海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

三月の読了本

2006-03-31 | 
『国家の品格』藤原正彦(新潮文庫)
『祖国とは国語』藤原正彦(新潮文庫)
『横浜vsPL学園』(朝日文庫)
『少しは恩返しができたかな』北原美貴子(講談社)
『沖で待つ』絲山秋子(文藝春秋)
『私は私 ガユーナ・セアロの至道録』(知玄舎)
『白バラは散らず』インゲ・シェル著、内垣啓一訳(未來社)

祝・WBC優勝!!

2006-03-21 | スポーツ
王JAPANがついに頂点にたどり着きましたね!!おめでとうございます(^^)
テレビを観ながら応援していたのですが、力が入りましたね~。本当に嬉しいです。
素晴らしい試合をどうもありがとう。

実は私、子供の頃からの王さんファン。
一つ違いの兄がいるので、小さな頃から野球のまねっこをよくしていました。
MYグローブを持っていたのでキャッチボールはもちろんのこと、草野球で打席に立ったときは1本足打法なんて言いながら王さんの真似をしてしてみたり。
今日グラウンドの真ん中で祝福の胴上をされ宙に舞う、王監督の姿が見られて感無量です。

ちなみに、今応援している球団はもちろん福岡ソフトバンクホークス。
もっと前は西武ライオンズが好きでした。PL時代のKKコンビが好きで、清原選手を応援していたんです。あの頃(森監督時代)の西武の選手は、その後ダイエーに大勢移籍しているいるんですよね~。

西武といえば、松坂投手がMVPをとりました!おめでとうございます。
インタビューをしていたアナウンサーが、かつて甲子園で延長17回を投げあったPLの投手、上重聡アナだったのが印象的でした。上重アナもさぞかし嬉しかったでしょうね。
二人の姿を見ていて、少しだけ上重さんのプロ選手姿も見てみたかったな~と思ってしまいましたが。何しろ大学時代に完全試合の記録を持たれているんですもの。松坂世代は層が厚い!
あと、忘れてはならないイチロー選手。イチロー選手の存在感は凄かった。ヒーローになる人というのは努力と気力が桁外れだなぁと改めて実感しました。人々の心を打つ人というのは、それだけ努力しているんですよね。いろんな意味で励まされました。
実況アナの「エリア51」という言葉、忘れられそうにありません。

『沖で待つ』

2006-03-20 | 
芥川賞受賞作品『沖で待つ』絲山秋子、読了。
会社の同期の男女の信頼と友情の話。

読む前にタイトルから想像していた内容と全然違っていて驚いたのですが、
とても共感できる内容でした。
「です・ます」体の文章は、すとんすとんと胸にはまり込む感じ。
何度も何度も頷きながら読みました。

  仕事のことだったら、そいつのために何だってしてやる。
  同期ってそんなものじゃないかと思っていました。

上記の文章を目にした時、まさにそのとおりだと思いました。
私にとっても社会人1年目の同期の存在は特別です。
連絡は今でも取り合っていますが、滅多に会える時間はありません。
しかし、頑張っているであろう彼らの存在を思うだけで励みになるのです。
この本はそんな気持ちを代弁してくれたかのようでした。

主人公は住宅設備機器メーカー勤務という設定。
数年前まで建材メーカーに勤めていた私は、気持ちがわかりやすかった。

「納まらない現場っていうのは絶対にないんだよ」

最高の励ましの言葉です。これ、実際に言われたら落ち着くだろうなぁ。


国民審査

2006-03-15 | 思い、想う
昨夜、報道ステーションを一緒に見ていた家族全員で憤ってしまいました。
誠意のかけらも感じられない弁護士の行動…。
ドタキャンの上、理由が模擬裁判のリハーサル???これが最高裁での出来事だなんて。
もしも、最高裁判所裁判官の国民審査のように弁護士にも国民審査があったならば、私は間違いなくこの二人の弁護士に大きな「×」をつけますね!!


<山口の母子殺害、弁護士欠席で口頭弁論開けず…最高裁>

 山口県光市の本村洋さん(29)宅で1999年、妻(当時23歳)と長女(同11か月)が殺害された事件で殺人罪などに問われ、1、2審で無期懲役の判決を受けた同市内の元会社員(24)(犯行時18歳)について、最高裁第3小法廷は14日、死刑を求める検察側の上告を受けた口頭弁論を開こうとした。だが弁護士が2人とも出廷せず、弁論を開くことができなかった。

 改めて4月18日に弁論期日を指定したが、死刑求刑の事件で弁護士の出廷拒否は異例。訴訟遅延行為に当たる可能性もあり、浜田邦夫裁判長は法廷で「極めて遺憾」と、弁護士を強く非難する見解を読み上げた。

 この事件では、書面審理中心の最高裁が、弁論を開くことを昨年12月に決めたことで、死刑を相当とする判決になる可能性が出ている。死刑廃止運動を進める安田好弘、足立修一両弁護士が、今月6日に辞任した弁護士に代わって就任。「日本弁護士連合会が開催する裁判員制度の模擬裁判のリハーサルで、丸一日拘束される」との理由で、この日の法廷を欠席した。

 これに対し、検察官は法廷で、「審理を空転させ、判決を遅らせる意図なのは明白」と述べ、弁論を開いて結審するよう要請。浜田裁判長は「正当な理由のない不出頭」と述べたが、結審は見送った。

 安田弁護士らは今月7日付で、弁論を3か月延期するよう求める申請書も最高裁に提出しているが、翌日却下されていた。安田弁護士はこの日、「被告の言い分に最近変化があり、接見や記録の検討を重ねる時間が必要。裁判を長引かせる意図はない」とする声明を出した。

(2006年3月14日21時4分 読売新聞)

やられました

2006-03-08 | 日記
「Grazia 4月号」を書店で見て驚きました~。

    表紙の写真がセピア色!!

ファッション雑誌ということもあり色で溢れかえった華やかな表紙写真が多い中、一際存在感がありました。逆転の発想で大胆な試み。斬新だなぁ。「10周年記念特別号」ということで考えついたのだろうか?思わず感嘆の声をあげてしまいましたよ・・・。

この表紙、皆さんも感心したのでしょうか?のせられたのは少数派?