海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

ひなまつりの宴

2014-03-03 | 季節を感じて・節句

・ひなあられをイメージした“てまり寿司”
・蛤の潮汁
・サザエの壷焼き
・菜の花のからし酢味噌和え
・白桃リキュール
おひなさまと共に♪


ご存知でしたか?

ピンク・緑・黄・白のひなあられは、四季を表しているのだそうです。

春も夏も秋も冬も。

どうぞ皆さまが健やかでありますように―。



【余談】
桃の節句に合わせて、サザエのプレゼントが届きました。
ありがとうございま〜す♪

十三夜

2013-10-17 | 季節を感じて・節句

後の月。

十五夜の芋名月に対し、

栗名月とも豆名月とも呼ばれる十三夜。

十五夜を祝う風習は中国由来のもので、

十三夜を祝うのは日本特有のものなのだそう。

そして十五夜と十三夜のどちらかの月見しかしないことは、

「片見月」といって縁起が悪いものとされていました。


そんな十三夜の日に―。

特別な場所で、この夜にぴったりの、

素敵なお話をお聴きしてきました。


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『朗読ラボ&ラブ』
森田恵子朗読会 

御題:樋口一葉『十三夜』
場所:(公財)倉敷天文台 彰邦館
   倉敷市中央2丁目19-10
日時:10月17日(木)・18日(金)・19日(土)
開場:18:30開演:19:00 
料金:1,500円(菓子付き)

18:30:開場  
19:00:朗読公演
20:00:トークタイム&お楽しみ抽選会
20:30:お月様を愛でる時間(ご自由に~)
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おかやまアナウンス・ラボ株式会社http://announce-lab.jp/index.htmlの代表であり、

フリーアナウンサーである森田恵子さんの朗読会です。



この扉を開け、数歩歩いたその先には―。

思わず「わぁっ!」と声を挙げそうになるくらい、

素敵な空間が広がっていました。



屋内での場面を朗読されるときは、こちら側で。



屋外での場面は、こちら側で。



時に立ち上がり、

歩きながら。


朗読会というものには、何度も参加したことがあります。

森田恵子さんの朗読会も何度か拝聴しています。


今回の朗読会は、ひとり芝居を拝見しているのかと思うくらいの、

素晴らしい表現力でした。


明治五年生まれの樋口一葉。

彼女の文体は、現代人には少々難しく・・・。

聴くだけで頭にスッと入ってこなかったら淋しいので、

予習(再読)をして行ったのですが。


表現力に圧倒されました。

人の声って、言葉って、

力がありますね。



第十二代おかやま着物文化人(ぶんかびと)でもいらっしゃる、森田さん。

この日も素敵な着物をお召しでした。

帯揚げ・帯締め・下駄の鼻緒(たぶん八掛けも)の色を合わせられていたのが、

粋だったなぁ。

そしていつも、朗読の台本カバーが着物地なのも素敵です。

(写真の机右奥に写っているのが台本です)



素敵な朗読会のあと、お隣の観望室で眺めた十三夜のお月さま。(冒頭の写真)

綺麗だったなぁ。

心に沁みました。


森田恵子さん、

同じ時と空間をご一緒してくださった皆さま、

どうもありがとうございました。

素敵な一夜に感謝です。


心ほっこり、秋の味覚

2013-10-08 | 季節を感じて・節句


朝一番に栗を、

栗を飾っていたらアケビを、

お客様から頂きました。


幸せ感じる実りの秋に感謝です。

山も海も、自然界は着実に季節が巡っていますね。



「お父さんに持って帰ってあげたら?」

父のアケビ好きを知る同僚からそう言われて―。

食べごろに熟れているアケビをひとつ持って帰りました。

お供えしてから、母と半分こにして頂きました。

母と顔を見合わせて、笑顔でひとこと。

「甘いね~♪」


懐かしくてやさしい、甘い甘い味がしました。






今夏初めての大輪の花

2013-07-14 | 季節を感じて・節句

この夏初めての花火を、

お仲間さんたちと一緒に、

地面に敷いたシートに寝転がって眺めてきました。


夜空にドドーンと咲いた大輪の花たち。

それも自分に降ってくるんじゃないかと思うくらいの、真上で。


 ( 奇麗だったなぁ。 )

 ( 迫力満点だったなぁ。 )


皆さまにも、幸せのお福分けを♪






桜ドライブ

2012-04-11 | 季節を感じて・節句


水曜日、雨の予報が出ていたので。

昨日10日(火)に急遽、母とお花見ドライブに行ってきました。

車酔いをする母なので、前もって酔い止めを飲んで待っていてもらいましたよ~。



坂道・階段が少し不安な母。

平らなところで桜を間近に観られる場所があるところを選択。



目の前が海という環境に暮らしているので、私たちは水辺が大好き。

金光の丸山公園は気に入ったご様子でした。

風も心地良かったしね♪



坂道だらけだけど、やっぱりこの場所は外せないと玉島の円通寺公園へ。

残念ながら、母はこの坂道を歩か(け)なかった・・・。

ちょっと休憩をしてもらっている間に、私は頂上まで駆け上がってきました♪

(撮った写真を母に披露)



ここ、私の大好きな場所です♪

ひとりで桜の木々に囲まれて、座っていらっしゃる男性を発見。

この後、ゴロンと芝生に寝転がっておられました。

気持ち良いだろうな~~~。

何て贅沢な桜の楽しみ方なんでしょう。



それにしてもここの桜たち、大きくなりました。

私が走り回って遊んでいた子どもの頃は、こんなに大きくなかったものね。

今や、満開になると“桜の海”状態です。

桜の花たちに溺れそう~。



流れるような枝ぶり。

お気に入りの桜の木です。

今年も満開の時に会えました。



頂上にある「童と良寛」。

桜に囲まれて―。

さらにやわらかな表情で童たちと遊んでいるように見える、良寛さんです。



そして、やっぱり!!

玉島港を一望できるここからの眺めは最高ですね。

大好きな風景です♪

今年もこの時季に、ここの空気を吸えて幸せです。

できれば母も一緒に眺められればもっと幸せだったのだけど。

来年は一緒に歩けるといいなぁ。


玉島の幼稚園近辺を歩き、金光の丸山公園、駅周辺、そして円通寺公園へ。

玉島から金光をぐるりお花見ドライブを楽しんだ昨日。

帰ってから「どこが一番よかった?」と尋ねてみると、「初めて訪れた丸山公園」と。

寄ってよかったわ~。


ちょっとずつちょっとずつ、日々歩く訓練をして。

来年はもっと桜散歩を一緒にできるといいね、お母さん。

昨日は幸せなひとときをありがとう。



どうぞあなたの元へも、桜の思い出が今年もまた新たに増えますように―。

大寒たまご

2012-01-21 | 季節を感じて・節句


“大寒の日に産まれたたまごを食べると、滋養に富んでいるので健康に暮らせる”
(風水では金運が上昇するとも言われているそう)

というわけで、玉島にあります「うぶこっこ家」さんにて、
「大寒たまご」を購入してきましたよ~!
鶏さん、養鶏所の皆さん、食卓まで届く間に関わっていらっしゃる全ての皆さん、
どうもありがとうございます。
新鮮で栄養たっぷりのおいしいたまごが食べられるのも、皆さんのおかげです。

子どもの頃、わが家では2羽の鶏を飼っていました。
母にとてもなついていて。
毎日交互に、たまごを産んでくれていました。
私の通った幼稚園でも、鶏を飼育していました。
当番の日には、産んだたまごをもらえることになっていたんです。
割れないように持ち帰るための袋までありました。
今の時代の子どもたちは、鶏が卵を産んでいるところを見る機会に恵まれたことがあるのかなぁ。
新鮮なたまごを目の前に、いろいろなことを思い出す、思う大寒の日となりました。

さて、どうやって食べようかな~。
やっぱり最初は「たまごかけごはん」にしようっと♪

寒さ厳しいときです。
皆さま栄養をしっかりとって、元気いっぱい笑顔で過ごせますように。

辰年

2012-01-01 | 季節を感じて・節句


新しい年になりましたね!辰年です。
といいつつ、辰ではなく獅子の絵。
今年のお正月は、新年のご挨拶をご遠慮させて頂かねばならず―。
新年最初の記事をどうしよう?と考えた末に、辰のゴム版をバーンと載せようと思いついたのです。
いやはや・・・、私の記憶では龍があったはずだったのですが、探してみたけれど見つからず。
見つけ出したものの中から、縁起物の獅子を選んでみました。


ちなみに冒頭の獅子はゴム版ではなく、紙を切り出したものです。
これ、父の作品なんです。
他にもいくつかありまして、きちんと缶(ユーハイムのお菓子が入っていた)の中に片付けられていました。



父、40代半ばから50歳過ぎくらいまでの作品たちです。
年賀状を書く時期になると、デザインを起こし、製作していたのを覚えています。
工学部機械科出身、元・設計士。
私にもこの繊細さと緻密さが受け継がれていたら良かったんだけどな~。
母も刺繍が好きで、丁寧にコツコツ仕上げるタイプ。
私、何かを組み立てたり作ったりするのって好きだけど、二人の足元にも及ばない。
今年こそは丁寧・繊細を目指すぞ!

こんな私ではございますが―。

「海辺のねこ」にお越し下さっている皆さま、
いつも温かなお言葉を寄せてくださる皆さま、
本年もどうぞよろしくお願い致します。




お餅が大好きなわが家は、今年もお雑煮を食べています。
もちろんブリ入り。モガイも。
 
父曰く「昔は餅を年の数だけ食べたもんじゃ。」
2つ食べたところで「もうお腹いっぱーい!」という母に、「年の数だけ食べんといけんのんで?」と言ってみると。
「ひとつで35歳分」という言葉が返ってきました・・・。
(それでも足りとらんで・・・)

母よ、今年も笑顔をありがとう。


皆さまも笑顔溢れる一年になりますように!!

1本の電話から。

2011-10-17 | 季節を感じて・節句


前の日記で「秋の景色を満喫したいなぁ、と思っている今日この頃です。」と綴った私。

1本のお電話を頂いたおかげで、素敵な景色を目にすることが出来ました。

訪れたのは、玉島にありますフラワーフィールド。

以前何度かここで紹介したことがあるので、ご存知の方もいらっしゃいますよね。



コスモス畑の中を歩いてきましたよ!

ゆっくり、ぐるりと。


まだ固い蕾の状態のものや、微笑んでいるように咲きかけているもの。

パッと大輪の花を咲かせているもの。

それぞれが表情豊かに迎えてくれました。



風にゆらゆら揺れるコスモス。

風があると写真を撮るには大変だけど、やっぱりコスモスには風が似合う。

一緒に吹かれてきました。肌で風を感じてきました。

素敵な時間をプレゼントしてくださった電話の主に感謝です。

(電話の詳細はこちらでどうぞ。→「玉島魚市場 お魚情報」



玉島E地区にあります「フラワーフィールド コスモス畑」。

この時季に玉島を訪れるご予定のある方は、ぜひ一度はご覧になってみてくださいね。

ただ今、見頃を迎えています。



遠くにいらっしゃる皆さんの元へも、

コスモスの花たちを揺らした優しい風が、

どうぞ届きますように―。



月見る月

2011-09-14 | 季節を感じて・節句

12日は中秋の名月でしたね。
今年は天候に恵まれ、晴れ渡った夜空にお姿を拝見することが出来ました。
皆さんもご覧になられたでしょうか?


今年は、会社の事務所もお月見仕様になりました。
10日の土曜日にね、お客さまに「来週の月曜は中秋の名月ですね」と話していたんです。
すると月曜日の朝、「はい!mariちゃん」とススキを1束手渡してくださいました。
刈ったばかりなのか、片手に握りしめて事務所に歩いてこられた姿を目にした時、
本当に嬉しかったなぁ。
お気持ちに感謝です。
足元にリンドウを添えて生けましたよ。


我が家では、恒例の月見団子と月見うどんを用意しました。
地元の和菓子屋さんと、近所の八百屋さんに電話をかけて取り置きをしてもらっていたのです。
子どもの頃から、お月見の日には“お団子”と“うどん”。
欠かせません!




今年の中秋の名月は、友人とお月見デートでした。
ふたりしてお月さまに手を合わせて拝みました。

十六夜の日は、その友人から「良かったよ」と後押しをして貰った映画を観てきました。
2週間も前から「行こうかな~、どうしようかな~」と迷っていたんです。
原作の世界がとても気に入っていたので、悩んでいたんですよね。
彼女も原作もきちんと読んでから観たそうで、その上ですすめてくれました。
観に行ってよかったです。
Tちゃんありがとう。

原作のお話、ここで綴ろうと思いながらずっとそのままになっています。
たくさん思うことがあって、Tちゃんといろいろと話をして感じることもあって。
そのうち映画のことも含めて、綴れたらいいなぁと思っています。


ちなみに―。
我が家で天体観測を一緒にしてくれるのは母だけです。
今年も一緒に夜空を仰ぎました。
母とも、お月さまに手を合わせて拝みましたよ♪

また来年も、美しい中秋の名月を愛でることができますように。
母、友人、大切な方たちと一緒にね。
そして、世界中の月を観ているみなさんと幸せな時間を共有できますように。