先日、大好きな詩人・茨木のり子さんが亡くなられたことを書きましたが、茨木さんの作品・精神はこれからも多くの人々の心に響き続けていくのだろうな、と思わせる出来事がありました。
とある大きな本屋さんの詩のコーナー付近でうろうろしていた時のこと。
店員さんに連れられて初老の女性がやってきました。二人の会話からは「新聞で見た」とか「亡くなられたばかり」という言葉が聞こえてきます。
若い店員さんは「詩集はこのあたりにありますから。五十音順にならべてあります。」とだけ言うと他の仕事に戻って行きました。
「新聞記事に書かれていた代表作を読まれて心打たれたのだろうなぁ」と思いながら、本を一生懸命探している初老の女性に声をかけてみると、やはり茨木のり子さんの詩集をお探しでした。新聞記事を読み感銘を受け、探しにこられたとのこと。同じ思いの人は他にもいらっしゃったようで、既に何冊か売り切れてしまっていました。
亡くなられたことがきっかけで、その方の人柄や作品を知る、そういう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そしてそれが素晴らしい出合いとなったのであれば、ずっとずっと心に残るはず。そしてその思いは周りの人々にも広がっていく…。
本当に素晴らしい詩をたくさん残してくださった茨木のり子さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
それにしても本屋さんで追悼特集を組んでくれないかなぁ。只でさえ詩のコーナーは奥に追いやられていて見つけ辛い。よく目に付く場所に今だけでも置いてくれればいいのですが…。
私は友人達に茨木さんの詩を紹介しまくっています。
とある大きな本屋さんの詩のコーナー付近でうろうろしていた時のこと。
店員さんに連れられて初老の女性がやってきました。二人の会話からは「新聞で見た」とか「亡くなられたばかり」という言葉が聞こえてきます。
若い店員さんは「詩集はこのあたりにありますから。五十音順にならべてあります。」とだけ言うと他の仕事に戻って行きました。
「新聞記事に書かれていた代表作を読まれて心打たれたのだろうなぁ」と思いながら、本を一生懸命探している初老の女性に声をかけてみると、やはり茨木のり子さんの詩集をお探しでした。新聞記事を読み感銘を受け、探しにこられたとのこと。同じ思いの人は他にもいらっしゃったようで、既に何冊か売り切れてしまっていました。
亡くなられたことがきっかけで、その方の人柄や作品を知る、そういう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そしてそれが素晴らしい出合いとなったのであれば、ずっとずっと心に残るはず。そしてその思いは周りの人々にも広がっていく…。
本当に素晴らしい詩をたくさん残してくださった茨木のり子さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
それにしても本屋さんで追悼特集を組んでくれないかなぁ。只でさえ詩のコーナーは奥に追いやられていて見つけ辛い。よく目に付く場所に今だけでも置いてくれればいいのですが…。
私は友人達に茨木さんの詩を紹介しまくっています。