脱力
2008-09-28 | 日記
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e0/4fa5a3468e9848da0b2b5f42ed3ba4bf.jpg)
家族から頼まれ事があって、ショッピングモールに一人で行ってきました。
嬉しいことにお駄賃をもらっていたので、帰りはカフェに寄り、ちょっぴり贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
店内はいっぱいだったので、テラス席に―。
少し冷たくなり始めた風を肌に感じつつ、お茶が来るまでの間は読書タイム。
久しぶりにゆっくり活字を追ったような気がします。
雑誌で紹介されているのを見て気になっていた、森絵都さんの『リズム』。
作品の中に出てくる「なにをするのにも、いちばん大切なのはリズムなんだ。」という言葉。
大いに頷きながらも、それが難しいんだよな~と一人つぶやいてしまいました。
時折、目の前の緑を眺めながらの読書&ティータイム。
ゆるゆるとした時間でした。
“ゆるゆる”といえば。
今日、ふっと力が抜けていく瞬間を感じる出来事がありまして―。
ショッピングモール内を歩いていたとき、一本の電話がありました。
電話の相手は同級生(幼馴染)の男性です。
何かと思ったら、第一声が・・・。
「何を難しい顔をして歩きよん?」
(え?すれ違った???)
全然気付きませんでした・・・。
「誰が見ようるかわからんで!!笑顔、笑顔♪」
その弾むような声の調子に、思わず笑顔になっている私がいました。
しかし、そんなに厳しい顔をしてたかなぁ・・・?
まぁ、一人で歩いているときにニコニコ笑いながら歩いていたらそれもどうかと思うけど。
はたから見て「何かあった?」と思われるのは・・・、ですね。
それにしても、それだけで電話をくれる友人というのはありがたい存在です。
以前も同じような?ことがありました。
車を走らせていたら電話が鳴り、コンビニの駐車場で止まって出てみると。
「今、コンビニにおるじゃろ」と前の会社の同僚からの一言。
「すれ違った?」と聞くと、「真後ろ」とのお答え。
どうやら私が全く気付かないものだから追いかけてきたらしいのです。
「あ。」と思って声を掛けてくれる。
行動に移してくれる。
こうしたちょっとした心遣いに支えられて、日々過ごしているんだなぁ。
そんなことを思う一日でした。
さて、あなたは一人の時間をどんな顔で過ごしていますか?