海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

ずっと繋がっている

2013-03-30 | 思い、想う

3月も残すところ、今日・明日だけになりましたね。
年度末です。
新たな旅立ちに希望や期待・緊張を抱いていらっしゃる方もおられるでしょう。

本日職場に、テニスで知り合ったお仲間さんが訪ねてくれました。
“引っ越しの挨拶に使いたい”からと、当社の「味附けのり」を買いに来られたのです。

“引っ越し”の言葉に、ピンと来ました。転勤なんですね。
初めてお会いした時から、いつかは転勤されることがわかっていましたが…、やはり淋しいものですね。

海の近くにずっと暮らし続けているご夫妻です。
彼らが海のものを贈り物に選ばれるのは、とても感慨深く、魚介類を扱う身としても嬉しく思います。

瀬戸内の、日本の海を、いつも守って下さってどうもありがとうございます。
私たちが想像する以上に、きっと大変なお仕事だと思います。どうぞこれからもお元気で、存分にお力を発揮されますように。

今日は、嬉しいハガキも届きました。
先日、東京から倉敷に一人旅に来られていた女性からです。
来年、桜咲く頃にまた来てくださることが綴られていました。

人生のほんの一時でも、優しい気持ちで一緒に過ごした時間や場所がある。
幸せなことですよね。

場所は離れてしまっても、ご縁はずっとずっと繋がったままです。
きっと、今まで出会った人たちのパワーが、次の新しい一歩を踏み出させてくれるはず。
そうしみじみと感じた、3月の終わりでした。

春分の日に。

2013-03-20 | 日記


「今年はまだゆっくり梅を眺めていなかった!」と、思い立ち。

配達を早々に終えてから、いざ備中国分寺へと車を走らせてきました。

白梅は満開を過ぎていましたが、紅梅はこれからが見頃という感じでした。

待っててくれてありがと〜♪



そして、その後は―。



お城?

いえいえ、違います。お寺です。

高梁市にあります「松連寺」さんです。

お彼岸だったので、大勢の方がお参りに来られていました。

私も、父方の実家のお墓参りです。


松連寺のお隣には、「男はつらいよ」のロケに使われた「薬師院」があります。

そこまで続く見事な石垣・・・。

この石垣を見る度に思います。

いろんな出来事を、多くの人たちを見てきたんだろうなぁ~、って。

松山城の砦として築かれた城郭づくりそのままの石垣は、一見の価値ありですよ!


境内にある桜の蕾がほころんでいました。

城下町・高梁の春爛漫まで、あと少し♪

心で繋がる音

2013-03-10 | 音楽


3月の楽しみのひとつ「倉敷音楽祭」。
初日の今日、「第五回 日本縦断和太鼓コンサート ~北海道編~」に行ってきました。
http://arsk.jp/m-fes/


倉敷はもちろんですが-。

北海道の、新潟の、福島の、宮城の、大分の。

空と大地と海と風、そして人を感じてきました。


心を、魂をこめて紡ぎ出された音色は、心の奥底までに響いてきます。

今日の音色たちは、直接心に語りかけてくるようでした。

自然と人と、心で繋がることの出来る音楽って本当に素敵ですよね。


いろいろ感じ、勉強になったコンサートでした。

素晴らしい音色を聴かせてくださった出演者の方々、どうもありがとうございました。

同じ空間をご一緒した皆さんもありがとうございます。



現在、倉敷では「倉敷春宵あかり」「ランチいただきます」も開催中。

音・光・食、倉敷をまるごと五感で楽しんじゃいましょう。

さて次は、どこに行こうかな♪

スイセンに寄せて

2013-03-07 | 思い、想う


スイセンが咲き始めました。

2011年の夏のこと。
植物を育てるのが大好きな友人から、スイセンの球根を頂きました。
それにはこんな経緯がありました。

“わが家の庭で大切に育ててきたスイセンの球根を被災地に届け、被災地で花を咲かそう”という、柳生真吾さんが始めた「スイセンプロジェクト」を知った私。
当時スイセンを育てていなかった私は、友人に話しました。
すると彼女はすぐに賛同し、庭のスイセンの球根を掘り起こしてくれたのです。
翌年春に咲きそうな大きな球根を被災地に、さらには、何年か大切に育てれば咲くであろう小さめの球根を私に贈ってくれました。

職場の駐車場の、夏場はひまわりが咲く場所のすぐ側に植えたスイセンたち。
2012年春には、3球花を付けました。
2013年の今年は、8球花芽を付けています。

あれから2年。
球根が小さくて咲かなかったスイセンも、花開くことのできる時間が過ぎました。

先日観劇した「明日、悲別で」の中で語られたセリフを思い出します。
「一寸引きって言葉があるんだ。太刀打ち出来ない重いものを動かすには、一度に全部動かすんじゃなくて、時間をかけて一寸づつ動かせ。そうすりゃそのうちいつかは動く。」

決して諦めることなく、動き続けよう。
少しずつでも前に進めるように。
花開くように。
そしていつか、満開の花と笑顔を咲かせましょう。


倉敷春宵あかり

2013-03-02 | 倉敷ってどんなところ?


数年前からこの時季になると倉敷の美観地区で開催される「倉敷春宵あかり」

毎年行きたいなぁと思いながらもタイミングが合わず…、

未だ目にしたことがありませんでした。



今年こそは必ず観るぞ!

と、予定の場所に行く前に少し寄り道をして楽しんできました。

美観地区滞在時間、わずか15分程度。

しかし、とても美しい光景に癒されました。



一番観てみたかった和傘あかり。

しっとりと落ち着いて美しかったなぁ。



影絵あかりも素敵でした。



ストーリーがあるんですよねぇ。



ロマンチックに浸りたい方、ぜひどうぞ♪



ちなみに、こんな場所に投影されています。

町屋の窓辺、風情がありますね。



倉敷春宵あかりは、美観地区一帯で3月1日~24日まで開催されています。

いろいろと趣向を凝らしたあかりたちが迎えてくれますよ。

倉敷の美しい春の夜、あなたも感じてみませんか?

私も、今度はもっとゆっくりと歩いてみようっと。




余談ですが-。

倉敷川のハクチョウさんは、大勢の方たちが来られていて賑やかだったにもかかわらず…。

スヤスヤおねむのお時間でした。

いい夢見てるのかな~。