ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

テレビドラマ ER

2011年03月08日 | Weblog

 

BSでERをまとめて放映しているので、少し見る。シリーズ終了ということでの特集のようだ。このドラマ、初めのころ、つまりジョージ.クルーニーなんかが出ていたころは結構見ていた。硬質のドラマで、テンポもよく救急医療の現場の臨場感もありで、日本のドラマより数倍よくできていて結構好きだった(他ではFBI失踪者を追え)。のだが、回を重ねるごとに(シーズン何とかと)、ネタ切れ(不可避)となってきて、マンネリ化、そして主人公たちのプライベートな場部分に重きを置きだして(要するに惚れた腫れたの世界)一気に詰まらなくなり見なくなっていた。このドラマに期待するのは、医療現場で起こる硬質なドラマだと思う。

そんなこともありの久しぶりのER、相変わらず余計なドラマが多い。それとこのドラマだけではなくアメリカものに共通することで昔から思っていたことだが、どうしてこう自己主張ばかり強く、しかも馬鹿っぽい人間ばかりなのか。これがアメリカ人だからだ、とついつい単純化してしまいそうだ。しかしここで日本のドラマを振り返る。大分詰まらなくなったERでも、それでも日本のドラマよりはしっかり作られていると言う現状。日本のドラマは、人間がどうのというより全体が馬鹿っぽいのだった。そうやって見ると、とてもアメリカ人はなどと言えるものではない事に気付く。日本のテレビドラマの方が以前の問題で、遥かに程度が低かった。

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