及に力を入れている食材だそうで、かつお節の鮭版です。

摘んでみると鰹よりあっさり感。

以前、新聞に掲載されたレシピを参考に作ってみました「ゴボウのチーズグラタン鮭節添え」
(札幌グランドホテル総料理長小泉哲也氏提供)

材料 二人分
太めのゴボウ 二分の一本
薄切り玉ねぎ 二分の一個
ベーコン 2枚
牛乳 二分の一カップ
小麦粉 大さじ1
生クリーム 大さじ2
和風だしのもと
鮭節、バター適量

作り方
ゴボウはささがきにして茹でておく。
スライス玉ねぎと細切りベーコンを炒め、小麦粉を加え更に炒める。
牛乳を少しずつ加え、軽く煮詰めてから生クリーム、和風だし、ゴボウを入れる。
塩胡椒で調え、最後に鮭節を加え混ぜたら、器に入れ、ミックスチーズとパン粉をトッピング。
焼き上がったら鮭節をあしらって出来上がり!

ゴボウにグラタン?と思いきや、意外に合います。
新玉ねぎの甘さよろしく、ゴボウの歯ごたえも、鮭節が全体をまろやかに。
鮭節が手に入らないときは鰹節でも代用可とあります。
おためしあれ~。


サツキ

2011-06-13 14:28:45 | 動植物


雨の多い時期に咲くサツキの花持ちは天気次第。
昨夜の雨には耐えたけど、
またこれから雨予報。
昨日、一気に五分咲きして、きっと明日は一気におしまい。
雨の雫。


サツキの花言葉:節制、協力を得られる

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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