海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

何だ?この写真・・・。

2007-05-29 | 金魚
   

何だか不思議な背景、ですね?
決して合成写真ではありません。



ドアの前をスイスイ泳ぐ、ピンポンパールちゃんたち???
上の方に見えている白い点々模様はエアーの泡です。



実はこのドア、水槽の向こう側ではなくこちら側にあるのです。
水槽に反射して写っているんですね♪



は~い、「一列に整列!!」
君たち、ちょっと歪んでます・・・。

ほど、ほど、がいい

2007-05-29 | 思い、想う
先日、伯父の一周忌の法要がありました。
その日の説法は、「食」に関することでした。

日本で毎日廃棄処分にされているお弁当の数は、300万食だとか―。
これはお弁当の数であって、レストランでの食べ残しや、店頭で売られている食材の残品の数は含まれていません。

毎日、300万食・・・。

「私達大人が考え直していかなければいけません。この言葉を是非覚えて帰ってください。」
と、住職が紹介して下さった言葉があります。

【家は漏らぬほど、食は飢えぬほどにて事足れり】

これは『南方録』に収められた千利休の言葉です。
「食」に関する仕事をしている私。
心にしっかり刻んでおこうと思います。

【付記】
うちの会社の社長が、回覧板などに自分の印としていつも押す判子の文字は、苗字ではありません。
わざわざ彫ってもらった言葉が記されているのです。
上から時計回りに刻まれた「吾唯足知」(われただたることをしる)という文字。
自らへの戒めの意図が込められているようですが、見ている私達も気が引きしまる思いがしています。

本日の朝市より 5/26編

2007-05-26 | 本日の朝市
本日の朝市の目玉は―。
恒例になっているアーマリン近大さんの完全養殖クロマグロ(本マグロ)の解体ショー。
そして山陰からの直送された新鮮な魚の数々。

山陰(恵曇)から魚を運んでくださっているMさんは、元々、うちの市場がある玉島の出身の方です。
よく聞いてみると高校の先輩でありました。
ご縁に感謝ですね。

さて。
今日は、Mさんが持ってきて下さった山陰の魚をご紹介致します。
あまり瀬戸内の方には馴染みがないようで、「これ、何という魚?」と興味は持って下さいますが手には取って頂けません・・・。
確かに、我が家の食卓に並んだことがないものは敬遠してしまいますよね。
でも、たまには少しだけ冒険してみるのも面白いですよ~。
新しい美味しさに出合えると思います!

まずは、カサゴ目の魚を3種。どれも赤色が目に鮮やかなものを集めてみました。


【カサゴ】
煮付け・味噌汁・刺身・唐揚げにどうぞ。
私、この顔を見ると煮付けを食べたくなります。


【ユメカサゴ】
山陰では「アラカブ」とか「ガシラ」と呼ばれるそうです。
煮付け・刺身・塩焼きで。南蛮漬けも美味しいですよ。
ウロコが柔らかく取れやすい魚です。


【イズカサゴ】
鮮やかな色ですよね。
背ビレと尾ビレに斑点模様があるのがおわかりでしょうか?
これが特徴です。
刺身・煮つけ・鍋物に。
刺身は皮を残してお造りにします。
アラは潮汁に。美味です。

そして最後は、

【アオハタ】
刺身・煮付け・蒸し物・ムニエルなどでどうぞ。
刺身は「アコウ(キジハタ)」に負けない美味しさです。
白身の上品な味わいの魚です。


本日は、ブログご近所さんのomotannさんが遠方よりお越し下さいました。
たくさんお買い上げ下さったうえ、素敵な贈り物(備前焼の湯呑と手作りのお野菜)まで頂きました。
本当にありがとうございました。
朝市、ご満足頂けたでしょうか?
楽しんで頂けたなら幸いです。


【備前焼作家・畝尾典秀作、湯呑】
omotannさんのご親友である畝尾氏の緋襷の備前焼の湯呑。
手に優しくなじみ、いつもより美味しくお茶を頂きました。
大切に使わせていただきますね。
ありがとうございます!

どんどん増えてきています・・・。

2007-05-25 | 金魚
 
【空飛ぶピンポンパールちゃん?】

この前からまた飼い始めた金魚たち。
みんな元気に過ごしております。

このところ毎日、仕事を終え家に帰る度に何らかの変化が起こっています―。
まず最初に、90cmの水槽に8匹だったピンポンパールが14匹に増えました。
そして今、水槽を二つ新たに出してきています。
父の金魚熱?が復活した模様・・・。



【桜東錦】

こちらは「桜東錦」です。
白っぽいウロコの部分をよ~く見ると、薄いピンク色なんです。
桜色。
この子たちを家に連れ帰った日には、私も父と一緒にペットショップに行っていました。
とても愛らしい姿に、二人揃って一目惚れ。
こうして我が家の一員になったのでした。

尾をヒラヒラとなびかせて優雅な感じ。
でも、泳ぐスピードは早いんですよ~。

*どの水槽も予防のための薬を現在入れているため、水の色は少し青緑色になっています。



【紅あじさい】
やっと色付き始めました。
このアジサイの外側の花びらは、最初に咲いたときは“白色”なのです。
だんだんと紅色に変化していきます。
上の写真はまだその途中。もっと濃い色になるんですよ。



こちらが全体像。
まだ白い花びらも見えますね。
上品な山アジサイです。

NIE(教育に新聞を)

2007-05-23 | お知らせ


家に帰ると一枚のハガキが届いていました。
裏返してみると“可愛くておいしそうな”サクランボが描かれていました。
届けてくださったのは、先日「ご応募お待ちしています!」でご紹介した「いどばたNIEの会」の代表の森貞さん。
絵手紙講師をされている森貞さんが描かれたサクランボは艶やかで何とも美味しそうでした。

「いどばたNIEの会」さんが今秋開催される、「わたしたちのまるごと新聞展」では「ほのぼの&和み」の記事を募集されています。
新聞記事より一足お先に、森貞さんから“ほのぼの”気分をプレゼントして頂きました。
どうもありがとうございました!
皆さま奮って「わたしたちのまるごと新聞展」にご参加くださいませ。


山陽新聞では度々「NIE(教育に新聞を)」に関する記事が掲載されています。
5月19日には前述した「わたしたちのまるごと新聞展」について紹介されていました。
そして5月22日には、第十二回NIE全国(岡山)大会の参加者募集の記事が掲載されていました。
初日の7月26日(木)13:00~は、岡山県出身の作家・重松清さんの記念講演が行われるとか。
テーマは「言葉の力」。

重松さんの作品は数冊読んでいて、どれも心に響くものばかりでした。
彼の紡ぎ出す作品は育児中の方に読んで頂きたいなぁと思うものが多く、実際に友人や同僚に薦めています。
嬉しいことに同僚はとても喜んでくれ、まわりのお母さん方と回し読みをされたとか―。

できれば重松さんの講演会に参加したいのですが、平日で仕事のために叶いません。
どなたか参加される方がいらっしゃいましたら、感想をお聞かせくださいね。

そして今日、5月23日。
NIE実践校に指定されている真備中学校で行われた、新聞記者を講師に招いた出前授業について書かれていました。
その中で触れられていた、授業を行った清水解説委員のアドバイスにとても納得しました。

「読んで『へー』って思えるものが価値ある記事」
「5W1Hはもちろん、数字や色、音、においなどの要素を入れるとより分かりやすくなる」

文章を書くときの参考にしたいと思います。

私たちの名前は“ピンポンパール”

2007-05-21 | 金魚


金魚たちが新しい環境に慣れるまで写真撮影を控える、と言っていましたが―。
この子達、順応性が良過ぎです!

我が家にやってきたばかりの一日目は、水槽の底に皆で寄り添い、固まってジーッと動かなかったのに・・・。
翌日には、水槽の中を所狭しとスイスイと泳ぎ回っていました。
おまけに側を通ると寄ってきます。
「きっと今まで大切に育てられていたんだろうね~」と家族と話しました。

コロコロっとした体型で尾ヒレが短いこの「ピンポンパール」。
ヒレを素早くちょこちょこ・ちょこちょこと動かし泳ぐ姿は、何とも愛らしくユーモラス。
見ていて飽きませんね。

ただ今、90cmの水槽に8匹。
悠々自適のピンポンちゃんたちです。



ピンポンパールだけに、ちょっとピンボケ。
お許しを・・・。

他にも何種類かの金魚たちが睡蓮鉢や小さな水槽で暮らしています。
それはまた次の機会に―。

我が家に“金魚”がやってきた

2007-05-19 | 金魚
かれこれ一週間以上前から、父がパタパタと庭やその周辺の片付けをやっていました。
また何を始めるのだろう?と思っていたところ―。
この前の休みの日に「ちょっと手伝って」と呼ばれました。
我が家にある一番大きな水槽を運ぶ、というのです。

そこで、ピン!ときました。
( また金魚を飼うんだ~ )

1月16日付けの日記「忽然と…」に書いたとおり、長年睡蓮鉢で飼っていた金魚たちが何者かに襲われました。
“忽然と”全ていなくなってしまい、淋しい思いをしていたところです。

子供の頃から我が家では金魚や水中生物を飼い続けていました。
金魚では、琉金、コメット、出目金、ランチュウ、水泡眼、東錦、花房、オランダシシガシラ・・・など。
他にもいろいろいました。
マダイの小さいのや、ツノギ、イザリウオ、ドジョウにウナギ、そしてナマズも…。
多い時には水槽が10個ほどありました。
ニワトリやインコ、カメを飼っていたこともあり、人間以外の生き物がいない時期というのは殆どなかったのです。

水槽を運びジャリを敷き、ろ過装置とエアーの準備を整え、水を入れる。
カルキを飛ばし水の状態が整ったところで、やっと主役の登場です。

日に日に出来上がっていく水槽の中。
今日は水草も入れられ、今まで飼ったことのない種類の新顔さんが住んでいました。
「珍珠鱗」という種類の金魚。
ウロコが立っていて少し見た目はゴツゴツした感じですが、愛らしい金魚です。
他にも睡蓮鉢には水泡眼やメダカが泳ぎ、東錦も待機中でした。

まだ新しい環境に慣れておらず、ちょっとした物音でも驚くので傍を歩く時は要注意です。
だから当分写真撮影も控えねば・・・。

平均寿命は5~10年といわれる金魚。
晩年は少々ボケて大きな石を吸い込み、口が開きっぱなしになって、父に助けられた長老金魚は10年以上生きました。
この度我が家にやってきた金魚たちが、どうぞ長生きをしますように―。

楽しみがまたひとつ増えた、ここ最近の出来事でした。

ご応募お待ちしております!

2007-05-17 | お知らせ
今年の1月、山陽新聞夕刊に寄せられた、ある投稿記事に目が留まりました。
投稿記事を書かれたのは森貞さん
その後、彼女を軸として新たな出会いと温かな交流が生まれました。
(詳しくは拙ブログ2007年2月7日「またもや驚きの展開」をご覧下さい)

森貞さんはとても多才な方で、尚且つ素晴らしい行動力の持ち主です。
その持ち前の能力を発揮され様々な活動をされています。
「絵手紙講師」「めるへん児島」という家庭教育学級の活動、そして「いどばたNIEの会」等)

先日、森貞さんから「いどばたNIEの会」に関する“お知らせ”を頂きました。
(「いどばたNIEの会」は“新聞記事を元にざっくばらんに話し合う会”です。)

今年の10月、「いどばたNIEの会」主催の「わたしたちのまるごと新聞展パートⅡ」が開催されます。
只今、「わたしたちのまるごと新聞展パートⅡ」に展示する“ほのぼの記事”を募集中
(締め切りは10月10日)


皆さまも奮ってご応募、ご参加くださいませ!
心よりお待ちしております。


(森貞さんより頂いた新聞展の案内のチラシより)
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第19回全国生涯学習フェスティバル まなびピア岡山2007協賛
わたしたちのまるごと新聞展パートⅡ   
   「ほのぼの記事」展示&朗読会

            新聞ってこんなにおもしろい
           新聞ってこんなに心が和む
          新聞ってこんなに役に経つ

     そう、「新聞」でこんなに遊べるんです。

会期    展示の部(地下練習室)   
        10月20日(土)午前9時~午後5時
            21日(日)午前9時~午後1時

        朗読の部<記者トークを含む>(地下ホール)     
        10月21日(日)午後1時半~午後4時
        ※絵本の読み語りや小説の朗読会のように、すてきな新聞記事の朗読会?!
        ※記者が記事への熱い思いを語る

場所   倉敷市瀬戸大橋架橋記念館      
       倉敷市児島味野 電話086-474-5111

展示内容  ほのぼの記事
      
<あなたが感動した記事、心がなごむ記事(投稿含む)>
       2007年1月以降の新聞記事の中から募集。
       日付と新聞名、100字程度のコメントを別紙に添える。
       記事はやや大きめに切り、出来るだけ折り目を少なくする。     
       一人、3点まで。     
       応募数により、展示の数は一任下さい。
       締め切りは10月10日、森貞まで。

       ・今年の一文字漢字予想
        (会場で予想。
         12月に発表されたあと、予想が当たった人に人数限定で粗品進呈。)
       ・新聞を利用した絵てがみ
       ・手づくり新聞募集
        (家庭新聞、サークル新聞など遊び心にあふれた内容)
       ・新聞のファイルなどの展示にご協力ください。
       ・全国の地方紙展示
       ・その他
         *10月15~21日は秋の新聞週間です

主催    いどばたNIEの会(教育に新聞を)
        (お問い合わせ・応募先) 
         〒711-0911 倉敷市児島小川5-5-5                   
         電話・FAX   086-472-0503
                      森 貞
後援    朝日新聞岡山総局 産経新聞岡山総局 山陽新聞社 毎日新聞岡山支局 読売新聞大阪本社
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【付記】
森貞さんは、第10回倉敷市民文学賞で随筆部門一般の部の優秀賞を受賞されました。
(「文芸くらしき 第10号」に全文が掲載されています)
「ネパールいかが」と題し、日本語の指導員としてネパールを訪れたときのことが描かれたこの作品。
それは「日本語の指導に ネパールいかが」という新聞記事を目にしたことから始まっています。

ひとつの新聞記事が、ほのぼのとした気持ちにさせてくれたり、行動を起こすきっかけとなったり―。
読み手の心を揺り動かしますよね。
深く考えさせられることもあります。

「ネパールいかが」に、次のような文章がありました。
「ネパールは、現在かなり教育熱心で学歴社会である。今、政策として子どもたちは百パーセント教育を受けていると現地のネパール人は言ったが、現実はストリートチルドレンもまだ相当いるように私達の目には映った。」

森貞さんの随筆を読んでから、以前よりネパールという国について注目するようになりました。
現在、毎日新聞では「世界子ども救済キャンペーン」の一環で「輝き奪わないで ―ネパール・インド報告」という記事が掲載されています。
垣間見られる、ネパールの現状・・・。
森貞さんの言葉と、新聞が伝える状況がグルグルと頭の中を巡っています。

誰かが書いたひとつの新聞記事。
それは、ただその時目にした読み手だけではなく、
“読み手からまた別の誰かへと繋がっていくものでもあるのだな”
今、そんな風に実感しています。

白雪姫

2007-05-15 | 花と樹と緑と

【シュネープリンセス】

くまこさんから頂いたミニバラ「シュネープリンセス」が咲き始めました。
シュネープリンセスは“白雪姫”という意味だそうです。
清楚で愛らしい花姿ですよね。
コロコロっとした蕾がたくさん付いていて、当分楽しめそうです。

この半開きの蕾を見て、簡単にささっと描かれたバラの絵を思い浮かべました。
こんな感じではないですか?
今まで何気なく見ていたバラの絵(デザイン)は“そのまんまだったのだなぁ”と、実際の花を見て思いました。
ちょっぴり感動です。

  

行ってみたい水族館

2007-05-14 | 日記
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2007年5月13日放送 TBS「夢の扉~NEXT DOOR~」
『日本初の野外体験型水族館を通して、自然の大切さを子供たちに伝えたい』
古川健
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昨日放映されたテレビ番組「夢の扉」の舞台である水族館「アクアマリンふくしま」。
水族館好き、魚好きの私としては、どうしても一度は訪れてみたいと思った水族館でした。
 
この水族館は、より自然に近い形で海や海辺で暮らす生き物を展示するという“生態展示”という方法を行われています。
照明も自然の光を取り入れられていました。
全面ガラス張りなのです。

“アクアマリンふくしま”の黒潮水槽では、ときにカツオやマグロがイワシ群を襲う様子が観察できるそうです。
魚が自然界と同じように群れをなして泳ぐためには緊張状態が必要であると、サメも一緒の水槽の中に泳がせていました。
海洋の食物連鎖の真の姿を見せてくださっているのです。

それは館長である安部義孝さんの思いからでした。。
アクアマリンふくしま”の哲学は「海を通して人と地球の未来を考える」。
館長さんは、自らカツオを解体して子ども達に食べさせるという“命の教育”もされています。

この思いに賛同し、一緒に働かれているのが飼育員の古川健さんです。
古川さんは子ども達が水中生物と触れ合うことの出来る「タッチプール」に力を入れています。
触れ合うことで「命」を伝えたいと思われているのです。

このタッチプールが凄かった。
潮の干満があるのです。
毎日海を眺めている私ですが、見てみたいなぁと思いました。

現在、11万匹の生き物が住まう“浜・磯・干潟”のある巨大タッチプールを建造中です。
この模様は来週放送予定―。
続きを楽しみに待っていることにしましょう。

いつか“アクアマリンふくしま”を訪れてみたいなぁ。