海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

吉備路れんげまつり

2008-04-29 | 花と樹と緑と


このところ、休みの日の朝になると倉敷市中庄まで出かける用事がありまして。
帰り道はそこかしこに咲く花を愛でながら、ちょっとした寄り道をしております。

今日は、先日ここでご紹介した吉備路に、またもや足を伸ばしてみました。
本日、10時からは「吉備路れんげまつり」が開催されるので、警備の方やスタッフの方が準備をされていました。
私が散策したのは8時過ぎでしたが、既にお客様やれんげを撮ろうと集まっているカメラマンも何名かおられましたよ~。

お天気にも恵まれて、清々しい朝のひとときでした。

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吉備路れんげまつり
2008年4月29日
10:00~15:00
岡山県総社市 備中国分寺周辺

*イベントも盛りだくさんです
郷土芸能の披露やお茶席、物産品の販売、五重塔の初層・こうもり塚古墳の公開など
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先日ラジオで得た情報によりますと、ここのれんげ畑の広さは、何と!
マスカット球場の10倍だそうです。
プロ野球の試合も行われるスタジアムの10倍?
どおりで、心がゆったりと大きくなったような気がするはずですね♪
喜んで飛び回っているハチさんたちに負けじと、私も深呼吸をいっぱいしてきました。

大勢の方々が今日はここで、のんびりとした時間を過ごしていることでしょう。
散りかけているものも結構ありましたが―。
れんげさんたち、待っていてくれてどうもありがとう。





選挙

2008-04-27 | 思い、想う


本日は「倉敷市長選挙・倉敷市議会議員補欠選挙」投票日です。

投票開始は朝7時から。
私は、7時10分ごろに行ってきました。


「おはようございます」と元気よく投票所へ入っていったら、
職員の皆さんが清々しいお声で、
「おはようございます!」
と挨拶を返してくださいました。
何だかとても気持ちがよかったです。

そこの投票所では私、19番目の投票者でした。
あとから続々と投票に来られている皆さんとすれ違いました。
その方々とも朝の挨拶をかわしました。

同じ倉敷市民・岡山県民・日本国民・地球人。
平和で住みやすい場所になりますように―。

「ああして欲しい、こうして欲しい」
という意見・主張があるのならば、きっちり自分たちも義務を果たさないといけないと思います。
自分達の住む場所の代表者を決める選挙です。
皆さん挙って参加しましょう!


写真は、裏山に自生する「藤の花」。
我が家の庭から撮影しました。
毎年見事な花を咲かし、楽しませてくれます。

倉敷市の市花は「藤」です。
花言葉は<歓迎><恋に酔う>。

観光地である倉敷。
お越しくださる皆さんを心より歓迎いたします。
そして、皆さんからも“歓迎”を受けるような街になりますように―。


バラ一輪に思うこと

2008-04-25 | 花と樹と緑と


北京オリンピックの聖火が、日本に到着した今日。
我が家のバラ「ピース」が咲きました。
昨日はまだ「もうそろそろ開くかな~」というくらいだったのに。

花色はクリームイエローにピンク色の覆輪。
今は微かに薄っすらと縁に色が見え出したかな、という状態です。

「ピース」
第二次世界大戦後に、平和への祈りと希望を込めて名付けられた花。

オリンピック年である今年、どうぞ平和でありますように。
そして、ずっとずっと平和でありますように―。

今日という日に咲いてくれたこの花からのメッセージ。
しっかりと受け取りました。

本とバラと

2008-04-23 | 
今日、4月23日は「サン・ジョルディの日」「世界本の日」「こども読書の日」です。

「サン・ジョルディの日」
スペイン・カタロニア地方では、この日、女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る風習があるのだそうです。

さて、私。
この日をどんな風に過ごしたかというと。

男性に本を贈ることはなく・・・。
くまこさん経由で、くまこさんの娘さんからお薦め本としてご紹介を頂いていた本を読みました(^^)
辻仁成『99才まで生きたあかんぼう』(集英社)

小説家になる前にミュージシャン活動だけをされていた頃からの、辻さんファンの私。
DJをされていたラジオ番組もよく聴いていました。(選曲がとてもいい!!)
著書も何冊か読ませていただいておりましたが―。


『99才まで生きたあかんぼう』
よかったです。
“誰の人生にも、いろいろな出来事が起こる”
当たり前のことですが、改めて実感致しました。


くまこさんの娘さん、どうもありがとうございました!
それにしても、今、中学生よね?
この本選びに、感動です。


そして―。
男性からバラの花を頂くことはなく・・・。
ホームセンターに寄ったら、ず~っと欲しいと思っていた「ピース」という名前のバラを発見し、即座に購入決定!
早速、植え替えをしました。
いい一日でした~。



バラではなく、敢えてワスレナグサの写真を―。
花言葉は【わたしを忘れないで】【真実の愛】

見上げてごらん

2008-04-21 | 花と樹と緑と

【ハナミズキ】

青空に向かって、伸び伸びと―。



この木、何の木?
気になった、木。



小さな可愛らしい葉の形をよく見ると。
【イチョウ】です。



【藤】

“空き”があります。
まだまだ大きくなれるよ。


【紫木蓮】

もうすぐ、日が暮れるね。
今日も一日お疲れさま。

寄り道パート2

2008-04-21 | 花と樹と緑と


この風景に会いたくなって、立ち寄ってみました。
遠目ですが、お分かり頂けるでしょうか。
この辺りでは、この花の名前が付いた“まつり”も開催されるのですよ。

 

レンゲの花です。
漢字にすると【蓮華】
しゃがんでジッと見つめていたら、花の中に小さな宇宙が広がっているような気がしてきます。

  

  

オオイヌノフグリにタンポポ
ぺんぺん草(ナズナ)
ヒメオドリコソウ
菜の花

手入れが行き届いた庭に咲く花々はもちろん美しいけれど、こうして野に咲く花にも違った美しさがありますね。
親しみやすくてホッとします。


この日立ち寄ったところは何処かと申しますと―。
「吉備路」でございました。
時間がゆるやかに流れている場所だったなぁ。




美しい牡丹と風景と

2008-04-19 | 日記


本日もお客様から事務所に切花を頂きました。
見事に咲き誇った牡丹。
惚れ惚れするほどの花姿です。
事務所の中がパッと華やかになりました。

いつも丹精込めて育てられたお花を下さるYさん。
毎回楽しませて頂いております。
どうもありがとうございます。

そして、今回も携帯電話のカメラで撮影。
デジカメで、牡丹を撮ろうとした途端にバッテリー切れとなってしまったのです。
まぁ、一週間充電していなかったのでしょうがないですね…。
携帯電話さん、今回も助けてくれてありがとう。




仕事が終わったその足で、兄と寄島~笠岡方面へ。
ちょっとした下見です。

ちょうど干潮の時間帯だったために、道中、潮干狩りのお客さんの車が道の端に何台も何台も停まっていました。
どの浜にも大勢の、ひと・ヒト・人。
思わず、その賑わいぶりをパチリ!

ちなみに左の端の方に写っている黒い塊に見えるのは、潮干狩りを楽しまれている人々です。
老若男女入り乱れての、すごい状況でした。
皆さん、今晩のおかずは“アサリ”ですね!




雲の合間から降り注ぐ幾筋もの光。
神秘的な光景です。

ここは、神の島と書いて神島(こうのしま)というところ。
心に残る風景が、そこかしこにありました。

曇り空だったにも係わらず、遠くの島まで見渡すことが出来た今日。
帰り道では、瀬戸大橋を望むことができました。
行き帰り運転してくれた兄、どうもありがとう。
おかげで景色を眺めるという贅沢ができました。


あ、それから。
ここでは一日遅れになってしまいましたが…。

兄へ
お誕生日おめでとうございます!
充実した幸せな一年となりますように―。

散り行く花からバトンを受けて

2008-04-15 | 花と樹と緑と


「今年はまだゆっくりと桜を眺めていない」という母と一緒に、円通寺公園に行ってきました。
(車の運転はおろか、自転車にも乗れません。車に乗るときは酔い止め薬が必須)

仕事から帰ってから出掛けたので、夕暮れ時の、それも散りかけの桜のお花見となりました。
随分坂道を歩いたから、疲れたかな~?<母
(ゆっくり、ゆっくり、散策したのだけど)
嬉しそうに眺めていたから、楽しんでくれていたとは思うのですが―。


散りかけのソメイヨシノのお隣に、少し濃いピンクの蕾をたくさん付けた木を発見しました。
何だろう?と近寄ってみると・・・。

  

八重桜でした!
こんなに間近で八重桜を見るのは久しぶりです。
いつも、ソメイヨシノが満開のときに来ていたから気付きませんでした。

通りがかりの犬と散歩中のおじさん曰く「八重桜は、ここには数本しか無いんだよね~。」
おっしゃっていたとおり、3~4本くらいしか見当たりませんでした。



子供の頃、近所の住吉山公園にあった八重桜がお気に入りだった私。
あの公園の八重桜は無くなってしまったけれど、円通寺公園で出会えてラッキーでした。
これも母のおかげかな。
(どういうわけか母と一緒だと、くじ運とかも良くなるんです)

ソメイヨシノから、八重桜へ。
また一つ、円通寺公園での楽しみが増えました。




桜が植えらている敷地の一角に「チューリップひろば」があります。
こちらも競うように咲いておりました。
すぐ傍に桜の木があるので、舞い落ちた花びらが広場の中を埋めていて―。
まるで、花びらの中からチューリップが生えてきたように見えました。


母へ
今日は、久々に二人で出掛けることができて嬉しかったです。
どうもありがとう!
またご一緒してくださいね。


寄り道

2008-04-13 | 花と樹と緑と


早朝県道を走っていると、スーッと一筋、ピンク色の線が目の端に入ってきました。
それも結構長い間。

もしかして、桜並木?
と思い、次の信号を曲がってみると―。
交通量の多い県道を一本中に入っただけで、こんな世界が広がっていました。

見惚れてしまいました。
で、ここはやっぱり写真撮影。
美しい花の姿を見ていると、心が広がっていくような気がします。

ひきこもりの人たちが現実逃避をするために寝ることを、“寝逃げ”と言うんだそうです。
私の場合は“花逃げ”?

<逃げる>というと<負のイメージ>が付きまといます。
でも、次の一歩を踏み出すための休憩時間といいましょうか、心を空っぽにする貴重な時間であるように思います。
私は“花逃げ”の他に“読み逃げ”という方法も取ります。
気力体力に全く余裕がなくなると、最後の手段は“寝逃げ”ですが―。
やはり力を取り戻すには“寝る”のが一番ですよね!




葉が出ているものも。



舞い落ちた花びらも。

目と心を奪う美しさ、でした。


撮影中も、ひらひらと花びらが舞い落ちていました。
「奇麗ねぇ。もう随分、葉が出てきたね~」と言いながら、自転車で走り去って行かれたおばちゃん。

同じものを見て、同じような思いを抱く。
そんな時、通りすがりの初対面の方でも自然に話ができるものです。
これも大きな自然からの贈り物なのでしょうね。



今日は「倉敷天領太鼓 卯月コンサート‘初一念’」に行ってきました。
倉敷市民会館にて、4時から7時まで満ち足りた三時間。

やっぱり生は迫力があります!
圧倒されました。全身に響きまくりです。

演奏は、とてもとても素晴らしく感動致しました。
そして何よりも凄いなぁと感じたのは、あの精神力と体力です。

コンサートパンフレットで見つけた「毎夜毎夜、山へ上がり、夜遅く、時には夜明け近くまで懸命に努力している姿」という言葉。
改めて、あの心に響く演奏は“努力の賜物”なのだなと、感嘆致しました。
倉敷天領太鼓のみなさん、今日も感動をどうもありがとうございました。


さて、もうすぐ21時。
レディオモモ(FM79.0MHz)を聴こう♪ 
JAZZと「桜」を楽しみに―。

朝は仕事。昼からは自由に過ごして。
盛り沢山の有意義な一日となりました。
皆さまはいかがでしたか?
今日も一日お疲れさまでした!

“カンヌキ”と呼ばれる魚って?

2008-04-11 | さかな、さかな、さかな~♪


キラキラと輝く銀色の魚体。
細身の美しい姿。
“海の貴婦人”と賞賛されるこの魚。
見ているだけで惚れ惚れとしてきます。

30cmを超えるものは、両開きの扉の戸締りに使う閂(カンヌキ)に例えられ、「カンヌキ」と呼ばれています。
先端が紅色をした長い下あごを持つこの魚は【サヨリ】



今日、島根から見事なサヨリがやってきました!
お刺身にしたら、美味しそう~。

他の料理方法として、塩焼き・天ぷら・酢の物・丸干し・寿司種・椀種など。
椀種の場合には、三枚おろしにした身を結んで入れると上品です。



こちらは、瀬戸内海(岡山県)産。
こちらもなかなかのサイズです。

ですが、島根産のサヨリ2尾と岡山産のサヨリ1盛がほぼ同じ相場だったという・・・。
そのときの天候や、場所柄(需要)によっても相場は変わってきますからねぇ。
それにしても、ちょっと驚きでした。


さて、このサヨリ。
見た目はとっても美しいのですが、お腹の中(腹腔内の薄い膜)は真っ黒。
「あなたって、サヨリみたいな人ねぇ」と言われてしまったら・・・。
暗に“腹黒い”と言われたことになるのです。
まぁ、この話を知っていたらのことですが。

しかし。
サヨリには何の罪もないのに、人間ってすごい例え方をするものですねぇ。


サヨリの旬は3~5月。
まさに“今”です。
サイズもいろいろ。それに合わせて料理法を考えてみるのも楽しいですよ。

お買い求めの際には、下あごの紅色が鮮やかなものをお選びください。
そして、透き通るような銀色で身が張ったものを。
旬のサヨリ、美味しく召し上がってくださいね♪




【おまけ】


万人が美しいと評するサヨリの後に、オコゼの姿って?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
でも私、このオコゼの顔が好きなんです。
愛らしいなぁ、と思ってしまう。
写真撮影をしたこの時、このオコゼくんは活きておりまして。
口をパクパクさせておりました。