ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

トマソン 南画タイプ

2010年02月18日 | トマソン


昨日も随分寒かったが、なるほど、最高気 温がマイナス0.8°の真冬日だ。しかし、い い加減真冬日だけは勘弁してほしい。 「トマソン」物件(赤瀬川原平さんが提唱) として「原爆タイプ」と名づけられている ものがある。家の壁などに、例えば隣の家 が取り壊されたとき、その壊された家の形 がくっきり壁に残されるあれだ(ここの画 像でもちょくちょく登場)。密着した家同 士、つまり昔の家がある家並みに発生しや すい。だから大体は、屋根の形だ。そんな 中、近所に面白い物件があり、しかも出来 がいいいう情報が以前からもたされていた。 そして、とうとうそれを見てきたのだが(写 真)、これがまた想像以上に出来が良く、ま るで水墨画でもかいたような完成度の高い ものだった。しかも珍しいタイプの植物系。 南画タイプとでも名付けようか。こういう のがあるから散歩も楽しくなるのだ。
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