POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 バンコクの公共交通機関BTSのスクムビット線のプロムポン駅の脇に「エンポリアム」というデパートがあります。日本で言うと新宿の「伊勢丹」に感じが似ています。いま、バンコクにはこのようなデパートやモールがあちこちにあります。例えば、サイアム駅の「パラゴン」やチットロム駅の「セントラル・ワールド」(2006年7月にオープン)などです。



 そのエンポリアムが私たちの宿泊ホテル「ホープランド・サービス・アパートメント」から徒歩で数分なので、夕食に出かけて行きました。5階の“FOOD COURT”で何を食べるか見て回ったのですが、屋台巡りをベトナムでしてきた私たちにはかなり高く感じます。それでも、日本の半分から3分の2くらいですが。120バーツ(およそ420円)で、グリーンカレーを注文してみました。辛いけれども、それなりにいけます。いろいろ食べ歩き、その後、日本語の書籍を扱っている「東京堂」に寄りました。特に目的はなかったのですが、本屋と見れば足が向いてしまう夫について入ってしまったのです。



 そこで、「バンコク・バス・マップ」という日本語の本を見つけたので、バンコク市内をバスで移動することが容易にできるのではないかと夫に相談すると、
「日本のスイカやパスモのようなものはバンコクにはないはずだよ。シンガポールや香港にはあるけどね。バスの中で切符をいちいち買うのでは大変だよ。やめた方がいい。」
「ほんとにそうなの。BTSには一日券があるじゃない。バスにはないのかしら。」
「ないと思うよ。調べたことはないけど、装置を各バスにつけるには費用もかかるし、まだバンコクはそこまではいってないんじゃない。」

 そこで、書店員に日本語で尋ねてみました。通じない。日本語の書籍を扱う書店でもダメなんですね。そのとき、日本語で「何かお困りですか。」との日本語。きれいな女性を連れた日本人の20歳代後半の男性が声をかけてくれました。昔旅行社に勤めていて、40~50か国も訪れたことがあり、いまはここバンコクに暮らしているとのこと。バスに関しては、夫の言うようにバスにはプリペードカードはないとのこと。話がいろいろと発展しました。



「バンコクにどのくらいお住まいなんですか。」
「一年になります。」
「私は2年前と去年も来たのですが、なんか物の値段が上がってますね。」
「ええ、バンコクの物価は上がっていますね。物によっては、東京を越えているのもあるんじゃないですか。」
「ホテルの予約をしようとして、ホテルの値段がかなり上がっているのに気がついたんですよ。」
「そうでしょうね。」
「ベトナムから来たんです。日本からバンコクに入り、ベトナムに行って来ました。バンコクでは最初ナナにあるホテルにしたんです。」
「ナナという地域は怪しげですね。」
「そう感じましたね。このあたりとは、ぜんぜん違いますね。」
「ええ。」

 バンコクのお勧めスポット、美味しいお店、バンコクを拠点として足を延ばすと面白い地域(ラオスが面白いとのこと)、、、

 連れの清楚な美人が気になっていたのですが、いずれ結婚する予定の女性だと紹介されました。アメリカの大学に留学したこともある才媛。きれいな日本語を話すので、日本人かと思っていたのですが、タイ人女性でした。育ちのよさを感じさせる雰囲気を持った女性でした。日本人も国境を意識せずに活躍する時代。あちこちで、出生国の異なる伴侶を持った日本人にお会いします。夫の教え子もドイツでポーランド人女性と結婚し、研究生活を続けていると聞きます。経済のグローバル化とともに、人間の交流も当然グローバル化していくのでしょうね。

 お二人とは私のサイトを通して、メール交換をするということになりました。お二人の将来が幸多きものであることを願っています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )