今年もこの季節がやってきました。
「玉島港 お雛づくし」
玉島湊保勝会(10社以上が集まる会)の関係で、参加させて頂いておりまして。
お手伝いに行って参りました。
といっても、ほとんど役立っていないような・・・?
何せ「町をぐるりと見物に回っておいで~」と言って頂きましたから。
で、巡ってきました。
冒頭の写真は、いつも玄関先に素晴らしい花を生けていらっしゃる
遊美工房さんで拝見した花車です。
素敵でしょう?
こちらでは、大正時代の2年間だけ製造されていたという珍しい市松人形が展示されていました。
よく見かける市松人形は口を閉じて微笑んでいるのですが、このお人形さんは歯を見せて笑っているのです。
歯があるのって、この時期のものだけなんですって!
貝合わせもありました。
展示だけでなく触らせて頂けるものもありましたよ♪
町中がたくさんのお雛様で彩られていて、嬉しくって歩きながらずっと笑顔・笑顔。
口角が上がりっぱなしです(*^^*)
ひとりで歩いていたんですけどね。周りの方はビックリされたかも?!
今年の「雛めぐり」は、お雛様だけでなく花嫁さんにも会えたのですよ!
今回のテーマは「わたし、玉島にお嫁に来ました。」ということで、模擬結婚式があったのです。
模擬結婚式の後には、人力車に乗った花嫁さんが町中をお練りし、嫁菓子のお接待がありました。
何とも幸せな企画です。
だからかな?
例年よりも玉島の雛めぐりにお越しくださった方が、大勢いらっしゃったように感じました。
さてさて、玉島湊保勝会はというと。
西国屋ホール前で「玉島お伝」の販売をしておりました。
玉島の名前の由来となった「玉」にちなんで、具材が全て丸い形という“おでん”です。
他には、メンバーの
「手打うどん蔵」さんによる「紅白祝うどん手打ち実演販売」。
ナチューレさんの、乳製品の試飲と販売。
白神紙商店さんは、桜や梅柄の懐紙や西陣織りのブックカバーやストラップ、額などの販売。
備後屋さんは、天領寿司祭りにも参加されている「天領寿司」を。
あるてふぁっとさんは手作りパン。
梁に掛けてあるポップは、ミカド電器さんによるもの。
普段お仕事で書かれているそうですが、味があって上手いなぁと感心しました。
もうひとかた、素敵なポップを書かれるなぁと思うのが
のだ初さん。
羨ましい才能です。
そうそう、机を並べて販売されていた作陽大学食物科の野菜ロールケーキは大人気だったようで。
私が行った時には完売でした!
本当に多くの方にお越しいただきまして感謝です。
西国屋ホールの中にも、もちろんお雛様が飾られています。
(写真は、宵灯りの日のコンサート用のセットのものです)
写真の向かって左側のお雛さまは、京都からお嫁に来られた方のもの。
何と、五人囃子ではなく七人囃子。
持っている楽器もよく目にするものとは違っていました。
お顔立ちはやわらかくて可愛らしく、癒されました(^^)
テーマ「わたし、玉島にお嫁に来ました。」に沿って、嫁入り道具や衣装も展示。
結婚式の写真をプロジェクターで上映するなど、幸せな空間の演出。
存じ上げている方の写真もあって、ふふふ~と微笑みながら拝見したひとときでした。
私、残念ながら花嫁のお練りに間に合わなくて・・・。
その代わりにこちらの写真をお楽しみください(^^)
人力車に乗って、町並みを撮影するおふたり。
右側の方は、会のメンバー
「日本堂」さん。
プロのカメラマンです。
左側は、
こちらの四代目!
なんだかすごく楽しそう~♪
実は私も「乗らせてもらったら?」と声をかけて頂きました。
で、「乗るより引いてみたい!」と答えたところ・・・。
メンバー数人から「えーーーっ?!」と言われてしまった。
若干1名、賛同者がいらっしゃいましたが(^^;)
多くの方の笑顔に出会え、知り合いにもたくさん出会い。
楽しい雛めぐりとなりました。
お聞きしたところによりますと、どうやら来年のテーマも既に決まっている様子。
ぜひ皆さま、来年の雛めぐりもお楽しみに♪