ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

久しぶりの本格チーズ

2010年03月25日 | 食べ物


おみやげで、チーズを二種類貰った。一つ
は乳牛のハードタイプ。「カンタル」や「ア
ボンダンス」のような外見だが、初めて聞
く名前のチーズだ。ということで、何だっ
たかよく覚えていない。ハードタイプだっ
たら羊が何と言っても好みだが、飽くまで
も貰い物なので、そんな贅沢は言ってられ
ない。早速全粒粉のバゲット(これも一緒
におみやげ)と食べてみたが、結構熟成し
ていて旨かった。多分、12ヶ月熟成は行っ
てるだろう(この部分適当)。羊に比べる
と甘みが強いので乳牛製は好みでは無いの
だが、これはそれ程その部分は強くなく、
熟成した旨みが多く、結果好きな味に近く
なってるようだ。乳牛で唯一好きなトムド
サボアに近い風味と、栗のような風味も
感じる。

もうひとつは、シェーブル。山羊チーズだ
が、これもハードタイプと同じく聞いたこ
とが無い名前のものだった。拠って、同じ
く覚えていないが、タイムで香りをつけた
ものということで、店員さんに勧められて
買ってきたらしい。見てみると、どこにも
タイムらしいものの姿は見えない。唯これ
も、同じく熟成は適度に進んでいて、どろっ
と溶ける部分が結構ある。見かけはいい具
合であるのだ。そして食べてみると、ここ
で初めてタイムが主張。確かに、タイムの
風味が感じられた。何も聞かされてないと、
タイムかどうかはすぐに分からないと思う
が、何かの香りがするのははっきり分かる
位、普通のシェーブルの味とは大きく違う。
食べる前にはタイムか、余計な味はつけて
欲しくないなと思ったが(貰い物にも拘ら
ず)、これはこれで決して合わないもので
はないなと思った。吉祥寺の人気店で買っ
たというバゲットも美味いし、久しぶりに
味わう本格チーズであった。ということで、
そのシェーブルの写真を食べ物ブログ風に
撮ってみた。
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