海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

苔玉

2007-10-30 | 花と樹と緑と


同僚から“手作り”苔玉を頂きました。
(ちなみに受け皿は我が家の食器!)

公会堂に大勢集まって作られたそうです。
ワークショップみたいな感じでしょうか?



セキショウ、ヤブコウジ、葉牡丹。
ヤブコウジには可愛らしい赤い実が一つ生っていました。
Hさん、素敵な苔玉をどうもありがとうございました♪



何だか最近植物に特に縁がありまして。
先日、ホームセンターに買い物に行って椿の苗を発見。
ついつい衝動買いをしてしまいました。

白い花の「雪舟」と、淡いピンク色の花が咲く「西王母」。
ポット苗だったので、早速鉢に植え替えました。
どちらも既に花芽が付いています。
花開くのが楽しみです。

16.9

2007-10-28 | 空と海と大地と
昨日、夜空を見上げると。
丸いお月様が浮んでいたので、大潮だとは思っていましたが・・・。

今日のお昼、家の前の海を見渡たしてみると。
随分と潮位が高いではありませんか!

本日の月齢16.9。
確かに大潮であります。



満潮ピーク時を少し過ぎて撮影した敷地横の溝。
海水が逆流しています。



海側の排水管の様子。
蓋がついているのですが、半分くらいまでしか浸っていなかったため海側からの圧力が少なかったのでしょうか。
隙間から海水が内側の溝に入り込んでしまったようです。

それにしても―。
コンクリートが真新しく白色のところからが、台風16号の浸水後に立ち上げられた部分。
この部分がなかったら、台風でなくても普段の大潮のときにでも危険!ということですよね。

昔から比べると、本当に潮位が高くなってしまったなぁ・・・。

植物で感じる秋

2007-10-26 | 花と樹と緑と

【雨に濡れたダムドクール】

雷雨で始まった今日の一日。
くまこさんから頂いた薔薇、ダムドクールが咲きました。
他にも写真に写っているレオニーラメッシュ、ジュピターやネプチューン等など、次々と花開いております。

事務所の前で育てているネプチューンは、黄色から濃いピンクへと花色が変化するという神秘的な薔薇。
女性に人気のようで「可愛いね~」とよく声をかけて頂いています。

秋の薔薇も本当に美しいです。




こちらは頂いた和菓子。
紅葉、ススキ、栗、柿、菊(たぶん)。
秋ですね~。

ちなみにこのお店の春の和菓子はこんな感じです。→こちらから

おいしく頂きました。
どうもご馳走さまでした。

ゴンベ

2007-10-25 | 日記


大好きな写真家・星野道夫さんの著書『GOMBE』(メディアファクトリー)。
星野さんの最後になってしまったカムチャッカ撮影行の前日に脱稿した、アフリカ紀行です。
タンザニアのゴンベ・ストリーム動物保護区で野生チンパンジーの研究を続けているジェーン・グドール博士と過ごした日々が綴られ、珠玉の写真が収められています。


朝刊を開き、目に飛び込んできた一枚の写真。
そこにはジェーン・グドール博士の姿がありました。

その記事は、この度京都大学がジェーン・グドール博士に名誉博士号を授与することになったことを伝えていました。
授与はノーベル医学生理学賞受賞者の利根川進氏以来3年ぶり11人目だそうです。

ジェーン・グドール博士の穏やかな優しい表情に出会えて、温かな気持ちで始まった一日でした。

盛り沢山の一日

2007-10-24 | 日記
仕事休みの今日、朝から盛り沢山の一日となりました。

午前中は「子育て広場」へ。
今日はミニSLの日でした。

園児たち、先生方、子育て広場に参加している親子、ワーカー。
みんながとても楽しみにしていたこの日。
どこを向いても笑顔満開でした。

小さいながらも石炭で走る蒸気機関車に、大人も子どもたちも感動の様子。
私もいつものように運転も乗車もさせていただき、とても楽しい一日でした。
ボランティア活動でSLに乗せてくださっている、Nさん、Yさん、その他スタッフの皆さん。
いつもありがとうございます!!


「子育て広場」を終え、昼からは岡山市へ。
天満屋岡山店で開催されている「日本の書展・岡山県の書展」を観に。

「岡山県の書展」には毎年叔母が出品しているのです。
学生時代はよく足を運んでいたのですが、社会人になってからは日程が合わず、なかなか見に行くことができませんでした。
今年は仕事休みと重なり、久々の観賞となりました。

日頃から見慣れている叔母の書ですが、きちんと表装し展示されていると、また違って見えるものですね。
高校時代の書道の先生の作品もあり、懐かしく拝見致しました。


書展の後は、美術展へ―。
今日は芸術の秋を堪能です。

岡山県立美術館にて二つの美術展を観てきました。
「坂田一男展 前衛精神の軌跡」
「日本赤字社所蔵美術展 ―人道と平和への想い―」
(どちらも11月6日(火)まで開催中)


岡山出身の画家・坂田一男は、我が国の抽象絵画の先駆者として知られています。
そして私の住んでいる玉島にアトリエがありました。

「坂田一男展」も「日本赤字社所蔵美術展」も思うことがたくさんあり・・・。
後日、改めて感想を書きたいと思います。

一日にたくさん詰め込みすぎて、思うことも溢れるくらいです。
仕事以外の今月の大きな行事予定は、今日で無事終了。
何だかいろいろと体験した10月でした。
(って、まだ1週間ありますが・・・)
とりあえずお疲れさまです。
今日も一日、ありがとう。


「絵の巧拙は二義的なこと。モットへたになりなさい。個性はソコに」
                            画家・坂田一男

時間があったので、散策。

2007-10-21 | 日記
かねてより受講しようと思っていた「救急法基礎講習」に行ってきました。
心肺蘇生法やAEDを用いた除細動について学んできました。

さて、その前に―。



張り切って出掛けたら、講習の時間を間違えていました。
早く着き過ぎてしまったのです。(遅刻じゃなくて良かったですが)

家に電話し、その後今日も朝市のため出社していた兄に電話したところ―。
「親父からさっき聞いたで~。面白いヤツじゃと言うとった!」
と言われてしまいました。
私自身はいたって真面目な行動だったのですが・・・。

気を取り直し、講習会場近くの岡山城辺りを散策。
天気が良く、清々しい朝の空気にすっかり気分がよくなりました。

  

  



土手道を歩いていると、何やらふわふわの丸くて白いものを発見!
もっと近寄って見たいと思い、そちら側に下りてみることに。



朝、電車の中で『帰ってきた空飛び猫』(講談社文庫)を読みながら来たからかな~。



きっと、夢の世界を飛び回っているであろう、白猫ちゃんと出会えました。
陽だまりの中で、とっても気持ち良さそうに眠っています。

  

最初は少し遠巻きから眺め、徐々に近付いてみました。
時折、耳をヒクヒクさせたり薄目を開けたり。
体勢を変えたので起きるのかな~と思ったら、足を投げ出し、またもや夢の世界に―。

真っ白でとても奇麗なこの猫ちゃん。
最後は1メートルの至近距離でカメラを構えたにもかかわらず、眠っていました。
飼い猫かしら?それにしては足の裏だけは少し黒いなぁ。
単なる寝ぼすけの野良猫ちゃんだったのかもしれません。




岡山城のすぐ近くには岡山県立図書館があります。
なんとこの図書館、来館者数並びに貸し出し数が共に全国1位なんだそうです。
ちなみに2位東京、3位大阪。

先日車中で聞いていたラジオで知ったこの事実。
岡山県民としてちょっぴり誇らしい気持ちになりました。

つい数年前に新しくなったばかりの岡山県立図書館。
素晴らしい図書館です!


時間を間違えてしまったがために、突然出来た予定なしの時間。
のんびりゆっくりと過ごせた、楽しいひとときでした。
もちろんその後の講習も、充実した時間でした。
今日も一日どうもありがとう!


移動田んぼの見張り役

2007-10-18 | 日記


本日、「移動田んぼ」に可愛らしい見張り役が登場しました。
移動田んぼを下さった方から届けられたお手製“案山子”。
魚の入っていた発泡スチロールに絵を描き、包丁で繰り抜いた作品です。

この御方、素晴らしい包丁捌きの腕前の持ち主です。
うちのお客様の中でも1、2位を争うほど。

一流の方は日頃の努力も違います。
年齢は70歳を超えられておりますが、まだまだ現役のバリバリです。
見習わねば!


可愛らしい案山子、どうもありがとうございました。

運動会

2007-10-17 | 日記
久々に「子育て広場」へ。
8月は夏休みのため「子育て広場」自体がお休みで、9月は私が仕事で全く行かれず。
2ヶ月ぶりでした。

今日は「運動会」!
アンパンマン体操をしたり、玉入れ、お買い物競争をしたり。
秋晴れの下、すっかり楽しみました。
子ども達も笑顔満開で、良かったです。

昼からは以前ご紹介した「良寛 ―生誕250年記念―」へ。
直筆に感動。
草書が美しかったです。

平櫛田中の作品にも出会えて、嬉しい一日でした。


さて。
日記をまとめて(13日、14日、本日分)更新しました。
行事も目白押しでしたが、それより幸せの余韻に浸っておりました。

幼馴染の結婚披露宴の写真の焼き増しと整理をしておりました。
どの写真も笑顔が溢れていて、写真を眺めながら幸せいっぱいに。

幸せな人の周りは、みんな幸せになりますね。
Yちゃん、改めておめでとう。ありがとう。

風の音

2007-10-14 | 音楽
「土井啓輔 尺八コンサート“吉備音”」に行ってきました。

友人・なおちゃんに誘われて行った、初めての尺八コンサート。
どんな風なのかお誘いを受けたときには、さっぱり想像もつかず・・・。
尺八だけなら何となく雰囲気は分かるのですが、共演される方々の楽器がいろいろで―。

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10月14日(日)
会場:オルガホール

<出演者>

尺八:土井啓輔
ピアノ:谷川賢作
ベース:福田亮
和太鼓:はせみきた

<プログラム>
夢二MODAN  [作曲 土井啓輔]
護法様奇譚(ごうさまきたん) [作曲 土井啓輔]
RIBERTANGO  [作曲 Astor Piazzoll]
リンゴ追分 [作曲 米山正夫 / 編曲 土井啓輔]

The Big Boss [作曲 Joseph Koo / 編曲 土井啓輔]
Spain  [作曲 Chick Coreal]
秋田おはら節 [秋田民謡 / 編曲 土井啓輔]
風紋の彼方 [作曲 土井啓輔]
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このユニット、素晴らしかったです!
尺八の土井啓輔さんは、ピアノの谷川賢作さんと長年デュオとして活動をなさっているそうで、息がバッチリ合っていました。

それぞれの楽器について素人の私が感じたことを少しだけ。

尺八。
生の音を聴いた瞬間に、「“風の音”だ!」と思いました。
息を吹き込む楽器なので余計にそう感じたのかもしれませんが。

尺八の音色を聴きながら、星野さんのこんな言葉が思い出されました。
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「風こそは、信じ難いほどやわらかい真の化石だ」と、誰かが言ったのを覚えている。私たちをとりまく大気は、太古の昔からの、無数の生き物たちが吐く息を含んでいるからだ。その吐く息とは、“言葉”に置きかえてもよいだろう。
風に包まれた時、それは古い物語がどこからか吹いてきたのだという。
星野道夫『長い旅の途上』(文春文庫)より
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ピアノ。
谷川さんの演奏、初めて聴きましたが。
一発でファンに!!
ちょっと猫背の姿勢で、しなやかにやわらかに鍵盤を叩く指先。
時に歌い、足を踏み鳴らす。
グレン・グールドか、キース・ジャレットかというような演奏スタイル。
音色は変幻自在。
素晴らしい演奏でした。

ベース。
低い音で、しっかりとリズムを刻む。
陰でユニットを支えていました。
“海の底”のような音。

和太鼓。
はせみきたさんの動きはとてもしなやかでやわらかでした。
腰の位置も決まっていて、余分な力は全く無し!
だからこそ、音の強弱を自在に操れるのでしょう。
太鼓の音は鼓動の音、とも思われますが・・・。
彼の奏でる音は、どっしりとした“大地の音”だと思いました。


誘ってくれたなおちゃん、今日もどうもありがとう。
新鮮な感動を覚えた一日でした。



さて、帰り道。
スターバックスに立ち寄り、コーヒータイム。

「本日のコーヒー」を注文すると、レジのお姉さんにこう言われました。
「本日のコーヒーは濃い目のコーヒーなので、夜は控えられたほうが良いかと思います。」

私はコーヒーであろうが、紅茶であろうが、濃い抹茶であろうが、夜飲んでも全く平気。
その旨をお伝えすると、
「一度試飲なさってみてください」とのこと。
お言葉に甘えて頂きました。

やはり、大丈夫。
“本日のコーヒー”を注文し、すっかり飲み干して帰宅。

案の定、すぐに熟睡できました。
気付くと朝!
コーヒーぐらいでは、私の眠りは妨げられないのでありました。
ははは。
スタバのお姉さん、お気遣い頂きましてどうもありがとうございました。

ハッピー♪ハッピー♪ウエディング♪

2007-10-13 | 記念日

【ケーキカット】

10月13日(土)大安。
心待ちにしていた幼馴染の結婚式の日です。

私の生まれて初めてのお友達である、Yちゃん。
彼女とは二歳違い(私が年上)なのですが、幼少時代は毎日のようにいつも一緒に遊んでいました。
彼女の二人の兄上が、我が兄と私と同い年ということもあって、お互いの家を行ったり来たり。
野山を走り回ったり、草野球をしたりと、いつも日が暮れるまで遊んでいたことを覚えています。
それからずっと今日まで親しくさせて頂いておりました。



お家から白無垢姿でお嫁に行く―。
これはYちゃんがずっと抱いていた夢でした。

式を行う神社まで、車で1時間はかかります。
それでも、Yちゃんは“夢”を叶えました。

とてもとても美しい花嫁姿に、いろんなことが思い出されてウルウルとしてしまいました。
白無垢姿で、正装した御家族に囲まれて写真に納まるYちゃんの姿。

七五三のとき、Yちゃん兄弟と私たち兄弟五人で一緒に写真を撮ってもらったなぁ。
そんなことも思い出していました。



【幸せの灯り】

写真は、キャンドルリレーで灯された灯りです。
隣に写っているのは、席を示す名前が記された札。
実はこの裏には、新郎新婦から一人一人に宛てたメッセージが書かれていました。
披露宴までの時間に、お二人から届いた言葉。
始まる前から感動していました。


披露宴は終始温かく落ち着いた雰囲気でした。
お色直しをしてからの入場は、BGMに新郎のご友人のギター演奏。
曲は押尾コータローさんの「Blue sky」。
この曲を選んだのは、サムシングブルーの思いからだそうです。

そしてYちゃんの姪っ子さん二人による、それぞれのピアノソロ演奏。
二人とも首にはYちゃんからプレゼントされた手作りのビーズのネックレスが輝いていました。

友人のスピーチもとても心がこもっていて、沁みました。

新郎新婦の生い立ちのスライドショー。
これまた素敵な構成で。
出席している友人と撮った写真が、一人一枚は必ず登場するのです。

最後にYちゃんが読んだ手紙は、二種類用意されていました。
友人たちに宛てた手紙と、ご家族への手紙。

感謝の気持ちと“ありがとう”の言葉が皆に伝えられましたが、こちらこそ“どうもありがとう”の気持ちでいっぱいです。
幸せと優しい気持ちで満ちた披露宴でした。

御結婚おめでとうございます。
どうぞ、どうぞ、末永くお幸せに―。




【会場を彩る花々】



【ウエディングブーケ】

会場を彩っていた花々と花嫁のブーケは、薔薇の花を基調としたものでした。
落ち着いた優しい色合いの薔薇たち。

Yちゃんのお母様がこの日お召しになっていた留袖の柄も、薔薇が描かれていました。
そういえばYちゃん、お母様が仕立ててくれた浴衣の柄も薔薇だと言っていたよなぁ。
お母様、薔薇の花が好きなのかもしれませんね。

会場を華やかに飾っていた薔薇の花を眺めながら、母子の思いに触れた気がしました。

いろんな思いが巡った一日。
その思いは、全て幸せで包まれていました。
素敵な一日をどうもありがとう。