海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

風さんへ

2011-01-26 | ねこからの手紙


風さん、風さん、ありがとう。

ビュービュー吹いてくれてありがとう。


寒さなんて、冷たさなんて、へっちゃらさ。

今日は絶好の凧あげ日和。

青空高く舞い上がる。

手作り凧が舞い上がる。


風さんと子どもは仲良しこよし。

風さんと一緒で嬉しいな。

かつての風の子も大はしゃぎ。

やっぱりお外は気持ちがいいね。


風さん、風さん、ありがとう。

笑顔をいっぱいありがとう。



久しぶりに凧あげをしました。
子どもたちと一緒に。
ナイロン袋とひご、凧紐、牛乳パックを使った簡単な凧ですが、
本当によくあがりました。
走らなくっても、あがるんです♪

(何だか空に向かって釣りをしているみたい)
強い引きにそんなことを思いながら、楽しいひとときを過ごしました。
かつて風の子だった私、大満足の1日でした。

ご一緒くださった皆さん、どうもありがとうございました。
ちなみに写真に写っている人物は、私ではありません。
あまりに気持ちよさそうに凧あげをしていた年上の友人を、携帯でパチリ♪致しました。
もちろん、私も同じ状況だったことは言うまでもありません(^^)

チャイ

2011-01-25 | 思い、想う


アッサムティーに、ジンジャー、シナモン、カルダモン。

ローレルも入ったマサラチャイ。

ミルクをたっぷり注いだら、今日は砂糖も入れてみよう。


人生、ときにはスパイシー。

けれども。

甘さや辛さ、苦味やまろやかさ、いろんな要素が加わって、

味わい深くなってゆく。


 大切なものは何なのか。

 そこを間違わない限り大丈夫。


「ちょっと疲れたな」と感じたならば、休憩することも大切だ。

ほっと一息ティータイム。

心も体も暖めて、そこからまた始めよう。





一週間ほど綴っていなかった間も、たくさん感じることや考えること、
様々な出来事がありました。
認めようと思っていたこともあったのですが、それはまた違った形で―。
とりあえず、一週間分は上の言葉に集約しました!(笑)

力が入りっぱなしだと、それ以上の力は発揮できませんよね。
力を入れたあとは、力を抜いて。
深呼吸したり、お茶を飲んだり。
家族や友だち、大切な方たちとお話したり。
日々暮している中で、ほっこりとできる時間がありますように。


チャイ。
大好きな飲み物です。寒い夜には最高ですよ♪

「ため息が出るほどムダがない」

2011-01-17 | 思い、想う


ぐるぐる、ぐるぐる、考えていました。
この1週間ほどの間、ずっと。
食について、生態系について、人間の在り方について。
そうこうしていたら、ある文章に出会いました。


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  サケ

サケってさ、すごいよ。

こどもを産むときは、
絶対に自分が生まれた川に帰ってくるんだ。
ちっちゃい川に、
おおきくなったサケが戻ってくるから、
どんなに跳んでもハネても、
途中から進めなくなることもある。

それでも人間みたいに、
「だったら他の川で産もう」なんて思わずに、
いのちをかけて、一途に生まれた場所をめざすんだ。
そして傷だらけになりながら、こどもを産むんだよ。
かっこよすぎて、
ボクは涙が出るほど感動したよ。

そして、死んでもなに一つごみを残さない。

人間が食う。
クマが食う。
その食べ残しや、川で死んだ鮭は、サルや鳥が食う。
そして最後に残った、皮や小さい骨や身は、
川の養分となって、
一匹のサケが恵みに変わる。
まったく捨てるものがないんだ。

ため息が出るほどムダがない。
みんなサケを見習ったらいいんだ。


桜井章一『いのちより大切なもの』(竹書房)より
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ぐるぐる、ぐるぐる、考えてしまったら。
原点に帰ればいい。
目に見えている表面的な現象に囚われることなく、
もっともっと本質的なところに目を向けて。


 シンプルに、シンプルに。


「ため息が出るほどムダがない」サケに、
いのちを繋いでくれるサケに、
ありがとうを―。

言葉を紡いでくださった桜井氏に、
出会えたタイミングに、
感謝です。


薄らと雪が。

2011-01-15 | 日記


もしかすると、今晩は雪になるかも。
と、思いながら倉敷から車を走らせ家に向かっていると…。

玉島に入った頃から、何だか路面が薄らと白い。
だんだん家が近付くにつれて、ますます白くなってくる。

あぁ、海に近いからなぁ。
街中より寒いのかもね…。

しかし。
私が暮らしているところは、岡山南部に位置する町。
温暖で晴れの日が多いところです。
そんな場所が、これだけ冷えているとなると…。
他の地域の方々は、もっと寒くて大変ですね。

明日お出掛けの予定の方は、どうぞ防寒対策をしっかりなさってくださいね!
センター試験を受験される方、どうぞお気を付けて。
十分力が発揮できますように。


【余談】
玉島も倉敷市ですが、中心部までは車で30分くらいの距離があります。
同じ倉敷市内でも、もっと時間がかかる場所も。
案外広い?

向かい干支

2011-01-10 | 日記


私、書評を読むのが好きであります。
(書評を読んで、作品まで読んだ気になってしまうことがあるのは・・・、
どうしたものかと思いますが。)

というわけで、新聞に書評が載る日を楽しみにしております。
我が家は「山陽新聞」と「毎日新聞」をとっているので、日曜日と月曜日。
ワクワクの日が連続してやってきます。

昨日、9日の日曜日。
「毎日新聞」の書評のページを読んでいて、感じ入った記事がありました。
それが冒頭の写真「好きなもの」というコラムです。

本の話だと思った方、ごめんなさいね。
この「好きなもの」というコラムは、書評のページに毎回掲載されています。
著名な方々の「好きなもの」が3つ、紹介されているんですよ。
今回は、人形師の辻村寿三郎さんの「好きなもの」でした。


何に感じ入ったかと申しますと-。
三番目に紹介されていた「向かい干支」についてのお話です。

「向かい干支」は、自分の生まれた干支から数えて七番目に巡ってくる干支のこと。
縁起が良く、身近にその柄のものを持っていれば幸せが訪れると聞いていました。
漠然と「幸せが訪れるもの」と思っておりましたら、寿三郎さんの記事を読んで大いに納得致しました。

 「各人に生来欠けている部分を補ってくれる存在」

「向かい干支」は、補ってくれる・助けてくれる存在なんですね。
もともと「向かい干支」の柄が好きで、いくつもいろんなものを持っておりますが、
改めて大切にしようと思いました。
感謝。

それにしても、寿三郎さんのお母さまは何て素敵な方なんでしょう。
新しい下駄をおろすときには「転んでもけがをしないように」と、
裏に「向かい干支」の兎を描いて差し上げていたそうですから。


さて、みなさんはご自分の「向かい干支」をご存知ですか?


ちなみに。
曾祖父と祖母、父と叔母、母と兄、祖父と私は「向かい干支」の存在になります。
同じ干支が三人いると、その家は栄えると云われます。
しかし、同じ干支は一人もいない我が家・・・。
そのかわり「向かい干支」で補い支え合って暮らしていけるといいなぁ、と思いました。



ところで私(mari)の干支は何かって?
「ねこ」でないことだけは、確かです(笑)

新年会

2011-01-10 | 日記


お華のお仲間さんたちとの、新年会に行ってきました。
忘年会は毎年何かしらありますが、新年会はすごく久しぶりのような気がします。
清々しい気持ちになれますね、新年会って。

“お華のお仲間さんたち”と記しましたが、先生は裏千家のお茶の先生でもいらっしゃいます。
今日は、先生が指導されている「お茶」と「お華」の生徒さんたちが一堂に会しました。

というわけで。
食事の前から、至福のひとときを過ごさせて頂きました。
お茶菓子とお抹茶をご馳走になったんです。
初春の慶びを表したお菓子と、きめ細かく泡立った緑美しいお抹茶。
会の始まりから幸せな気持ちを頂きました。

「一生懸命という言葉がとても好き」と言われる先生は、今もお茶・お華の世界をずっと
勉強し続けていらっしゃいます。
とても素敵な、お優しくて凛とされた先生。
いつまでもどうぞお元気でご活躍くださいますように。
少しでも近付けるように、私精進いたしますね。


冒頭の写真は、新年会で行われた「BINGOゲーム」の賞品です。
何と幸せなことに、私、3番上がりでした!
実は-。
先生はとってもお優しいので、賞品を人数分ご用意されていらっしゃいました。
上がるのが早かった人から好きなものを選んで良い、というシステムだったのです。
(最後に上がった方の為には、もう1つサプライズで賞品をご用意されていたんですよ。)

抹茶椀や花入れ、干支の置物、お茶、生花、ケーキなど、種類はいろいろ。
その中から、美濃焼の抹茶椀を選ばせて頂きました。
お華の生徒なのに、抹茶椀・・・。お茶の生徒さんゴメンナサイね。

萌黄色に、跳ねている兎模様。
かわいいでしょう♪
大切に使わせていただきます。

幸せな気持ちをたくさん頂いた新年会。
先生、みなさん、どうもありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。

 「和」の世界って、本当に素敵ですね。


1月7日は。

2011-01-08 | 季節を感じて・節句


みなさま、お正月にはお雑煮を召し上がられましたか?
私は今も毎朝、食べております。
例年のことですが、たぶん旧正月あたりまで続くお雑煮の朝食。
うちの家族はみんな、雑煮が大好きなんですよねぇ。

というわけで、1月7日の朝もお雑煮でした。
本来ならば「七草粥」なんでしょうけれど・・・。

しかーし、節句や季節ごとは楽しむ我が家。
晩ごはんに「七草粥」を作りましたよ。
じんわりと体に沁みるやさしいお味でした。

無病息災を願って食する「七草粥」。
どうぞ皆さまも、元気いっぱいで過ごせますように!

巻二十 四五一六

2011-01-05 | 日記


毎年楽しみにしている友人Aちゃんからの年賀状。
今年も裏面を見た瞬間「あっ!」と思いました。

認められた言葉は、ひとことだけ。
それが何とも言えず響きました。

 「これでいいのだ」

年始から、全肯定の言葉をありがとう。
すべてを受け止めるってなかなか難しい・・・、よね。
悟りの境地にも通じるような。
でも、誰かから肯定されることほど嬉しいことはありません。
その場所に少しでも近付けるといいなと、あなたの選んだ言葉を見て思いました。


この言葉、気付いた方もいらっしゃると思いますが、「天才バカボン」のパパ(41歳)の口癖です。
改めて考えてみると、哲学的ですよね。


さて-。


今年のお正月は、山陰地方が記録的な大雪に見舞われました。
鳥取では、車の大渋滞や特急の立ち往生、停電、漁船の転覆など大変な被害を受けています。
漁船が転覆した境港は、この秋に仕事関係で旅行に訪れた場所であり、
イカ釣り漁船が港に並ぶ景色を、仲間たちと一緒に興奮気味に眺めた場所であります。
ニュースや新聞で見たあの光景は・・・、衝撃的でした。

「晴れの国」と呼ばれる岡山でも、南方に暮している私。
雪は珍しく、ちらつくだけでも「あ、雪だ!」とどちらかといえば嬉しさを感じます。
しかし、雪のよく降る地方では、これまでも大変な思いをたくさんされていらっしゃったのでしょうね。


 新(あらた)しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)


上記の句は、『万葉集』の最後に収められた大伴家持の歌です。
降り積もる雪のように吉事も重なってほしい、という意味を込めお正月に詠まれた歌です。
このとき、家持は42歳。従五位上因幡守でした。


人生、肯定するには随分力がいることもありますが・・・。
どうぞ積もった雪の分だけ、いやそれ以上に、
良いことが、幸せが訪れますようにとお祈りしています。
『万葉集』の時代に因幡(鳥取)で詠まれたこの歌の願いが、どうぞ現代でも叶えられますように。





【余談】
冒頭の写真のご説明を。
Aちゃんからこのお正月に頂いたストラップです。
モケケノケ星に暮らすモケケのアロという宇宙人、らしいです。
全体像はこちら↓



触覚?アンテナ?の先から、足の先まで全長15cmほど。
この子を見たうちの家族たちは、大ウケをしておりました。
なかなか癒されるお姿だなと、私は思っているのですが・・・。

みなさんはいかが思われますか?
この子を見て、和んで頂けると嬉しいなぁ。
「もしかしたら宇宙人がいるかもしれない」と、夜空を眺める時間が増えると楽しいですねぇ。

力んで「これでいいのだ!」と肯定するのでなく、
やわらかくしなやかに「これでいいのだ(^^)」と受け止める、
そんな姿勢で過ごしていきたいと思う初春です。


ちなみにAちゃんは、昨年のお正月には「Duffy」をプレゼントしてくれた友人です(^^)
いつも、ありがとう。

2011年 卯年

2011-01-01 | 季節を感じて・節句


新春のお慶びを申し上げます。

皆さま、新しい年をどのように迎えられましたか?
風の強く吹く冷たい元旦となりましたが、私の住んでいるところでは晴天に恵まれ、
キリッと澄んだ空気に身も心も引き締まるお正月らしい気分を味わえました。
(大雪に見舞われた地方の方々、大変でしたね。どうぞお気を付けください。)

そんな気持ちで迎えた新しい年。
私は、ここ数年変わらない元日の過ごし方を致しました。



まずは、ブリの入ったお雑煮(丸餅・醤油ベース)とお節料理を頂き、
氏神さまに参拝です。

  どうぞ穏やかで幸せな一年になりますように。

道中、年賀状を配達されている郵便局の方に何度かすれ違いました。
「あけましておめでとうございます!」と挨拶をされながらの配達です。
元日からのお仕事、お疲れさまです。
おかげさまで、日本中に“温かな心”が届けられるのですね。
どうもありがとうございます。



それから車を東に走らせ、干支の折り紙で有名な神社に参拝しました。
どこの神社・寺院でも感じますが、やはり境内を包む空気は違いますね。
自然とすべてに感謝する、心洗われる清々しさがあります。

今年も紅白のお餅をお接待して下さいました。
ありがたいですね。
こちらのお餅、杵と臼でついていらっしゃるんですが、その様子が見事なんです。
力強いんですよね~。
(見ていると、ついやってみたくなる私でした・・・。)

和太鼓演奏の奉納もありましたよ。
 初春の鎮守の杜にこだまする太鼓の音色心清らに



楽しみにしていた干支の折り紙。
見事でした!そして可愛らしかったです。



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「兎の上り坂」のことわざのように全ての物事が順調に進んで行く年になるように祈念致します。
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折り紙の側には、毎年宮司さんのお言葉が添えられています。
今年も心に響きました。


あ、変わらない元日の過ごし方と前述しましたが・・・。
一ヶ所加えてご挨拶に寄った場所がありました。
五重塔のある心癒される穏やかな風景の、あの場所です。



梅の蕾を発見いたしました。



花も咲き誇っていましたよ。
春、を感じますねぇ。



もう15年くらい前になるでしょうか。
うさぎを大切に飼っている友人宅に伺ったときのこと。
部屋の中で自由にさせてもらえる時間のあるそのうさぎさんの、ある行動を見て驚いたことがあります。

垂直にジャンプするんです。
それも結構な高さを!

どうしてあんな行動をするんだろうと思って友人に尋ねてみたところ、
こんな答えが返ってきました。
「ご機嫌なときはジャンプするんよ。」

今年は卯(うさぎ)年ですね。
私たち人間もジャンプしようではありませんか。
どうぞ皆さま、
ご機嫌な年になりますように。
笑顔溢れる幸せな年になりますように。


2011年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。