海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

心に春

2009-01-15 | お知らせ
H20年10月17日「2年経った今現在も」という記事で、「卵巣がん治療に関する署名運動」について紹介させて頂きました。

そして。
先ほど、こんちゃんのブログで嬉しい記事を目にしました。
皆さまの優しさが形となって表れた署名の総数は、「154474筆」!!

記事を読みながら胸がいっぱいになりました。
きっときっと思いは届くはずです。
どうぞ、少しでも早く承認されますように―。

病と闘っていらっしゃる方々、そして周りで見守られている方たちに、
早く吉報が届きますように。

寒い日が続いております。
皆さま、どうぞお体ご自愛下さいませ。



<「海辺のねこ」で署名運動についてお知りになり、賛同下さった皆さま>

 本当にありがとうございました。
 心より感謝申し上げます。

大霜&大潮

2009-01-14 | 空と海と大地と


今日は本当に、寒~~~い朝でしたね。
フロントガラスはバリバリに凍り、辺りは霜で真っ白。
どおりで冷たさが身にしみるはずです・・・。

けれど、冬の朝の風景はとても好き。
空気がピリピリと緊張しているくらいに感じる日には、景色が特別に奇麗です。

そんな中。
幼稚園や小学校に一生懸命通っている子ども達の姿は、とても可愛いですね。
ほっぺや鼻の頭を赤くして、キュッと小さな手を握りしめて。
肩に力が入っているな~、なんて子も。
そして、どういうわけか中学校の男子生徒に多く見られるのが、ポケットに手を突っ込んでいる姿。
冷たいのはわかるけど、転んだら危ないよ~!
(顔から地面に直撃する危険あり)
あの姿を見かけると、ハラハラしてしまうのでありました。


写真は、配達を終えた8時ごろの桟橋の風景です。
まだ霜が残っているのがおわかり頂けるでしょうか?
白い板に見えますが、実際は茶色なんですよ。
霜で覆われて、キラキラ輝いておりました。
(おまけに大潮の干潮で、急傾斜)


私がまだ小学校4年か5年の頃のことです。
「船から荷揚げをするのを見たい!(手伝う)」
といって、早起きをして出掛けたことがありました。

その日も寒~い朝でして―。
「気を付けろよ~」と、皆から言われていたのにもかかわらず…。
それはそれは見事に、
まるですべり台を滑っているかのように“つるり~ん”と、
桟橋の端っこまで滑り落ちてしまいました。
あわや、海面にポチャン・・・。

周りにいた大人たちを凍らせてしまった出来事でした。
一瞬、彼らが息をのんだのが分かったような・・・。
「目が覚めたわ~~~!!!」
と、後で言われました。

冬場の桟橋は危険です。
船の上も危険です。
凍るし、霜が降りるし。

それでも漁に出て、おいしい魚を獲ってきて下さる漁師さんたち。
いつもどうもありがとうございます。

漁師さんたちのお仕事って大変だなぁ。
ありがたいなぁ。
改めてそんな風に感じた、寒い寒い冬の朝でした。

幸せ&優しさの詰まった蕾

2009-01-09 | 花と樹と緑と


くまこさんから頂いたイングリッシュローズの「シャリファアスマ」に、蕾が付いているのを発見!
雨がパラつく中、携帯にて撮影♪
花びらの上で雨の雫がコロコロになっている様が何とも可愛らしいです。

まだそんなに大きくなっていない苗木なのですが、蕾を付けてくれてどうもありがとう♪
外の寒さを一時忘れさせてくれる、幸せ感じる優しいピンク色のバラです。

香り高き

2009-01-08 | 花と樹と緑と


取引先のMさんが、年始のご挨拶に来られました。
抱えきれないほどの蝋梅(ロウバイ)の枝を携えて。
蝋梅が大好きな私は、思わず歓声を上げてしまいました。

お聞きすると、お母様が丹精込めて育てていらっしゃるそう。
見事な花付きでした。

辺り一面に甘~い香りが漂っています。
ん~~~、いい香り(^^)♪

牛のように

2009-01-01 | 季節を感じて・節句


新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2009年が、幸多き素晴らしい年となりますように。




皆さま、新しい1年の始まりの今日。
いかがお過ごしでしたか?
私はまず氏神さまの羽黒神社へ初詣に行ってまいりました。
それから奉納太鼓を拝聴しに、鶴崎神社へ。
上の写真は、鶴崎神社にて撮影したものです。
鶴崎さんは、毎年干支の巨大折り紙を奉納されているそうです。

昨年、あるご縁を頂き何度かお参りさせて頂いた鶴崎神社。
噂に聞いていた巨大折り紙、本当に大きかったです。



側に説明がありました。
幅3m10cm×高さ1m70cmです。

「荒波に耐える牛」と題された、この説明板。
宮司さんのお言葉が心に響きました。

「牛は、神様への新年の挨拶へいち早く行動し、歩みが遅くとも着実に進んで、神様の御殿に誰よりも早く着きました。
この牛のように、粘り強く努力する者が報われる年になることを祈念致します。」



その後、倉敷の総鎮守であります阿智神社へ。



これまでに何度もお参りしたことのある神社だったのですが、初めて由来を知りました。
「祭神の宗像三女神は皇祖神、天照大御神と素盞鳴尊の娘神で、
海の守護神であり、交通交易、財宝、芸術、美の神」だそうです。

“海の守護神”
海に関係する仕事をしてることもあり、今日のお参りは特別な気持ちになりました。



境内では、奉納はしご乗りやお琴の演奏が行われ、お餅も振舞われました。
阿智神社では“きび餅”、鶴崎神社では“紅白のお餅”を頂き、お守りも購入し、
すっかりお正月を満喫いたしました。
気分を新たに、一年が始まりました。





帰りは、父から頼まれていた本を買いに。
五木寛之『人間の覚悟』(新潮新書)
父よりお先に読ませてもらいました。(内緒で・・・)

以前、人から言われたことがありました。
「mariさんは“覚悟”ができているからいいでしょう?」

覚悟。
なかなか出来ません・・・。
覚悟をするには勇気が必要です。肝が据わらないと無理、です。
変な日本語かもしれませんが、覚悟をするには覚悟がいります。

“覚悟”とはもともと仏教用語で、
「迷いを去り、道理をさとること」
「危険や困難を予想して、その心構えをすること」
「あきらめること、観念すること」
だそうです。

五木寛之氏は、こう言われています。
< あきらめる、という言葉は私の意見では、「明らかに究める」こと。
  物事をはっきりと究め、現実はこうなのだと覚悟することでしょう。>
 
あきらめる。明らかに究める。
これが難しいがために、なかなか覚悟が出来ないのかもしれません・・・。

今年最初に読了した本『人間の覚悟』。
年頭にあたり、「覚悟」というキーワードを頂いた気がしています。

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 まず「生きる」こと。どんなにみっともなくても、「生きつづけ」「存在する」こと。
みずから命を捨てたり、他人の命をうばわないこと。
 それを覚悟のひとつとすれば、「人間はどう生きるべきか」が問題なのではなく、
「人間は、今こうして生きていることにこそ価値がある」、と、そう思いつづけているのです。

           五木寛之『人間の覚悟』(新潮新書)より
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