海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

SLから始まった一日

2007-03-28 | 日記
昨日の雨模様とはうって変わって、青空が広がった今日。
自転車をこいで、某所まで行ってきました。

久々の自転車は気分爽快。
頬に当たる春風が心地良くって、あたりの景色もゆっくりと流れて。
目的地直前の坂には、腿の筋肉が「きつ~い」と言っておりましたが―。

到着してみると、すでにレールは敷かれていました。
いつもながら早いお仕事ぶりに驚きです。
私も早速準備のお手伝いをしました。

そう、今日は近くの幼稚園で「ミニSLの乗車会」があったのです。
幼稚園児とお隣にある保育園の園児たちが参加しての今日のイベント。
SLを走らせるスタッフも、今日が今年最初のSL乗車会だったようで、ワクワク、どきどきの様子。
私も何度か“運転手”をさせていただき、とても楽しく過ごさせてもらいました。
みなさん、どうもありがとうございました!



園庭には桜の木が何本もあり、たくさんの蕾がついていました。
咲いていたら、もっと賑やかさ、華やかさが増していたでしょうね。



この「ミニSL」ですが、燃料は“石炭”です。
サイズは小さくても蒸気で走る蒸気機関車なのです!
お手伝いをしながらなので、シャッターチャンスをいつも逃しがち。
今日は蒸気をあげて走るSLの姿の撮影に成功。
ラッキーでした。

その後、片付けをしてスタッフの方と食事に。
その時聞いたお話の中で見習わなければと思ったのが、交差点で赤信号で止まったら車のエンジンを切るというもの。
温暖化防止のために実行されているそうなのです。

帰りの車中で聞いたラジオ。
偶然にもエコのお話でした。
てんつくマンが6月22日の夏至に「史上初、エコな内容の号外を4900万部、豪快に配るという、ギネスに挑戦」するそうです。
詳しくはてんつくマンのHPで「2007年夏至 日本が変わる TEAM GOGO始動」をご覧になってくださいね。
ラジオで耳にした「楽しみながらロマンチックに環境問題」という言葉。
優しさと、動くことの秘訣を知ったような気がします。




円通寺公園の、私が勝手に開花標準木にしている桜の木。
開花しておりました。
春、ですね。

サザエさん

2007-03-27 | 日記


先日からの“サザエ”繋がりということで「サザエさん」の写真をアップしてみました。
これは二年程前、桜新町で和喫茶「紫光庵」を営む友人・美奈子さんに会いに行った際に撮影したものです。

桜新町には「長谷川町子美術館」があり、「サザエさん通り」と名付けられた道路もあります。
町のいたるところで、「サザエさん」に出会うことができるのです。
ちなみに写真の絵は“消火栓”に描かれていました。

これ、モノクロで撮影したわけではなく、カラー写真です。
ノスタルジックでしょう?
見つけた瞬間に感動し、車道に出てパパッと写した一枚です。

「長谷川町子美術館」にも行きましたが、町子さんの14歳の時に描かれたという絵に驚きました。
とても中学生が描いた絵には思えなかったのです。
すごく美しい人物画でした。

美術館にはサザエさんグッズも販売されていて、お土産にメモ帳を買って帰ったら好評でした。
可愛いのですよ、これが。
自分用に買ったメモ帳はもったいなくて未だに使えずにいます。

皆さまも桜新町を訪れる機会に恵まれましたら、是非「サザエさん」に会って来てくださいね。
温かな気持ちになれること間違いなし!です。

そしてそのときには是非、「紫光庵」さんにもお立ち寄りくださいね。

サザエ

2007-03-25 | さかな、さかな、さかな~♪
  

女性の指に例えられるのは“白魚”ですが、“サザエのこぶし”といえば?
無骨なゴツゴツ男性の手の代名詞です。

上記の写真は、どちらも「サザエ」です。
皆さんはどちらの「サザエ」を見慣れていますか?
一般的にサザエらしく感じるのは左側の角がある方でしょうか?

角があるのは外海の荒磯育ち。
角がない、あっても短いのは波の静かな内湾育ちです。
ちなみに写真の角がある方は島根産(日本海)、無い方は瀬戸内海産です。

今日は両方揃っていたので、比べてみました。
形は違っても味に変わりはありません。
刺身や壷焼きにするとおいしいですよね!


ベイカの季節になりました

2007-03-24 | さかな、さかな、さかな~♪


ベイカがたくさん獲れる時期になりました。
本日も奇麗に透き通った獲れたてのベイカが入荷。
早速私も今晩食べよう♪と思い、買って帰りました。
そして、こんな風に変身―。

  

今日のベイカは刺身にもなったのですが、何匹か酒と醤油と味醂に漬けて沖漬けに。
あとは煮付けにしました。
ボイルして酢味噌で召し上がられてもおいしいですよ。
今宵は、瀬戸内の春を感じる味を満喫いたしました。


* 沖漬けをたくさん作りすぎてしまっても大丈夫。
  食べ切れなかったら、そのまま炊いてしまえばOKです。
  (これは私のやり方ですが―。)

夜桜

2007-03-23 | 日記


黒地に枝垂桜模様の小風呂敷。
幼馴染から京都土産を頂きました。

「黒地に桜って、珍しくて粋でしょ。」
と選んでくれたこの柄。
京都は枝垂桜が多いですよね。
少し早めの“夜桜見物”をさせてもらったようです。
Yちゃん、どうもありがとう。

『日本一うまい 魚の食べ方』

2007-03-21 | 


10日程前に読了した、生田與克『日本一うまい 魚の食べ方』(中経出版)。
いろんなことを考えさせられた一冊でした。
思うことが多々あるのですが、思考があらゆる方向に飛びまくりまとまりません…。
とてもお薦めの本なので、とりあえずご紹介だけさせて頂きます。


仕事柄、魚関係の本で面白そうなものを見つけると手に取るようにしています。
今回も本屋でこのタイトルを見つけパラパラとめくってみると、魚の名前と食べ方が書いてあり「勉強になるかな」と思い購入しました。
しかし帰ってじっくりと読んでみると、魚の食べ方以上に共感する部分がありました。
この本は次のように分かれています。
   はじめに
1章 旬の魚がいちばんうまい!
2章 喰わなきゃもったいない!マイナーな魚
3章 うまくて感動した話
4章 うまい魚を喰いたきゃ、粋になれ!
   終わりに

私がとても共感したのは「4章」と「終わりに」の部分です。
4章の見出しは
・粋って何?
・特売の魚・産直の魚
・ちょっと待て!ブランド好きの日本人
・売れる魚・売れない魚
・お魚感性を磨け!


魚に限らず、「食」全体に通じることだと思いました。
魚好きな方も、そうでない方にも是非手に取って頂きたく思います。
「輸入をしている諸外国から兵糧攻めをされたら、1週間もたない」といわれる日本。
考えるべき点が多いです。

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魚たちは人間の都合じゃなくって、大自然の都合で生きているってことなんだよ。
 だからホントにうまい魚を喰いたきゃ、札ビラきってワガママに欲しがるんじゃなくって、俺たち人間が自然の都合に合わせていくことが正しいと思う。
(中略)
 最近は食育って言葉がもてはやされているけど、別に小むずかしいことを言うんじゃなく、この原点を子供たちに伝えていくのがもっとも大切なことなんじゃないかな?
大自然を畏れ、敬い、そこに棲む生き物たちを愛する。このやさしい気持ちこそが、どっかでボタンを掛けちがえちゃった今の日本にいちばん必要なモンだと思う。
生田與克『日本一うまい 魚の食べ方』(中経出版)「終わりに」より
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追記
この本にも書かれていましたが、「新鮮さ」と「おいしさ」について思うことがあります。
それは「新鮮=活きている」ではないということ、「新鮮=うまい」ではないということです。

餌も与えられず何日も狭いスペースで活かされていた「いけすの魚」、この状態はいかがでしょう?
カニやシャコなどの甲殻類は、動いているほうが売れやすいので活きた状態で売りますが、すぐ絞めた方が身は痩せません。

“コリコリの食感”がお好きという方はそれでいいのですが、カツオ、ヒラメ、マグロ、タイなどは1~2日おいた方が旨味が出ます。
ヒラメ、タイなどは甘くなります。
カニも茹でた翌日の方が味があります。

もちろん、食べ方は召し上がる方のお好みです。
しかし相対売りが減少している現在、ご存知ないこともあると思うのです。
売り手側がもう少しお客様の選択の幅を提案する機会を持つべきなのでは、と感じています。

「人形芸術の世界」

2007-03-18 | 芸術・文化


MFAの講習会の帰り道、ふと見上げたら嬉しいものを発見しました。
広島三越の懸垂幕に書かれた「与勇輝 人形芸術の世界」の文字。
期間を見てみると、3月6日(火)から3月18日(日)まで。
何と今日までではないですか!!

その時の時間は5時20分。
「最終日とあれば、きっと閉場時間が早いはず…。間に合わないかな?」
と思いながら、急いで会場へ。

間に合いました!入場は5時30分まで。閉場は6時。
まさにギリギリ。

与勇輝氏の作品は、倉本總『ニングル』を題材にした人形を写真で見て以来のファン。
実物を見たのは今回が初めてでした。
この偶然の出会いに感謝です。

作品はどれも素晴らしくて。
少し前の時代の日本の子供たちや大人たち。
表情が豊かで、着物姿も愛らしい。
そして何ともバランスが良く、すくっと立っておりました。

与勇輝さんの作品は着物姿か妖精のイメージだったのですが、この展示会には洋服姿の外国の子供たちもありました。
やはり見事です。
いまにも動き出し、おしゃべりを始めそうな感じでした。

会場を訪れていたお客様は年齢も性別も様々です。
そんな中で共通していることをひとつ発見しました。
皆さん“微笑んで”ご覧になっているのです。
本当に幸せがたくさん詰まった空間でした。

展示の仕方も工夫されていたのですよ。
ガラスケースに収められていて、殆どは四方から見えるようになっていました。
しかし、後ろ側が壁の場合はそうはいきません。
後ろも見えるようにと、鏡が立てられていました。
さすが!ですね。

出口で図録を購入したら―。
何と与勇輝さんご本人がいらっしゃっていて、サインをして下さいました。
それも「○○さん江」とフルネーム入り。
握手もして下さり「この温かな手であの人形たちは作られたのか」と感激致しました。

何とも有意義で、幸せな一日でした。

MFA

2007-03-18 | 日記
「MEDIC FIRST AID」のプログラム「小児メディック・ファーストエイド」(通称、小児MFA)の講習に行ってきました。
今回で4回目の受講。(2年ごとに再訓練があるのです)

8年ほど前にヒューマンアカデミーで受講していた「チャイルドマインダー養成講座」。
この「小児メディック・ファーストエイド」は必修科目となっていました。
“小児のための救命救護法”です。

テキストには、
「このプログラムが目指すのは、受講生の皆さんに、救命医療の専門家による手当てが可能になるまでの間、効果的な応急救護を提供するために必要な基本的知識とスキル、そして自信を身につけて頂くことです。」
とあります。
今回再訓練を受け、改めて実感したことは「異常事態に気付いた時、いかに早い段階で適切な対処ができるか」でした。

人間の体は循環が止まってから(心停止)4分後には酸素欠乏により、脳の損傷が始まるといわれています。
そして通常は8分から10分で蘇生不可能になります。

救急車が到着するまでにかかる時間は、日本では平均6分。
つまり心停止状態に陥った時にすぐ救急車を呼んだとしても、到着するまでには脳の損傷が始まる4分は過ぎてしまっているのです。
非常事態に気付いた時、いかに早い段階で適切な対処ができるか―。
それによって大きく未来は変わってきます。

もしも助けが必要な状況の方を見かけたら「誰かが助けてくれるだろう」とだけは絶対に思わないようにしたい。
これは最低限の意識ですね。
冷静に落ち着いて、出来る限りの効果的な応急救護ができれば、と思っています。


追記:
非常事態になったとき、誰でもパニックになると思うのです。
私もその可能性は大いにあります。
(今まで救急車を何度か呼んだことがあり、その時には幸いにも慌てふためくということはありませんでしたが。)
少しでも知識があったなら対処の仕方が変わってくるかな、と思いこの記事を書きました。 




期間限定

2007-03-16 | 食べること


先日ご紹介した倉敷市玉島の新倉敷駅北口にあるケーキ屋さん「プリュム」。
この春の期間限定商品(新作)である「イチゴ大福のモンブラン」を兄が買ってきてくれました。

ピンク色のクリームは甘酸っぱ~いイチゴそのまんまの味。
中身はというと―。
ケーキに付けられた名前の通り“イチゴ大福”が入っております。

最初に聞いたときは「どうなんだろう?!」と思っていましたが、これが思った以上によく合うのです。
上品な白餡と甘酸っぱいイチゴのコラボレーション。
見た目も可愛く、女性受けすること間違いなし。
もちろん甘いもの好きな方皆さんに、お薦めですよ~!

お昼ご飯のデザートに事務所の女性皆で分けて頂きました。
ご馳走さま(^^)

それにしてもここ最近、甘いものの食べ過ぎ…。
その分動かなくっちゃ!!

ちなみにこの「プリュム」さんはうちの魚を買ってくださるお客様でもあります。
いつもありがとうございます。