ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ハグロトンボ

2006年07月27日 | 生き物 自然


知り合いの家にお邪魔すると、裏庭にハグロトンボが
いた。
このハグロトンボというのは、かつてはどんな川にも
いて、決して珍しい種類のものではなかったのだが、
最近ではめったに見られなくなった。
絶滅危惧種というほどではないが、限られたところで
しか見られない種類のトンボになってしまったのだ。

聞くと、この時期にはいつも庭にいるということだっ
た。
この家の庭は、春にはヒメギフチョウが飛んでくるし、
なかなか虫ポテンシャルが高い。
早速、ハグロトンボの写真を撮ろうとしたが、人の気
配に敏感でなかなか近づけない。
そのうち遠くに行ってしまい、諦めざる得なかった。
胴体が青銅の金属光、羽が真っ黒で、止まってるとき
に羽を閉じてるトンボと言えば、「ああ、あれか」と
分かるのではないか(そんなこともない?)。

その後、庭の奥にある畑に行くと(小川があってそこ
がハグロトンボの生育環境になっている)、今度はミ
ヤマアカネがいた。
このトンボも、「かつて普通今は少ない種」だ。
一応諏訪盆地に属して、決して山の中ではないところ
に、まだこんな環境が残されている。
このままの状態で、続いていってほしいものだ
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