グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

富良野にて

2008-08-06 11:06:37 | 生と死

昨日、札幌の音楽療法仲間に誘われ、神経難病の方を対象にしたセッションを行いに富良野へ行ってきました。
ノーギャラ、100%ボランティアでお引き受けしたものの、仲介されたALSの方の働きで、社会福祉協議会主催ということになり、場所もそこが入っている公の所となりました。
参加者はパーキンソンの方5名、ALSの方1名、市の関係者3名。こちらは4名。
前半が仲間であるN先生の音楽療法についての講演、後半が実践でした。
人数が少ないので、一人一人と対峙出来るように、また互いが視界に入ることで一体感が持てるように、半円の形をとったセッションとなりました。
みんなで歌ったり、音楽を聴いたり、曲に合わせてミュージックベルをならしたり、打楽器のアドリブ交換などで最初は強張った表情だったのが次第に明るい表情に変化、終了後はうち解けた会話も交わされました。

行き帰りの休憩で寄った場所の写真いくつか撮りました。
行きは三笠経由、途中一息ついたところが…なんと!(プッ)


トイレタイムで寄った「ラベンダーの森ハイランド」から見た風景。
温泉と風景が楽しめる建物でした。
ラベンダーは殆ど終わっていましたが、近くまで降りて行くと程良い香りがまだ漂っています。薄く遠く右に見えるのが十勝岳連峰。


もうこんな感じでした。ラベンダーを見るなら7月中です。


後藤純男(日本画家)美術館。ALSの方と上富良野で待ち合わせをして案内されたところです。もう、びっくりでした。同じ方が描かれたとは思えない作風の違い。時間が無いので駆け足だったのがとても残念。もう一度行ってゆっくり観たいと思います。本当に素晴らしい!当然、中は撮影禁止です。
併設されているレストラン(左側二階)で昼食。注文した季節の野菜のカレーは採れたて野菜の素揚げにビーフカレーがかかっていました。甘口だわと思っていたら後から辛さがしっかりと…美味しい!しかも大自然の中で。同席した方達の手前、撮影は遠慮しました。




冒頭の写真がレストラン前方に見える十勝岳連峰
左側から噴煙が上がっていて、雲に繋がっているように見えます。

レストラン後方に広がる豆畑


帰路は旭川から高速で札幌へ。途中寄った「富田ファーム」
車を降りた途端にラベンダーの残り香。
ラベンダーはほぼ終わっていて、今はサルビアやマリーゴールドが綺麗。
10数年ぶりでしたが、何が一番変わったかというと、観光客の多さ。
見頃の7月は平日でも渋滞になるそう。
早朝とか時間をずらして行くと良いですね。


刺すような日差しの中、外の傘付きテーブルが一つだけ空いていたので一休みを兼ねてラベンダーソフトを。味は…記念に食べたという程度。


途中通過した美瑛では車中からパッチワークのような風景が流れ見え、札幌に近づく頃には暮れなずむ夕日に変化する遠くの山々の色を楽しみながら一日を想い、これからを想い、遂に残る三日月。
大自然からのプレゼント、幸福な一日。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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