【ワタリガニ(大)】
ワタリガニが連日入荷しております。
身の入りもまずまずといったところ。
今の時期、お薦めはオスです。
メスにはまだセキ(子)が入っていませんからね。
【ワタリガニ(小)と茹でワタリガニ】
朝市では茹でたワタリガニも店頭に並べています。
奇麗な赤色に目を奪われますね!
カニの旨味の主成分は、グリシンというアミノ酸とぺタイン。
一般にメスよりオスの方がエキス分が10倍も多く、おいしいそうです。
選ぶポイントは、手に持って重量感のあるものを。
茹でる際に脚が抜けていると水が入ってしまうので、脚が揃っているものがお薦めです。
<調理法>
「茹でるよりも蒸す。蒸すよりも焼く。」
一般的に茹でられる方が多いと思いますが、蒸したほうが旨味が逃げないので美味しく召し上がることができます。
さらに蒸すよりも焼く方が、旨味が凝縮されます。
茹でる際には、脚をゴムで縛っておくと脚がバラバラになりません。
二杯酢や三杯酢で、どうぞ。
味噌汁や、トマトベースのパスタ等にもよく合います。
ちなみに、“カニみそ”と呼ばれる部分はカニの何だかご存知でしょうか?
実は、「肝臓」なんですよ。
【シャコ】
活きたシャコもたくさん入荷していました。
シャコについては、以前の記事「さかな、さかな、さかな~♪ 蝦蛄(シャコ)編」をご覧になって下さいね♪
やはりカニといえばワタリガニです。
シャコの時に「茹でるよりも蒸す」とお聞きし実践していましたが、更に「蒸すよりも焼く」ですか。
早速に試してみます。確かにタラバの脚なども焼いたら一段と旨みが増しますね。
ワタリガニとの最初の出会いは、25年ほど前に遡ります。寄島港から底引き網を出してもらい、ひとりトロ箱に一杯の大漁のお陰で、近所に配り回ったことが思い出されます。
今にして思えば、ワタリガニがこんなに“高級珍味”とは知りませんでした。それにしても「底引き網」の根こそぎ漁法は邪道ですね。
今日もワタリガニがた~~~くさん朝市に並びました。
この調子だと、今年は豊漁かもしれませんね。
カニの中でもワタリガニの美味しさは格別だと思います。
食べるのにタラバやズワイに比べ、根気が必要かもしれませんが・・・。
祭り時期や正月前になると、お値段は今よりもっとハネ上がります。
うちのお客様方はよくわかっていらっしゃって「今のうちに食べておこう~」と買って下さっています。
もうオスは身が入ってますよ。
漁法の件ですが―。
漁場、漁法、漁具、時間帯、それぞれに決まりごとがありまして。(時期によっても変わります)
漁師さんは自分が持っている許可の中で漁をされているんですよ。
そして、魚の相場は何十年も前から殆ど変わっていないのが現状なんです・・・。(特に近海もの)
魚も年々減ってきていたり、後継者不足だったり。
考えなければならないことはたくさんありますね。
キズものの場合、茹でる際に水が入るだけではなく、最初から海の砂をかんでいることもありますからね。
要注意です。
カニみそって何だろう?と思いますよね。
私もつい数年前に知りました。
肝臓、なんですよ~。
今日は笠岡からカニが結構入荷しました。
でも昔から比べると減ったでしょうね。
シャコも獲れなくなりましたし…。
海砂を掘ったり、埋め立てて工場を作ったり。
魚の住める環境ではなくなってきているということでしょうね。
保証金でカタをつけるよりも、生態系を守って欲しいと思うのは数少ない意見なんでしょうかね。。。
よく食べました~東京ではあまり食べません~
特に蝦蛄は鮮度が・・・活きた奴はあまりいません~
えっ?
東京ではあまり食べられていないのですか?
おいしいですよね~、蝦蛄もガザミも。
やっぱりところ変われば・・・なのでしょうね。
また帰省されたときにでも、美味しい蝦蛄とガザミをお召し上がりくださいね。
はじめまして。
朝獲れたてのワタリガニの写真です。
新鮮ですよ~。
この記事は9月末のものです。
現在はこの頃よりももっと身が詰まっていて、メスには子も入っています。
ワタリガニ、おいしいですよね~。