海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

ピチピチの

2008-05-30 | 食べること


イカナゴです。
ちょっと時季がズレているような気がしますが…。

獲れたてのピチピチ跳ねているイカナゴが手に入りました!
それも結構たくさん。


  

という訳で、我が家も今晩はイカナゴ料理。
まずは釜揚げ作り。それから、それを使って酢の物。
そして酢入りで醤油味で炊いたものと、柳川風と。

これでもかというくらい乗せてあるエンドウは頂き物。
今日は“はちく”の頂き物もあって、木の芽和えに。
春爛漫といった感じの食卓となりました~。
たくさんの“いのち”に本日も、感謝!

それにしても。
久々の魚話でした(^^;)




色違い

2008-05-28 | 花と樹と緑と


前々回の記事で触れた、山アジサイの「七段花」。
我が家には2鉢あります。

その2鉢、色違いで咲きました。
写真ではその違いが分かり辛いかもしれませんが、右側が薄紫で左側がピンク色。
土壌のPHによって色が変化するようです。



suzieさんから「花びらが蓮のように重なっているのかしら?」とのコメントを頂きましたが、こんな風になっています。
どうやったらこんな風に形作られるのでしょう。
神秘です。



こちらは紅アジサイ。
これから白い花びら部分が段々と紅色に染まっていきます。
自然の力って、素晴らしいです。

それぞれに

2008-05-28 | 思い、想う
GWに行われた小学校時代の同窓会。
そのときに分かったこと。
思った以上に“実家が自営業”という方が多かったのです。

昨日もそのうちの一人と、いろいろ、いろいろ、話をしました。
「今のご時世、大変だよね。」
「でもそんなことばかり言っていても何も始まらないよね。」
「何かしないと、動かないと、ね。」
「お互いにガンバロー!」

こんな会話をして別れました。
みんなそれぞれに頑張っている。
私も頑張らなきゃな~。

六甲の“幻のアジサイ”

2008-05-26 | 花と樹と緑と

【七段花】

昨年、幼馴染のお家から挿し木を頂いて、育てていた山アジサイ。
六甲の幻のアジサイと呼ばれている「七段花」が咲きました。
(今は増えて、“幻”ではなくなったようですが―)

七段花、一度育ててみたかったのです。
山アジサイは控えめで上品な雰囲気で、豪華に咲く大きなアジサイとはまた違った趣きがありますね。
少しピンクがかった薄紫の花色。
小さな愛らしい花に、心和ませてもらっています。

我が家から幼馴染のお家にお嫁に行った「紅アジサイ」も、そろそろ咲いている頃。
また会いに行くのが楽しみです。

曇り空でも賑やかに

2008-05-25 | 日記
  

倉敷市の小学校では、昨日か今日に運動会を行っているところが多いようです。
昨日は雨。
今日は朝からどんよりと曇っています。
(おまけに足元はぬかるんでいます)

朝の配達途中、元気に登校する小学生の集団に会いました。
きっと今頃、楽しそうにお弁当を食べているんだろうなぁ~。

私の通っている華道講座に、小学生の女の子がいまして。
先日会ったら、すっかり日焼けをしていました。
運動会の練習で焼けたんだそう。
騎馬戦に出場するって言っていたけど、どうだったかな?
一生懸命練習した成果が表れているといいね。
一番は楽しんだもの勝ち!!です。

   

昨晩の強い雨に打たれても、賑やかに咲いていた道端の花たち。


【コレオプシス ( キンケイギク )】

子ども達も春の風を体いっぱいに受けながら、楽しい一日を過ごせていたらいいな。



話は変わって。
ブックマークに新たに二つ追加しました。
一つは「倉敷ケーブルテレビ」さん。
大好きな我が町・倉敷を紹介している番組「くらしき百景」。
何と動画で見られるのを発見しました。
興味のある方は是非。

そしてもう一つ。
昨日、やっと仕事関係のブログを立ち上げました。
といっても、朝市中心の話題なので、ほとんど携帯から投稿するであろう簡単なものですが。
(今現在、コメント・トラックバックは受け付けておりません)

拙ブログでも魚に関する話題をこれからも少しずつ取り上げるつもりでいます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

グリーンアイスと、切り花と

2008-05-22 | 花と樹と緑と
 

昨日、くまこさんのところにお邪魔して、またもや素敵なバラを頂いてきました。
「グリーンアイス」の鉢植え。

家に着いて、車からこの鉢を降ろしていると、近所のおじさんに声を掛けられました。
「バラ?」と。
おじさん、バラの花を育てていらっしゃるんだそうです。
知りませんでした!
先日も福山のバラ公園に行かれたとか。
バラ話で盛り上がり、ご近所コミュニケーションができました。
花の力って凄い。




グリーンアイス、名前のとおり花色がグリーンになるのだそうです。
楽しみです♪

くまこさんのお家は本当に、お花がいっぱい!
眺めているだけで幸せに。
愛情がしっかり伝わっているようで、みんな元気いっぱいでした。
しかし、あれだけの数のお花を育てるのって、大変だろうなぁ。
マメにお手入れされていて、頭が下がります。

丹精込めて育てられた、美しく愛らしいバラたち。
嬉しいことに、切花にしてお土産に持たせて下さいました。
ゴールデンセレブレーション、グラハムトーマス、ピエールドロンサール、サマースノー。
たくさんのお花を、どうもありがとうございました。



頂いたバラたちをどんな風に飾ろうか?と考えながらの帰宅中。
ふと、ひらめきました!
で、100均のお店に立ち寄り、あるものを購入。



今回のお気に入りバージョン、ピエールドロンサールのカクテルの出来上がり!
100均で花器用にと、カクテルグラスを購入したのです。
お花の重みでちょっと垂れ下がり気味になるバラさんだったので、こんな風に生けてみました。

ちなみに一番左の花器はビールグラスとして売られていたもの。
右端のは、写真にほとんど写っていませんがピッチャーです。
その隣は、小さなコップ。
もともと花瓶として売られていたものが一つもないという…。
あれに生けて、これに生けてと、楽しい生花時間でございました。

くまこさん、本当にいつもどうもありがとうございます~~~(*^^*)




<余談>
それにしても、100均っていろんなものが売られていますね。
あれで合うのだろうか?と他人事ながら心配してしまうわ…。
消費者としてはありがたいですけれどね。

春祭り

2008-05-18 | 季節を感じて・節句
春祭りの季節です。
皆さんは氏神さまのお祭りの日、どのように過ごされているのでしょうか?

私が住んでいる玉島の春祭りは先週の土日でした。
ちょうど今年は「玉島港築港350周年」「羽黒神社鎮座350年」にあたるため、記念の祭典・式典が行われました。
(詳しくは、玉島ポータル『みなと玉島空間』にて)

羽黒神社の春祭りは「住吉祭・水谷祭・熊田祭」。
毎年、会社からは鯛をお供えさせて頂いております。
我が家では、御神輿をお迎えします。

私個人的なお話ですが。
土曜日の夕方に得意先(倉敷)に集金に行ったら、350年祭に出席されたという方々と偶然にもお会いしました。
そこで、話に花が咲き・・・。

日曜日には、
配達で午前6時過ぎに神社の本殿に続く石段の前を通りかかると、太鼓の音が聞こえてきました。
軽トラを止め、本殿の方を見上げ、ニ礼・二拍手・一礼。
清らかな気持ちで一日を始めることができました。

さて。
この辺りでは、お祭りにバラ寿司(祭り寿司)は欠かせません。
それもサワラの入ったもの。
祭り時季になると、サワラの需要が増えます。(春は鯛も)
それも、残念ながら昔ほどではありませんが―。

そんなこともあって、朝市でもサワラやアナゴを買ってくださるお客さまを見かけると声を掛けたくなります。
「お祭りですか?お寿司を作られるの?」と―。

お宮に参り、手を合わせる。
家族、親族、大勢集まって、お祭りにお寿司を食べる。
そんな風習がずっと伝わっていきますように、そう願っています。


そして昨日。
二つの神社に参ってきました。
まずは、友人が奉納太鼓を打つ早島のある神社へ。
その後、倉敷天領太鼓が奉納太鼓を打つ倉敷の阿智神社へ。

神社自体が清浄な場。
ピンと張り詰めた空気の中に響く、力強く逞しい太鼓の音、繊細な笛の音。

それを間近な距離(4~5m)で聞かせて頂く。
心の中がスッキリと致しました。
ただ、ここに在ることに感謝したい気持ちです。






【阿智神社】


【子供備中神楽】

阿智神社では、途中からでしたが久しぶりに備中神楽を拝見することができました。
しかも子供神楽は初めてです。

あれだけの台詞を覚え舞うために、どれだけの練習を積んできたのでしょう。
お疲れさまでした。どうもありがとう。

松尾さん(松尾明神)、面白かったわ。
笑わせて頂きましたよ。さすが!

写真は「大蛇退治の舞」の一場面。
大蛇がお酒を飲んで酔っ払っているところです。

お祭りって、特別な気持ちを味わえる日です。
今年は贅沢にも三つの神社のお祭りを経験することができました。
誘ってくださった皆さん、どうもありがとうございました。


<余話>
阿智神社からの帰り道。
駐車場まで友人の息子さん(10歳)と競争しました。
久々のダッシュ!
ま、負けた・・・。
でも、まだまだ走れると思った私です。

今回は私、荷物を持っていたしね。
次回は、負けないぞ~!って、大人げないかしら(^^;)

山椒は小粒でもぴりりと辛い

2008-05-18 | 花と樹と緑と


うちの会社では、花同様、ありがたいことに農作物を頂くことも多く―。
お客さまからたくさんのタケノコと、山椒の一枝を頂きました。
タケノコはご親切にも茹でてくださっていました。
どうもありがとうございます!



木の芽和えにして、おいしく頂きました。

我が家の木の芽和えには、ほうれん草は使いません。
木の芽100%!
家族全員、木の芽が大好きなのです。

会社で頂いた山椒を分けるとき、何人かの同僚から「木の芽が苦手で、木の芽和えはしない」と言われて驚いた私。
我が家では、吸い物や和え物に添えられた木の芽も食べるのです。
それくらいに好き。
その話を会社でしたら、反対に驚かれましたけど・・・。


私がまだ小学校の低学年のころ、祖父母の家に行ったときのこと。
伯母に「mariちゃんの好きなものを取りに行こう」と、畑に連れて行かれたことがあります。
何だろう?と思っていたら。
何と、山椒の小さな苗でした!

その苗は、大事に鉢植えにして育てていたのですが、残念なことに数年前に枯れてしまいました。
何度も木の芽和えを作るのに、活躍(葉っぱを収穫)したからなぁ。

    

という訳で、今、我が家にある山椒の鉢植えは、私が苗を新たに買ってきて育てているものです。
それも今年、一鉢増やして二鉢になりました。

右側の写真が古株。
私が仕事に行っている間に、母がすっかり新芽を取ってしまっていたこの鉢。
(行き先は、家族のお腹の中)
やっと、新たな芽が出始めました。

一鉢だけだと、そうそう収穫もできず。
また枯れてしまうと悲しいと思い、一鉢仲間入りしたのが左の写真の苗です。
大きく育って、味も香りも楽しませてね♪

花盛り

2008-05-16 | 花と樹と緑と
 

Yさん(女性)から頂いた淡いピンク色のカスミソウと、濃い紫の矢車草。
Hさん(男性)から頂いた大輪のピンクのバラ。
見事な共演です。

  

Yさん(男性)から頂いたシャクヤク2本。
大き~い!

お客さまから頂いたお花で、ただ今、事務所は“花盛り”です。
いつもどうもありがとうございます。



ブルームーン。
たくさん蕾を付けてくれました。
大きな良い花を咲かそうと思ったら、脇の蕾を取るべきなのだろうけれど…。
どうも、出来ないでいます。

  

うどんこ病に悩まされた、ピンクマシュマロ。
大分調子がよくなりました♪
シュネープリンセスは、わさわさです。

各地で“バラ祭り”が行われていますが、我が家のバラたちも競うように咲いています。


【金稜辺】

数年前に、地植えから鉢にあげた東洋ラン。
植え替えてからはなかなか花が咲かなかったのですが―。
今年は咲いてくれました!
このランの世話をしている父が、「やっと咲いた」と喜んでいます。

  

洋ランもそうですが、ランの蜜は滴り落ちそうですよね。
花の付け根に蜜の玉ができています。
おいしそう♪と思うのは、私だけ?


ここ最近、小学校の同窓会があったり、広島の友人に会いに行ったり。
得意先で面白い出来事に遭遇したり、高校の同窓会を企てたり、といろいろなことが起こっています。
楽しい出来事も多いけれど、反対に、すっごく力がいるなぁ~~~と思うこともあり…。

何もかもひっくるめて、すべてのことに。
“ありがとう”

仏心

2008-05-13 | 芸術・文化
日曜日。
予てより拝見することが念願だった、佛像に会いに行ってきました。

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「大仏師 松本明慶 佛像彫刻展」
2008年5月9日(金)~18日(日)
天満屋岡山店6階 葦川会館
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大仏師・松本明慶さん。
鹿児島県最福寺の世界最大級の木造仏(弁財天坐像)、広島宮島・大願時の総白檀の千手観音丈六大仏など、数々の素晴らしいお仕事をなさっています。
2007年には、NHK教育テレビ趣味悠々「佛のこころを彫る」の講師をされていました。

私が明慶さんの存在を知ったのは、10年ほど前になります。
彼のお弟子さんである、佛像彩色師・長谷川智彩さんの紹介記事を雑誌で読んだのがきっかけでした。
智彩さんの仕事に対する姿勢に感銘を受け、この方のお師匠さんはどんな方だろう?と思ったのです。
そして、“いつか彼らの手掛けた佛像を拝見したい”と願っていました。
今回、嬉しいことにその機会に恵まれたのです。

会場に展示された約300点余りの佛像を目の前にし、心が洗われるようでした。
明慶氏は言われています。
「仏はどこに一番住みたがるのだろう?と考えたら“赤ちゃん”だと思う」と。
だから明慶氏の造る佛像の手足は、赤ちゃんのようなやわらかな丸みと質感で表されていました。

帰りにサイン入りの作品集と「佛の香」を購入。
「佛の香」の説明書きにはこう書かれていました。
「松本明慶工房において、日々佛像謹刻の際に、みほとけと共に生まれ出余材のみを用いて製造された白檀香です」
今、部屋の中にさわやかな白檀の清浄な香りが漂っています。

展示会の期間は18日(日)まで。
滅多にない機会です。
お近くの方は是非。