ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

アールヌーボー

2006年07月15日 | 芸術


野山を歩いていると、突然視界に、何か奇妙なものが
飛び込んでくることがある。
視界に違和感を感じるといった、そんな瞬間だ。
それは、自然の風景が元々奇妙なわけではなく、見て
るほうが勝手にそう感じてしまった、ということなの
だが、何故そう感じてしまうかというと、予めイメージ
した「調和した自然の風景」から排除したものが、突
然、紛れ込んで来るからだ。
それらを無意識的に異物として認識しているから、違
和感を感じることになるのだ。
(本来は、自然の風景に奇妙も普通もあるわけではなく、
全ては人間の視線によって振り分けられているのに過
ぎないのだが)。

と、そんな勝手な自然観を持って捉えた写真が今日の
もの。
90度回転したら、アールヌーボーの取っ手になった。
ちょっと無理がある?

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